東浦町 (兵庫県)
日本の兵庫県津名郡にあった町
東浦町(ひがしうらちょう)は、兵庫県の淡路島北部にあった町。
ひがしうらちょう 東浦町 | |||||
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あわじ花さじきのコスモス | |||||
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廃止日 | 2005年4月1日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 津名町、淡路町、北淡町、一宮町、東浦町 → 淡路市 | ||||
現在の自治体 | 淡路市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 近畿地方 | ||||
都道府県 | 兵庫県 | ||||
郡 | 津名郡 | ||||
市町村コード | 28686-9 | ||||
面積 | 24.42 km2 | ||||
総人口 |
8,663人 (推計人口、2005年3月1日) | ||||
隣接自治体 | 津名町、淡路町、北淡町 | ||||
町の木 | ウバメガシ | ||||
町の花 | カーネーション | ||||
町の鳥 | 千鳥 | ||||
東浦町役場 | |||||
所在地 |
〒656-2392 兵庫県津名郡東浦町久留麻239番地1 | ||||
外部リンク | 東浦町(Internet Archive) | ||||
座標 | 北緯34度31分57秒 東経134度59分27秒 / 北緯34.5325度 東経134.99075度座標: 北緯34度31分57秒 東経134度59分27秒 / 北緯34.5325度 東経134.99075度 | ||||
ウィキプロジェクト |
地理
編集大阪湾の西側に位置し、東経135度の子午線が通る自治体としては最南端にある[1]。
歴史
編集- 1961年(昭和36年)6月19日 - 津名郡淡路町の一部([2])が分立して発足(経緯は後述)[3][4]。
- 1962年(昭和37年)3月24日 - 東浦の「ヒ」を図案化した町章を制定[5][4]。
- 1966年(昭和41年)3月30日 - 国道28号が全線開通[3][5][4]。
- 1968年(昭和43年)7月29日 - 大磯から須磨区までフェリーボートが就航[3][5][4]。
- 1970年(昭和45年)4月1日 - 釜口出張所が廃止[3][5]。
- 1981年(昭和56年)5月11日 - 町民憲章を制定[3][4]。
- 1981年(昭和56年)6月7日 - 東浦町芸能祭を初開催[3][4]。
- 1986年(昭和61年)6月7日 - 兵庫県立洲本実業高等学校東浦校が大磯に移転[3][4]。
- 1987年(昭和62年)3月15日 - 岡山県御津郡建部町との姉妹提携調印式を行う[3][4]。
- 1988年(昭和63年)5月18日 - B&G東浦海洋センターが完成[3][4]。
- 1990年(平成2年)3月31日 - 国営北淡路農地開発事業が完成[3][4]。
- 1994年(平成6年)10月13日 - 神戸淡路鳴門自動車道東浦インターチェンジが起工[3][4]。
- 1998年(平成10年)4月4日 - 兵庫県立あわじ花さじきが開園[3][4]。
- 1998年(平成10年)4月5日 - 神戸淡路鳴門自動車道が完成[3][4]。淡路フェリーボートが廃止[3][4]。
- 2000年(平成12年)3月18日 - ジャパンフローラ2000が開幕[3][4]。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 淡路町・一宮町・津名町・北淡町と合併して淡路市が発足。同日東浦町廃止。
淡路町からの分町
編集1958年に岩屋町・浦村・仮屋町・釜口村の4町村が合併して淡路町が発足したが、新庁舎の位置などを巡り岩屋地区とほか3地区が対立し、その他の3地区が分町して東浦町を発足させた[6]。その際に血縁・地縁関係から淡路町に残留する人がいたため、その土地が飛地として淡路町側に残ることとなった[6]。2002年時点で、淡路町内に東浦町民5世帯、東浦町内に淡路町民140世帯が居住し、また淡路町教育委員会によると、2002年度に東浦町内の飛び地から淡路町内の幼稚園・小中学生に通園・通学する子供が28人に上っていたほか、友人関係から就学前に親類のところに籍を移す人も存在した[6]。
行政
編集代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
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1 | 砂川忠弥 | 1961年(昭和36年)7月18日 | 1965年(昭和40年)7月16日 | |
2 | 新阜貞二 | 1965年(昭和40年)7月17日 | 1985年(昭和60年)7月16日 | |
3 | 新阜京一 | 1985年(昭和60年)7月17日 | 2005年(平成17年)3月31日 |
経済
編集産業
編集- 主な産業
- 産業人口
漁業
編集- 仮屋漁港
姉妹都市・提携都市
編集日本国内
編集地域
編集- 合併後は大字表記になっている。
大字名 | 郵便番号 |
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浦 | 656-2305 |
大磯 | 656-2302 |
釜口 | 656-2334 |
仮屋 | 656-2331 |
楠本 | 656-2301 |
久留麻 | 656-2311 |
小磯 | 656-2303 |
河内 | 656-2323 |
下田 | 656-2303 |
白山 | 656-2322 |
谷 | 656-2332 |
中持 | 656-2321 |
浜 | 656-2304 |
夢舞台 | 656-2306 |
健康
編集- 平均年齢
教育
編集高等学校
編集中学校
編集- 東浦町立東浦中学校
小学校
編集- 東浦町立浦小学校
- 東浦町立釜口小学校
- 東浦町立学習小学校
交通
編集鉄道
編集町内には通っていない。
道路
編集- 高速道路
船舶
編集- 大磯港
- 浦港
- かつては淡路フェリーが長田港、淡路連絡汽船が岩屋港経由明石港行きの航路を運航していた。
- 釜口港
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
編集- 兵庫県立あわじ花さじき[3][4]
- 東浦町立陶芸館
- 中浜稔猫美術館
- 東浦サンパーク
- 妙勝寺
- 淡路夢舞台
- 兵庫県立淡路夢舞台国際会議場
- グランドニッコー淡路(旧ウェスティンホテル淡路)
- 2002 FIFAワールドカップの際にイングランド代表チームが宿泊した。
出身有名人
編集その他
編集- 東浦町分立の際、世帯単位で淡路町に残ってもよいことになり、東浦町内の至る所に淡路町の飛地が存在することになった。淡路町の飛地に住む世帯は岩屋の小・中学校に通わなければならず、不便を強いられることになった。
脚注
編集- ^ “東浦町東経135度子午線標識を訪ねて”. 東経135度子午線標識を訪ねて. 2012年5月16日閲覧。
- ^ 概ね旧仮屋町・浦村・釜口村にあたる。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q “東浦町のあゆみ”. 東浦町. 2012年5月16日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q “東浦町制40周年記念誌”. 東浦町. 2012年5月16日閲覧。
- ^ a b c d “東浦町制20周年記念誌”. 東浦町. 2012年5月16日閲覧。
- ^ a b c “「解消が絶対条件」/住民生活に不便強いる”. 神戸新聞 (2002年8月14日). 2002年10月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月17日閲覧。
- ^ 淡路市の郵便番号一覧(郵便局)
関連項目
編集外部リンク
編集- 津名郡5町合併協議会
- 東浦町ホームページ(2005/03/14アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project