新静岡駅
新静岡駅(しんしずおかえき)は、静岡県静岡市葵区鷹匠一丁目にある静岡鉄道静岡清水線の駅である。同線の起点である。駅番号はS01。
新静岡駅 | |
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けやき通り口(2013年2月12日) | |
しんしずおか Shin-shizuoka | |
(0.5 km) 日吉町 S02► | |
下は乗換駅の静岡駅 | |
所在地 | 静岡市葵区鷹匠1-14-1 |
駅番号 | S 01 |
所属事業者 | 静岡鉄道 |
所属路線 | S 静岡清水線 |
キロ程 | 0.0 km(新静岡起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 櫛形 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
9,793人/日(降車客含まず) -2019年- |
乗降人員 -統計年度- |
19,362人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1908年(明治41年)12月9日 |
乗換 | CA 17 静岡駅(JR東海) |
以前は車両工場も併設(長沼駅に移転)されており、鉄道線並びに軌道線車両(静岡市内線・清水市内線)の車両を受け持っていた。また、静岡市内線が健在だったころは当駅が静岡清水線との乗り換えターミナルとなっていた。
歴史
編集年表
編集- 1908年(明治41年)12月9日:鷹匠町一丁目71番地(現鷹匠一丁目1番)に鷹匠町(たかじょうまち)駅として開業。
- 1940年(昭和15年)1月15日:静岡大火により駅舎焼失[1]。
- 1954年(昭和29年)10月1日:新静岡駅に改称。
- 1962年(昭和37年)9月15日:静岡市内線廃止。
- 1966年(昭和41年)
- 1992年(平成4年)9月1日:自動改札機設置[2]。
- 2009年(平成21年)
- 2010年(平成22年)3月5日:新ターミナルビル本体起工式を行う。
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)10月上旬:改札機の1レーンをIC専用機とする。
駅ビルの改築
編集年間800万人以上の来客と100億円を超える売り上げのある新静岡センターであったが、開業から40年以上が経ち、ビル自体も老朽化しており、バリアフリー化が遅れている事や、敷地面積の3分の1程度しか建物として高度利用されておらず、専門チームを編成し、大掛かりな改築プロジェクトを進めた。設置者の静岡鉄道は、2009年1月31日の営業をもって新静岡センターを一時営業休止とする方向で、入居テナントに退店又は契約継続の協議を進めている事を発表した。
新しいターミナルビルは旧ビルとバスターミナルを解体した上で建設された。地上11階・地下1階建て、店舗面積約32000平方メートル(改築前のビルは約13000平方メートル)、延床面積約93000平方メートル。地下1階は食料品フロア、地上1階はバスターミナル、鉄道駅、コンコース、衣料品店、地上2 - 5階は衣料品や雑貨店などの商業施設、6 - 8階は駐車場、9階以上は複合映画館などとなる。ハンズ、しずてつストア、静活系シネマコンプレックス「シネシティ・ザート」を核テナントとした。また隣接地に「静鉄鷹匠ビル」も建てられ静岡鉄道の本社事務所となり「新静岡セノバ」と道路を跨いだ連絡通路も設置された。
改築工事のスケジュール
編集以下のスケジュールは発表又は報道されたもの。
- 2009年1月31日をもって新静岡センターの営業を休止。
移転・開設など
編集- 2009年(平成21年)
- 2010年(平成22年)
- 3月5日:新ターミナルビル本体起工式を行う。
- 2011年(平成23年)
駅構造
編集静鉄プロパティマネジメントが管理・運営する商業施設「新静岡セノバ」が併設されている。
改修工事前は、新静岡センターの立体駐車場が覆いかぶさり、高さが低い3番線は剛体架線となっていたが、新静岡センターの建て替えと立体駐車場解体工事に伴い、3番線ホームと共に撤去された。
電車乗り場は、改修工事前は新静岡センター地下1階(食料品フロア)に設けられた出改札口から階段を利用してプラットホームに向かうようになっていたが、その後、新静岡セノバ竣工後は1階の鷹匠町側からけやき通り側へ連なる自由通路から段差なく直接プラットホームにアクセス可能な構造に改められて、バリアフリーに対応した。
のりば
編集乗り場 | 路線 | 方面 | 備考 |
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1 | ●静岡清水線 | 草薙・新清水方面 | 日中はこちらを使用 |
2 | |||
3 | 2番線の降車ホームも兼ねる |
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新静岡セノバ
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鷹匠口(2011年10月2日)
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改札口(2011年10月2日)
-
ホーム(2017年9月20日)
利用状況
編集「静岡県統計年鑑」及び「静岡市統計書」によると、2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は19,362人(乗車人員:9,793人、降車人員:9,569人)である。当駅は、静岡市の中心市街地に位置し、静岡清水線全15駅の中で最も利用者が多い。
近年の1日平均乗降・乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均乗降人員 | ||
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乗車人員 | 降車人員 | 合計 | |
2002年(平成14年) | 10,523 | 8,054 | 18,577 |
2003年(平成15年) | 10,721 | 8,102 | 18,823 |
2004年(平成16年) | 10,998 | 8,212 | 19,210 |
2005年(平成17年) | 9,171 | 9,338 | 18,509 |
2006年(平成18年) | 11,070 | 8,172 | 19,242 |
2007年(平成19年) | 10,994 | 8,269 | 19,263 |
2008年(平成20年) | 8,877 | 9,171 | 18,048 |
2009年(平成21年) | 7,445 | 7,829 | 15,274 |
2010年(平成22年) | 7,253 | 7,994 | 15,247 |
2011年(平成23年) | 8,173 | 8,009 | 16,182 |
2012年(平成24年) | 8,938 | 8,225 | 17,163 |
2013年(平成25年) | 8,614 | 8,432 | 17,046 |
2014年(平成26年) | 8,920 | 8,694 | 17,614 |
2015年(平成27年) | 9,240 | 9,097 | 18,337 |
2016年(平成28年) | 9,545 | 9,346 | 18,891 |
2017年(平成29年) | 9,768 | 9,504 | 19,272 |
2018年(平成30年) | 9,941 | 9,716 | 19,657 |
2019年(令和元年) | 9,793 | 9,562 | 19,362 |
駅周辺
編集静岡市静岡市街の中心部にある。
バス路線
編集- しずてつジャストラインが運行している(バス停の名称は「新静岡」「新静岡伝馬町」「新静岡御幸町」)。
高速バス
編集空港リムジンバス
編集新静岡バスターミナル
編集- 当駅のある新静岡セノバ1階にあるバスターミナル。
- ターミナル開放時間 5:35-1:00
- しずてつジャストラインが運営している。
- 運行の都合上、ターミナル内に乗り入れない路線もある。
- 10番は欠番
新静岡バス停(新静岡バスターミナル内)
編集- 1番
- 2番
- 3番
- 4番
- 5番
- 6番(高速バス・空港リムジンバス・夜行バス系統)
- 7番
- 降車専用
- 8番
- 降車専用
新静岡バス停(北街道沿い)
編集- 9番
- 安東循環線(中町まわり)運行休止中
- 降車(北街道からの各線)
新静岡伝馬町バス停(ペガサート前)
編集- 11番
- 美和大谷線(東大谷方面)
- 県立病院高松線(登呂コープタウン方面)
- 大浜麻機(おおはまあさばた)線(大浜方面)
- 中原池ヶ谷線(徳洲会病院方面)
- 井の宮線
- 西部循環線(駒形まわり)
新静岡御幸町バス停(電電ビル前)
編集- 12番
- 美和大谷線(美和方面)
- 県立病院高松線(県立病院方面)
- 大浜麻機線(麻機方面)
- 中原池ヶ谷線(唐瀬方面)
- 西部循環線(中町まわり)
その他
編集隣の駅
編集- 静岡鉄道
- S 静岡清水線
- 新静岡駅 (S01) - 日吉町駅 (S02)