日本歴史叢書
『日本歴史叢書』(にほんれきしそうしょ)とは、吉川弘文館の発行する日本史専門の叢書。日本史研究における重要なテーマに関して、それぞれの専門家が一般の読者向けに概説した物。1963年より刊行されている。編集は、日本歴史学会が担当している。
その内容は、通史・古代・中世・近世・近現代・文化の6つに大別される。
一覧
編集- 豊田武『武士団と村落』
- 高橋富雄『蝦夷』
- 永島福太郎『奈良』
- 曾我部静雄『日中律令論』
- 谷口澄夫『岡山藩』
- 山脇悌二郎『長崎の唐人貿易』
- 石原道博『倭寇』
- 虎尾俊哉『延喜式』
- 木村礎『近世の新田村』
- 佐々木銀弥『荘園の商業』
- 和島芳男『中世の儒学』
- 平尾道雄『土佐藩』
- 荻野三七彦『印章』
- 寿岳文章『日本の紙』
- 伊地知鐵男『連歌の世界』
- 新見吉治『旗本』
- 落合重信『条里制』
- 新城常三『鎌倉時代の交通』
- 竹内秀雄『天満宮』
- 八幡一郎『日本文化のあけぼの』
- 福島正夫『地租改正』
- 下出積與『神仙思想』
- 小林剛『肖像彫刻』
- 田名網宏『古代の交通』
- 藤岡謙二郎『国府』
- 荒居英次『近世の漁村』
- 坂本太郎『六国史』
- 大野達之助『上代の浄土教』
- 水野祐『古代の出雲』
- 桑田忠親『桃山時代の女性』
- 林英夫『秤座』
- 吉永昭『近世の専売制度』
- 村山修一『本地垂迹』
- 斎藤忠『日本考古学史』
- 宮城栄昌『琉球の歴史』
- 川口久雄『平安朝の漢文学』
- 中野幡能『宇佐宮』
- 藤田覚『天保の改革』
- 山本博文『寛永時代』
- 沼田次郎『洋学』
- 新野直吉『古代東北の兵乱』
- 武者小路穣『絵巻の歴史』
- 斎藤正一『庄内藩』
- 川村博忠『国絵図』
- 原田勝正『日本の鉄道』
- 吉田常吉『安政の大獄』
- 森山茂徳『日韓併合』
- 宮家準『熊野修験』
- 元木泰雄『武士の成立』
- 宮島新一『肖像画』
- 松尾正人『維新政権』
- 北島万次『豊臣秀吉の朝鮮侵略』
- 瀧澤武雄『日本の貨幣の歴史』
- 村瀬信一『帝国議会改革論』
- 菊池勇夫『近世の飢饉』
- 泉谷康夫『興福寺』
- 永原慶二『荘園』
- 二木謙一『中世武家の作法』
- 古川隆久『戦時議会』
- 永積洋子『朱印船』
- 深谷克己『津藩』
- 三谷博『ペリー来航』
- 長谷川成一『弘前藩』
- 塩崎弘明『日本と国際連合』
- 丸山雍成『参勤交代』
- 藤野保『佐賀藩』
- 五野井隆史『キリシタンの文化』
- 松本四郎『城下町』
- 三宅紹宣『幕長戦争』
- 麓慎一『開国と条約締結』