1885年
年
(明治18年から転送)
1885年(1885 ねん)は、西暦(グレゴリオ暦)による、木曜日から始まる平年。明治18年。
千年紀: | 2千年紀 |
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世紀: | 18世紀 - 19世紀 - 20世紀 |
十年紀: | 1860年代 1870年代 1880年代 1890年代 1900年代 |
年: | 1882年 1883年 1884年 1885年 1886年 1887年 1888年 |
他の紀年法
編集カレンダー
編集できごと
編集- オーストリア人化学者のカール・アウアー・フォン・ベルスバッハがマントルを開発し、街頭・工場・家庭の照明として使われるようになった。[1]
1月
編集- 1月4日 - 世界初の虫垂切除術実施(米国アイオワ州)
- 1月8日 - 大日本除虫菊(現 金鳥)操業開始
- 1月9日 - 日本(井上馨)と朝鮮(金弘集)の間で漢城条約締結
- 1月15日 - 文武講習館(翌年に成城学校と改称、後の成城中・高等学校)創設
- 1月27日 - ハワイ王国への官約移民第一号となる944名が渡航(以後9年間で約29,000人が移民)
2月
編集- 2月9日 - 日本人移民がハワイ王国へ到着(ハワイにおける日本人移民)
- 2月17日 - ビスマルクがドイツ領東アフリカ統治をカール・ペータースに認可
- 2月18日 - マーク・トウェイン「ハックルベリー・フィンの冒険」出版
- 2月25日 - ワシントン記念塔除幕式
- 2月26日 - ベルリン会議閉会: ベルギーがコンゴで,英国がナイジェリアで主権を確立
3月
編集- 3月1日 - 日本鉄道: 品川線開通(品川 - 渋谷 - 新宿 - 板橋 - 赤羽)
- 3月3日 - AT&T発足
- 3月4日 - グロバー・クリーブランドが第22代米国大統領に就任(1期目)
- 3月14日 - ギルバート&サリヴァン喜歌劇「ミカド」初演(ロンドン)
- 3月16日 - 日本鉄道: 品川線目黒駅開業
- 3月16日 - 脱亜論が新聞『時事新報』に社説として掲載。
- 3月18日 - ヤコブ・メッケルが陸軍大学校教官に着任
- 3月19日 - カナダ・サスカチュワン州でルイ・リエルが再び連邦政府に対する反乱を開始。
- 3月30日 - 清仏戦争: 仏フェリー政府瓦解
- 3月31日 - 英国がベチュアナランドを保護国化
4月
編集- 4月3日 - ゴットリープ・ダイムラーが水冷エンジンの特許を取得
- 4月4日 - 清仏戦争: 予備平和条約調印
- 4月15日 - 英海軍が朝鮮巨文島を占領(巨文島事件)
- 4月18日 - 日本(伊藤博文)と清国(李鴻章)間で天津条約締結
- 4月18日 - 専売特許条例発布(施行7月1日)
- 4月30日 - ボストン・ポップス・オーケストラ創立
5月
編集6月
編集- 6月2日 - 琵琶湖疏水起工
- 6月5日 - 鳥取県立倉吉農学校(現鳥取県立倉吉農業高等学校)開校
- 6月9日 - 清仏戦争: 天津条約調印
- 6月17日
- 自由の女神像がニューヨーク港に到着
- 明治十八年の淀川洪水。淀川支流天野川決壊、以後7月にかけて大阪府淀川流域に洪水被害。
- 6月23日 - 英国でソールズベリー内閣成立(1期目)
- 6月24日 - サミュエル・ファーガソン(Samuel David Ferguson)が黒人として初めて米国聖公会主教となる
7月
編集8月
編集9月
編集10月
編集- 10月1日
- 10月9日 - 東京感化院設立
- 10月13日 - 東海道線大森駅構内で列車が脱線転覆し、乗客1名が死亡。日本初の鉄道旅客死亡事故。
- 10月14日 - 浅草水族館開館
- 10月15日 - 鉄道局高崎・横川間開業
- 10月24日 - ヨハン・シュトラウス2世喜歌劇「ジプシー男爵」初演(アン・デア・ウィーン劇場)
- 10月25日 - ブラームス交響曲第4番初演(マイニンゲン)
11月
編集12月
編集誕生
編集→「Category:1885年生」も参照
- 1月2日 - アンナ・ヒュブラー、フィギュアスケート選手(+ 1976年)
- 1月16日 - 周作人、随筆家・翻訳家(+ 1967年)
- 1月17日 - 大杉栄、思想家・アナキスト(+ 1923年)
- 1月17日 - 野辺地天馬、児童文学作家・伝道師(+ 1965年)
- 1月20日 - 尾崎放哉、俳人(+ 1926年)
- 1月21日 - ウンベルト・ノビレ、探検家(+ 1978年)
- 1月21日 - 板垣征四郎、陸軍軍人・政治家(+ 1948年)
- 1月24日 - トーマス・栗原、映画監督(+ 1926年)
- 1月25日 - 北原白秋、詩人(+ 1942年)
- 1月26日 - ペル・トーレン、フィギュアスケート選手(+ 1962年)
- 1月27日 - エドゥアルド・キュンネッケ、作曲家(+ 1953年)
- 1月27日 - 前田青邨、日本画家(+ 1977年)
- 1月28日 - ルイス・ネルソン・ドリール、クラリネット奏者(+ 1949年)
- 2月3日 - 田辺元、哲学者(+ 1962年)
- 2月7日 - シンクレア・ルイス、小説家(+ 1951年)
- 2月7日 - 高碕達之助、政治家・実業家(+ 1964年)
- 2月9日 - アルバン・ベルク、作曲家(+ 1935年)
- 2月13日 - ベス・トルーマン、トルーマン第33代米大統領の妻(+ 1982年)
- 2月14日 - 吉田善吾、海軍軍人(+ 1966年)
- 2月21日 - サシャ・ギトリ、映画監督・劇作家(+ 1957年)
- 2月24日 - チェスター・ニミッツ、アメリカ海軍の元帥(+ 1969年)
- 2月25日 - アリス・オブ・バッテンバーグ、ギリシャの王族(+ 1969年)
- 3月7日 - ジョン・トーヴィー、イギリス海軍の提督(+ 1971年)
- 3月10日 - タマーラ・カルサヴィナ、バレリーナ(+ 1978年)
- 3月20日 - 黒瀬川浪之助、大相撲の力士(+ 1957年)
- 3月30日 - ノエル・ヌエット、詩人・画家(+ 1969年)
- 3月31日 - ジュール・パスキン、画家(+ 1930年)
- 4月1日 - ウォーレス・ビアリー、俳優(+ 1949年)
- 4月4日 - 中里介山、小説家(+ 1944年)
- 4月4日 - 本居長世、童謡作曲家(+ 1945年)
- 4月11日 - 正力松太郎、読売新聞社社主(+ 1969年)
- 4月12日 - ロベール・ドローネー、画家(+ 1941年)
- 4月25日 - 古賀峯一、海軍軍人(+ 1944年)
- 4月26日 - 飯田蛇笏、俳人(+ 1962年)
- 4月30日 - ルイージ・ルッソロ、画家・作曲家(+ 1947年)
- 5月4日 - レオ・シロタ、ピアニスト(+ 1965年)
- 5月6日 - 野上弥生子、小説家(+ 1985年)
- 5月12日 - 武者小路実篤、小説家(+ 1976年)
- 5月14日 - オットー・クレンペラー、指揮者・作曲家(+ 1973年)
- 5月21日 - ゾフィー・フォン・シェーンブルク=ヴァルデンブルク、アルバニア公ヴィルヘルムの妃(+ 1936年)
- 5月22日 - 豊田副武、第29・30代連合艦隊司令長官(+ 1957年)
- 5月22日 - 中勘助、作家・詩人(+ 1965年)
- 5月26日 - 牧野良三、政治家(+ 1961年)
- 5月30日 - エセル・ミューケルト、フィギュアスケート選手(+ 1953年)
- 6月6日 - 川端龍子、日本画家・俳人(+ 1966年)
- 6月8日 - 土岐善麿、歌人・国語学者(+ 1980年)
- 6月14日 - シーサワーンウォン、ラオス王(+ 1959年)
- 7月5日 - アンドレ・ロート、画家(+ 1962年)
- 7月8日 - エルンスト・ブロッホ、哲学者(+ 1977年)
- 7月19日 - 野依秀市、ジャーナリスト・政治家(+ 1968年)
- 8月1日 - 木下杢太郎、医学者・詩人・劇作家(+ 1945年)
- 8月22日 - 出光佐三、実業家、出光興産創業者(+ 1981年)
- 8月24日 - 若山牧水、歌人(+ 1924年)
- 9月4日 - 鈴木文治、政治家・労働運動家(+ 1946年)
- 9月11日 - D・H・ローレンス、小説家(+ 1930年)
- 9月22日 - エリッヒ・フォン・シュトロハイム、映画監督・俳優(+ 1957年)
- 10月7日 - ニールス・ボーア、物理学者(+ 1962年)
- 10月11日 - フランソワ・モーリアック、小説家(+ 1970年)
- 10月15日 - 柳原白蓮、歌人(+ 1967年)
- 10月30日 - エズラ・パウンド、詩人(+ 1972年)
- 11月2日 - ハーロー・シャプレー、天文学者(+ 1972年)
- 11月5日 - 石川一郎、財界人、旧経団連初代会長(+ 1970年)
- 11月8日 - 山下奉文、日本陸軍の大将(+ 1946年)
- 11月8日 - 田波御白、歌人(+1913年)
- 11月11日 - ジョージ・パットン、アメリカ軍の将軍(+ 1945年)
- 11月15日 - 野尻抱影、随筆家・天文研究家(+ 1977年)
- 11月17日 - 萬鉄五郎、洋画家(+ 1927年)
- 11月26日 - ハインリヒ・ブリューニング、第12代ドイツ国首相(+ 1970年)
- 12月2日 - ジョージ・リチャーズ・マイノット、生物学者(+ 1950年)
- 12月15日 - 山中峯太郎、陸軍軍人・小説家(+ 1966年)
- 12月28日 - ウラジーミル・タトリン、画家・彫刻家・建築家・デザイナー・舞台美術家(+ 1953年)
死去
編集→「Category:1885年没」も参照
- 2月7日 - 岩崎弥太郎[2]、実業家、三菱財閥創業者(* 1835年)
- 2月22日 - ホーレス・ケプロン、軍人・政治家(* 1804年)
- 3月24日 - ジェイコブ・トンプソン、第5代アメリカ合衆国内務長官(* 1810年)
- 4月20日 - グスタフ・ナハティガル、探検家(* 1823年)
- 5月20日 - フレデリック・セオドア・フリーリングハイゼン、第29代アメリカ合衆国国務長官(* 1817年)
- 5月22日 - ヴィクトル・ユーゴー、小説家(* 1802年)
- 6月17日 - エドヴィン・フォン・マントイフェル、プロイセン陸軍(* 1809年)
- 7月23日 - ユリシーズ・S・グラント、第18代アメリカ合衆国大統領(* 1822年)
- 9月15日 - ユリウシュ・ザレンプスキ、ピアニスト・作曲家(* 1854年)
- 9月25日 - 五代友厚、実業家(* 1835年)
フィクションのできごと
編集この節の内容に関する文献や情報源が必要です。ご存じの方はご提示ください。 「Wikipedia:スタイルマニュアル (フィクション関連)」も参照してください。 ガイドラインに沿っていない記述は除去されますのでご注意ください。(2011年7月) |
- 1月1日:1955年11月12日夜に発生した雷が飛行中のデロリアンに直撃したことにより、エメット・ブラウン博士がタイムスリップしてしまう。(バック・トゥ・ザ・フューチャー Part3)
- 9月1日:エメット・ブラウン博士が、1955年に取り残されたマーティ・マクフライに宛てて手紙を書いた日。この手紙は、「1955年11月12日夜10時頃、ヒルバレーのリヨン団地建設予定地にいるマーティ・マクフライという黒の革ジャンを着た少年に届けること。」という詳細な指示付きで郵便局に預けられ、70年間保管されることとなる。(バック・トゥ・ザ・フューチャー Part3)
- 9月2日:マーティ・マクフライが、1955年のエメット・ブラウン博士の協力を得て修理されたデロリアンで1955年11月16日からタイムスリップして来た日。1955年のブラウン博士が、タイムサーキットの目的時を未来の自分がマーティに手紙を書いた日の翌日にセットした。(バック・トゥ・ザ・フューチャー Part3)
- 9月7日:エメット・ブラウン博士が、馬に付けた蹄鉄を巡ってならず者のビュフォード・タネンとトラブルになり、彼に背後から銃で撃たれて死亡した日。マーティが1885年にタイムスリップして来たことで、この出来事は回避され、代わりにマーティがビュフォードと決闘をする。(バック・トゥ・ザ・フューチャー Part3)
- 日付不明:ロシアでネコの大群に襲われたことで、ファイベルを含むネズミのマウスクビッツ一家がアメリカに移住する(アメリカ物語)
出典
編集- ^ チャロナー 2011, p. 438「ガスマントル ベルスバッハが、電球への道を開く。」
- ^ Iwasaki Yatarō Japanese industrialist Encyclopædia Britannica
参考文献
編集- ジャック・チャロナー(編集)、2011、『人類の歴史を変えた発明 1001』、ゆまに書房 ISBN 978-4-8433-3467-6