庄原市
庄原市(しょうばらし)は、広島県の北東部に位置する市。中国地方のほぼ中央に位置しており、東は岡山県、北は島根県や鳥取県と県境で接する[1]。2021年10月現在において、全国の市町村では13番目の面積を有しており近畿以西では最も広い[1][注釈 1]。
しょうばらし 庄原市 | |||||
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| |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 中国地方(山陽地方) | ||||
都道府県 | 広島県 | ||||
市町村コード | 34210-6 | ||||
法人番号 | 2000020342106 | ||||
面積 |
1,246.49km2 | ||||
総人口 |
30,648人 [編集] (推計人口、2024年11月1日) | ||||
人口密度 | 24.6人/km2 | ||||
隣接自治体 |
三次市、府中市、神石郡神石高原町 鳥取県日野郡日南町 島根県:雲南市、仁多郡奥出雲町、飯石郡飯南町 岡山県:新見市、高梁市 | ||||
市の木 | ブナ | ||||
市の花 | サクラ | ||||
庄原市役所 | |||||
市長 | 木山耕三 | ||||
所在地 |
〒727-8501 広島県庄原市中本町一丁目10番1号 北緯34度51分28秒 東経133度01分02秒 / 北緯34.85775度 東経133.01728度座標: 北緯34度51分28秒 東経133度01分02秒 / 北緯34.85775度 東経133.01728度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
地理
編集中国山地に位置する。
- 山:葦嶽山(815m)、吾妻山(1239m)、毛無山(1155m)、猿政山(1268m)、大万木山(1218m)、福田頭(1253m)、比婆山(1264m)、道後山(1269m)、勝光山(947m)、猫山(1195.4m)、古頃山(1158.5m)、白滝山(1053m)、多飯が辻山(1040.3m)
- 川:西城川、比和川、神野瀬川、田総川、本村川(以上江の川水系)、東城川、帝釈川、戸宇川、田黒川、持丸川、粟田川(以上高梁川水系)
- 湖沼:国兼池、神竜湖
気候
編集庄原市は西日本で最も気候が寒冷な地域の一つで、市北部(旧西城町・旧東城町・旧口和町・旧高野町・旧比和町)は豪雪地帯にも指定されており、降雪量が高野の5m台をトップに数m台に達し、時には積雪量が100cmを超えることもある。日本各地で記録的豪雪となった平成18年豪雪の際は2005年12月24日に市北部の高野で166cmの積雪を観測しており、それまでの記録を大幅に更新した。市南部の庄原市街地でも毎年20cm-30cmの積雪があり、スタッドレスタイヤは必須である。
1月の平均気温は、庄原市街地では長野県南部の飯田市に匹敵する1.0℃で、平年で2日の真冬日を記録する。市北部の高野では、長野県の県庁所在地である長野市に匹敵する-0.5℃で、平年で9.5日の真冬日を記録する。1991年2月26日に高野の観測史上最低気温である-18.5℃を観測するなど、放射冷却現象による冷え込みも強い。6月や9月に3℃以下の霜が降りる気温まで低下したこともあった。
他方旧高野町は中国地方にありながら亜寒帯湿潤気候に該当するが、気象庁の観測地点は無く、参考記録に留まっている。
庄原 (庄原市東本町)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 15.6 (60.1) |
21.4 (70.5) |
24.7 (76.5) |
30.4 (86.7) |
32.8 (91) |
35.1 (95.2) |
37.1 (98.8) |
38.1 (100.6) |
35.6 (96.1) |
30.0 (86) |
26.6 (79.9) |
19.8 (67.6) |
38.1 (100.6) |
平均最高気温 °C (°F) | 6.0 (42.8) |
7.8 (46) |
12.6 (54.7) |
19.1 (66.4) |
23.7 (74.7) |
26.3 (79.3) |
29.7 (85.5) |
31.2 (88.2) |
26.8 (80.2) |
21.0 (69.8) |
14.8 (58.6) |
8.3 (46.9) |
19.0 (66.2) |
日平均気温 °C (°F) | 1.0 (33.8) |
2.0 (35.6) |
5.6 (42.1) |
11.4 (52.5) |
16.4 (61.5) |
20.3 (68.5) |
24.2 (75.6) |
25.0 (77) |
20.6 (69.1) |
14.2 (57.6) |
8.2 (46.8) |
3.0 (37.4) |
12.7 (54.9) |
平均最低気温 °C (°F) | −2.6 (27.3) |
−2.5 (27.5) |
−0.2 (31.6) |
4.4 (39.9) |
9.8 (49.6) |
15.4 (59.7) |
20.2 (68.4) |
20.7 (69.3) |
16.1 (61) |
9.2 (48.6) |
3.3 (37.9) |
−0.8 (30.6) |
7.7 (45.9) |
最低気温記録 °C (°F) | −11.7 (10.9) |
−13.8 (7.2) |
−8.5 (16.7) |
−4.8 (23.4) |
−1.5 (29.3) |
5.1 (41.2) |
9.1 (48.4) |
12.4 (54.3) |
3.5 (38.3) |
−1.0 (30.2) |
−4.2 (24.4) |
−10.1 (13.8) |
−13.8 (7.2) |
降水量 mm (inch) | 71.2 (2.803) |
71.9 (2.831) |
101.4 (3.992) |
105.5 (4.154) |
140.5 (5.531) |
187.5 (7.382) |
249.9 (9.839) |
147.6 (5.811) |
164.8 (6.488) |
96.2 (3.787) |
68.9 (2.713) |
83.6 (3.291) |
1,488.8 (58.614) |
平均月間日照時間 | 89.2 | 106.1 | 154.8 | 181.4 | 196.0 | 139.8 | 147.1 | 180.8 | 143.7 | 153.3 | 124.9 | 93.5 | 1,718.9 |
出典1:気象庁[3] | |||||||||||||
出典2:気象庁[4] |
高野 (庄原市高野町新市)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 13.0 (55.4) |
18.4 (65.1) |
22.7 (72.9) |
27.8 (82) |
30.5 (86.9) |
32.2 (90) |
35.1 (95.2) |
34.3 (93.7) |
31.8 (89.2) |
27.7 (81.9) |
23.6 (74.5) |
18.6 (65.5) |
35.1 (95.2) |
平均最高気温 °C (°F) | 3.4 (38.1) |
4.7 (40.5) |
9.4 (48.9) |
16.3 (61.3) |
21.2 (70.2) |
24.0 (75.2) |
27.3 (81.1) |
28.6 (83.5) |
24.2 (75.6) |
18.7 (65.7) |
12.8 (55) |
6.3 (43.3) |
16.4 (61.5) |
日平均気温 °C (°F) | −0.5 (31.1) |
−0.1 (31.8) |
3.5 (38.3) |
9.3 (48.7) |
14.5 (58.1) |
18.5 (65.3) |
22.5 (72.5) |
23.1 (73.6) |
18.8 (65.8) |
12.5 (54.5) |
6.9 (44.4) |
1.7 (35.1) |
10.9 (51.6) |
平均最低気温 °C (°F) | −4.4 (24.1) |
−4.7 (23.5) |
−2.1 (28.2) |
2.3 (36.1) |
7.8 (46) |
13.6 (56.5) |
18.6 (65.5) |
18.9 (66) |
14.3 (57.7) |
7.2 (45) |
1.7 (35.1) |
−2.2 (28) |
5.9 (42.6) |
最低気温記録 °C (°F) | −17.0 (1.4) |
−18.5 (−1.3) |
−14.9 (5.2) |
−8.5 (16.7) |
−3.6 (25.5) |
2.4 (36.3) |
5.3 (41.5) |
8.9 (48) |
0.1 (32.2) |
−3.2 (26.2) |
−6.4 (20.5) |
−15.4 (4.3) |
−18.5 (−1.3) |
降水量 mm (inch) | 147.9 (5.823) |
128.0 (5.039) |
150.9 (5.941) |
134.4 (5.291) |
156.9 (6.177) |
211.3 (8.319) |
294.5 (11.594) |
170.1 (6.697) |
189.6 (7.465) |
125.9 (4.957) |
104.5 (4.114) |
158.0 (6.22) |
1,969.4 (77.535) |
降雪量 cm (inch) | 208 (81.9) |
163 (64.2) |
77 (30.3) |
3 (1.2) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
6 (2.4) |
118 (46.5) |
578 (227.6) |
平均月間日照時間 | 51.3 | 66.3 | 128.4 | 178.1 | 196.7 | 140.5 | 134.1 | 160.3 | 128.2 | 143.7 | 108.3 | 69.7 | 1,504.1 |
出典1:気象庁[5] | |||||||||||||
出典2:気象庁[6] |
人口
編集庄原市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 庄原市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 庄原市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
庄原市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
歴史
編集旧庄原市
編集しょうばらし 庄原市 | |||||
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| |||||
廃止日 | 2005年3月31日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 旧・庄原市、比婆郡西城町、東城町、口和町、高野町、比和町、甲奴郡総領町 → 新・庄原市 | ||||
現在の自治体 | 庄原市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 中国地方(山陽地方) | ||||
都道府県 | 広島県 | ||||
面積 | 243.55km2 | ||||
総人口 |
20,649人 (2004年3月31日) | ||||
隣接自治体 | 三次市、比婆郡口和町、比和町、西城町、東城町、総領町 | ||||
庄原市役所 | |||||
所在地 | 広島県 | ||||
ウィキプロジェクト |
合併前
編集合併後
編集行政区域の変遷
編集- 現在の庄原市の市域はかつての三上郡、恵蘇郡の全域、奴可郡の大部分、甲奴郡の一部、神石郡のごく一部にあたる。ここでは変遷表による記述にとどめておく。詳しくは各郡の記事を参照されたい。なお、明治31年(1898年)10月1日に三上郡と恵蘇郡と奴可郡は比婆郡となっている。
旧 郡 |
明治以前 | 明治初年 - 明治22年 | 明治22年 4月1日 町村制施行 |
明治22年 - 大正15年 | 昭和元年 - 昭和20年 | 昭和21年 - 昭和30年 | 昭和31年 - 昭和64年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
三 上 郡 |
庄原村 | 庄原村 | 庄原村 | 明治29年10月 町制 庄原町 |
庄原町 | 昭和29年3月31日 庄原市 |
庄原市 | 平成17年3月31日 庄原市 |
庄原市 | |
川手村 | 川手村 | |||||||||
宮内村 | 宮内村 | |||||||||
永末村 | 永末村 | |||||||||
板橋村 | 板橋村 | 敷信村 | 敷信村 | 敷信村 | ||||||
新庄村 | 新庄村 | |||||||||
是松村 | 是松村 | |||||||||
実留村 | 実留村 | |||||||||
一木村 | 一木村 | |||||||||
高門村 | 高門村 | |||||||||
高村 | 高村 | 高村 | 高村 | 高村 | ||||||
川西村 | 川西村 | |||||||||
小用村 | 小用村 | |||||||||
大久保村 | 大久保村 | |||||||||
本村 | 本村 | 本村 | 本村 | 昭和17年2月11日 本田村 | ||||||
上谷村 | 上谷村 | |||||||||
峰村 | 峰村 | 峰田村 | 峰田村 | |||||||
春田村 | 春田村 | |||||||||
恵 蘇 郡 |
川北村 | 川北村 | 山内北村 | 山内北村 | 山内北村 | |||||
濁川村 | 濁川村 | |||||||||
門田村 | 門田村 | |||||||||
殿垣内村 | 殿垣内村 | 山内西村 | 山内西村 | 山内西村 | ||||||
水越村 | 水越村 | |||||||||
本郷村 | 本郷村 | |||||||||
高茂村 | 高茂村 | |||||||||
尾引村 | 尾引村 | |||||||||
木戸村 | 木戸村 | |||||||||
上村 | 上村 | |||||||||
下村 | 下村 | |||||||||
三日市村 | 三日市村 | 山内東村 | 山内東村 | 山内東村 | ||||||
上原村 | 上原村 | |||||||||
下原村 | 下原村 | |||||||||
戸郷村 | 戸郷村 | |||||||||
田原村 | 田原村 | |||||||||
市村 | 市村 | |||||||||
比和村 | 比和村 | 比和村 | 比和村 | 昭和8年4月1日 町制 比和町 |
比和町 | 比和町 | ||||
森脇村 | 森脇村 | |||||||||
木屋原村 | 明治11年 木屋原村 | |||||||||
元常谷 | ||||||||||
古頃村 | 古頃村 | |||||||||
三河内村 | 三河内村 | |||||||||
新市村 | 新市村 | 高野山村 | 明治33年6月20日 上高野山村 |
上高野山村 | 昭和30年1月1日 高野町 |
高野町 | ||||
上湯川村 | 上湯川村 | |||||||||
下湯川村 | 下湯川村 | |||||||||
和南原村 | 和南原村 | |||||||||
南村 | 南村 | |||||||||
中門田村 | 中門田村 | 明治33年6月20日 下高野山村 |
下高野山村 | |||||||
奥門田村 | 奥門田村 | |||||||||
下門田村 | 下門田村 | |||||||||
岡大内村 | 岡大内村 | |||||||||
高暮村 | 高暮村 | |||||||||
上里原村 | 上里原村 | |||||||||
向泉村 | 向泉村 | 口北村 | 口北村 | 口北村 | 昭和30年4月1日 口和村 |
昭和35年4月1日 町制 口和町 | ||||
大月村 | 大月村 | |||||||||
竹地谷村 | 竹地谷村 | |||||||||
宮内村 | 宮内村 | |||||||||
永田村 | 永田村 | 口南村 | 口南村 | 口南村 | ||||||
金田村 | 金田村 | |||||||||
常定村 | 常定村 | |||||||||
湯木村 | 湯木村 | |||||||||
甲 奴 郡 |
稲草村 | 稲草村 | 稲草村 | 明治45年1月1日 田総村 |
田総村 | 昭和30年3月31日 総領町 |
総領町 | |||
木屋村 | 木屋村 | 木屋村 | ||||||||
下領家村 | 下領家村 | 下領家村 | ||||||||
上領家村 | 上領家村 | 上領家村 | 大正2年2月1日 領家村 |
領家村 | ||||||
中領家村 | 中領家村 | 中領家村 | ||||||||
亀谷村 | 亀谷村 | 亀谷村 | ||||||||
黒目村 | 黒目村 | 黒目村 | ||||||||
五箇村 | 五箇村 | 五箇村 | ||||||||
神 石 郡 |
新免村 | 一部[注釈 2] | 新免村 | 新坂村 | 新坂村 | 新坂村 | 昭和30年4月1日 東城町 |
東城町 | ||
三坂村 | 一部[注釈 2] | 三坂村 | ||||||||
奴 可 郡 |
東城町 | 東城町 | 東城村 | 明治29年2月10日 町制 東城町 |
東城町 | |||||
川西村 | 川西村 | |||||||||
川東村 | 川東村 | |||||||||
福代村 | 福代村 | |||||||||
戸宇村 | 戸宇村 | |||||||||
小奴可村 | 小奴可村 | 小奴可村 | 小奴可村 | 小奴可村 | ||||||
加谷村 | 加谷村 | |||||||||
内堀村 | 明治15年 内堀村 | |||||||||
塩原村 | ||||||||||
上千鳥村 | 明治15年 上千鳥村 | |||||||||
下千鳥村 | ||||||||||
小串村 | 小串村 | |||||||||
久代村 | 久代村 | 久代村 | 久代村 | 久代村 | ||||||
未渡村 | 未渡村 | 帝釈村 | 帝釈村 | 帝釈村 | ||||||
始終村 | 始終村 | |||||||||
山中村 | 山中村 | |||||||||
宇山村 | 宇山村 | |||||||||
粟田村 | 明治15年 粟田村 |
田森村 | 田森村 | 田森村 | ||||||
森脇村 | ||||||||||
竹森村 | 竹森村 | |||||||||
川鳥村 | 川鳥村 | 八幡村 | 八幡村 | 八幡村 | ||||||
安田村 | 安田村 | |||||||||
森村 | 明治15年 森村 | |||||||||
田殿村 | ||||||||||
田黒村 | 田黒村 | |||||||||
菅村 | 菅村 | |||||||||
請原村 | 請原村 | |||||||||
西城町 | 西城町 | 西城村 | 明治29年2月10日 町制 西城町 |
昭和17年2月11日 西城町 |
昭和29年3月31日 西城町 |
西城町 | ||||
栗村 | 栗村 | |||||||||
平子村 | 平子村 | |||||||||
大佐村 | 大佐村 | |||||||||
入江村 | 一部[注釈 3] を除く | 入江村 | ||||||||
一部[注釈 3] | 明治9年 分立 熊野村 |
美古登村 | 美古登村 | |||||||
中野村 | 中野村 | |||||||||
八鳥村 | 八鳥村 | |||||||||
大屋村 | 大屋村 | |||||||||
中迫村 | 中迫村 | |||||||||
小鳥原村 | 小鳥原村 | 八鉾村 | 八鉾村 | 八鉾村 | ||||||
三坂村 | 三坂村 | |||||||||
高尾村 | 高尾村 | |||||||||
油木村 | 一部[注釈 4] | 油木村 |
行政
編集歴代市長
編集代 | 氏名 | 就任日 | 退任日 |
---|---|---|---|
初代 | 滝口季彦 | 2005年4月17日 | 2013年4月16日 |
2代 | 木山耕三 | 2013年4月17日[7] | 現職 |
議会
編集市議会
編集経済
編集産業
編集- 主な産業
・勝光山(ろう石、カオリナイト、石灰石の採掘量は全国有数) ・東城町地域の石灰鉱山
- 産業人口
電気
編集1912年(大正元年)8月、才賀藤吉が事業許可[13] を得ると、1913年(大正2年)4月に庄原電気を設立[14]。庄原町に発電所(瓦斯力、30 kW)を建設し、1914年(大正3年)2月に事業を開始した。供給区域は比婆郡庄原町、山内東村、西城町、高村[15]。1918年(大正7年)12月、広島呉電力に合併される[16][17]。
姉妹都市・提携都市
編集海外
編集- 姉妹都市
教育
編集大学
編集- 県立広島大学庄原キャンパス(生命環境学部)
専修学校
編集高等学校
編集中学校
編集※全て庄原市立。
小学校
編集※全て庄原市立。休校中の学校は除く。 旧庄原市
- 庄原小学校 (西本町)
- 永末小学校 (永末町)
- 高小学校 (高町)
- 峰田小学校 (春田町)
- 板橋小学校 (板橋町)
- 東小学校 (上原町)
- 山内小学校 (山内町)
- 川北小学校 (川北町)
旧西城町、旧東城町
- 西城小学校 (西城町西城)
- 小奴可小学校(東城町小奴可)
- 粟田小学校 (東城町粟田)
- 東城小学校 (東城町川東)
その他の地区
- 口和小学校 (口和町永田)
- 高野小学校 (高野町新市)
- 比和小学校 (比和町比和)
- 総領小学校 (総領町下領家)
特別支援学校
編集学校教育以外の施設
編集主要な医療機関
編集- 庄原赤十字病院
- 庄原市立西城市民病院
- 増原会 東城病院
交通
編集鉄道路線
編集- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
路線バス
編集都市間高速路線
編集市内・近郊路線
編集- 三城線(庄原 - 山内 - 三次)
- 三城線(庄原 - 高 - 平子 - 西城)
- 高野線(庄原 - 川北 - 秋国別 - 道の駅たかの)
- (庄原中学校前 - )庄原駅 - ジョイフル - 秋国別 - 比和(バイパス) - 新市車庫 - 殿垣内 - 道の駅たかの
- 秋国線(庄原 - 秋国別)
- 庄原駅 - ジョイフル - 秋国別
- 三良坂線(庄原 - 板橋 - 実留 - 三良坂)
- 庄原駅 - ジョイフル - 原手橋 - 板橋 - 実留 - 三良坂駅前
- 県大線(庄原駅 - ジョイフル - 県立広島大学)
- 庄原駅 - ジョイフル - 県立大学バスロータリー
- ひまわりバス(庄原市街地循環バス) 東回り→西回りの順に運行
- 本村線(庄原 - 新庄 - 峰田 - 上本吉備谷)
- 庄原駅 - ジョイフル - 庄原中学校前 - 峰田小学校前 - 上本吉備谷
- 口和線(庄原 - 口和 - 上大月)
- (庄原中学校前 - )庄原駅 - ジョイフル - (郡原) - 永田 - (湯木車庫 - 永石) - 口和診療所 - モーモー物産館 - 上大月車庫
- 下高野線(道の駅たかの - 君田 - 三次市内)
- 新市車庫 - 殿垣内 - 道の駅たかの - 口和診療所 - 下宮内 - 口和診療所 - モーモー物産館 - 君田 - 横路橋 - 三次もののけミュージアム - 三次駅前 - 三次中央病院 - 三次工業団地
- 宮内線(下宮内 - 君田 - 三次市内)
- 下宮内 - 口和診療所 - モーモー物産館 - 君田 - 横路橋 - 三次もののけミュージアム - 三次駅前 - 三次中央病院
- 湯木線(湯木 - 三次市内)
- 湯木車庫 - 永田 - 横路橋( - 三次もののけミュージアム - 三次駅前 - 三次中央病院 - 三次工業団地)
- 東城 - 庄原線
- 東城市街地循環バス(東城町内循環)
- 東城駅前 - 東城温泉 - 東城病院 - 遊YOUさろん東城 - 東城支所前 - こぶしの里 - 東城駅前
中国バスと奥出雲交通の路線バスも運行している。
生活交通
編集交通空白地域の解消のため生活交通バス・タクシーが運行されている[21]。
- 庄原地域
- 庄原地域生活バス(高茂線、実留線、後迫線、野谷線)石田タクシー
- 庄原市営庄原地域生活バス(高門線)
- 西城地域
- 西城地域廃止代替等バス(油木線、上尺田線、馬酔線、大戸・本谷線、道後山線、小奴可西城線)西城交通
- 予約乗合タクシー(山家地区、福山地区、八鳥・大佐地区)
- 東城地域
- 東城廃止代替等バス(小奴可線、日野原線、保田線、始終線)備北交通
- 東城-西城廃止代替等バス(小奴可西城線)西城交通
- 口和地域
- 庄原市口和地域乗合タクシー「定時定路線往復運行型乗合タクシー」「区域運行型(予約乗合)乗合タクシー」口和タクシー
- 高野地域
- 高野地域予約乗合タクシー「おでかけわごん」高野交通
- 比和地域
- 庄原市営 比和地域市営バス(森脇線、元常・福田線、小和田北・東線、絞り・小和田南線)比和観光
- 庄原市比和地域予約乗合タクシー(布見線、古頃線、森脇線、元常・福田線)比和観光
- 総領地域
- 総領地域 庄原市営バス「ほっとふれ愛バス」広域路線(庄原・総領線、上下・総領線)
- 総領地域 庄原市営バス「ほっとふれ愛バス」町内路線(黒目・亀谷線、五領線、稲草・木屋線、敷尾・光・上野・牛の子谷・万田線)
道路
編集高速道路
編集一般国道
編集主要地方道
編集市内を通過する主要地方道(県道)
- 広島県道12号足立東城線:岡山県新見市足立 - 広島県庄原市東城町川西
- 広島県道23号庄原東城線:広島県庄原市春田町 - 広島県庄原市東城町東城
- 広島県道25号三原東城線:広島県三原市港町1丁目- 世羅町 - 府中市上下町 - 神石高原町 - 広島県庄原市東城町川西
- 広島県道26号新市七曲西城線:広島県福山市新市町新市 新市交番東交差点 - 神石高原町 - 広島県庄原市西城町平子
- 広島県道39号三次高野線:広島県三次市三次町 - 三次市君田町 - 庄原市口和町(松江自動車道 口和IC) - 広島県庄原市高野町新市(松江自動車道 高野IC)
- 広島県道51号甲山甲奴上市線:広島県世羅郡世羅町西上原 - 三次市甲奴町 - 広島県庄原市総領町稲草
- 広島県道57号東城西城線:広島県庄原市東城町森 - 広島県西城町中野
- 広島県道58号西城比和線:広島県庄原市西城町中野 - 広島県庄原市比和町比和
- 広島県道61号三次庄原線:広島県三次市石原町 - 三次市三良坂町 - 広島県庄原市板橋町
- 広島県道62号庄原作木線:広島県庄原市川北町 - 庄原市口和町(松江自動車道 口和IC) - 三次市君田町 - 三次市布野町 - 広島県三次市作木町下作木
- 広島県道78号三良坂総領線:広島県三次市三良坂町三良坂 - 三次市吉舎町 - 広島県庄原市総領町稲草
道の駅
編集- 道の駅遊YOUさろん東城(国道182号、中国自動車道 東城IC近く)
- 道の駅リストアステーション(国道432号、庄原市総領町)
- 道の駅たかの(広島県道39号三次高野線、松江自動車道 高野IC近く)
旧街道
編集- 備中路 (東城往来の一つ。現: 国道183号三次 ‐ 庄原市街間、広島県道23号庄原東城線、国道182号東城 ‐ 岡山県境に相当。)
- 伯耆路 (西城往来の一つ。現: 国道183号三次 ‐ 鳥取県境に相当。)
- 出雲路 (現: 国道432号に相当。)
- 雲州街道 (東城往来の一つ。現:国道182号東城 ‐ 神石高原町、国道314号に相当。)
観光
編集名所・レジャースポット
編集公園
- 国営備北丘陵公園
- 庄原上野公園(日本さくら名所100選)
- 休暇村吾妻山
- かんぽの郷庄原
- 鮎の里公園
- ほたる見公園
- 休暇村帝釈峡
アウトドア
編集- スキー場
- キャンプ場
- 大鬼谷オートキャンプ場
- 備北オートビレッジ
- 広島県民の森
- 鈩原キャンプ場
- まほろばの里
- 休暇村吾妻山
- 休暇村帝釈峡
- フィッシャーリゾート庄原
- フィッシングエリア帝釈
温泉
編集- 高茂温泉(庄原)
- 庄原さくら温泉(庄原)
- 高瀬の湯(口和)
- たかの温泉神之瀬の湯(高野)
- ひばごん郷温泉すずらんの湯(西城)
- 比婆山温泉熊野湯(西城)
- 東城温泉(東城)
- 比和温泉あけぼの荘(比和)
祭事・催事
編集- 比婆荒神神楽(1979年2月3日に国の重要無形民俗文化財に指定)
- 比婆斎庭神楽(1959年1月29日に県の無形民俗文化財に指定)
- 塩原の大山供養田植(2002年2月12日に国の重要無形民俗文化財に指定)
- 庄原よいとこ祭(8月)
- お通り(東城 11月上旬)
- 東城ふれあい祭り(10月)
- 帝釈峡神龍湖湖水開き(2月)
地場産品・土産品
編集郷土文化
編集- ワニ料理 - 海から遠いこの地域は古くから、保存の利くワニ(この地域ではサメのことをワニという)を食してきた。祭事や正月・盆など、めでたい行事や親族が集まる際に食べられる。一般的に刺身で食す。
- 荒神信仰・大仙信仰 - この地域は古くから農業、和牛飼育が主な産業であり、農村と祭事、神事は切っても切り離せない関係だった。また、神楽が全盛期だった昭和前期頃までは、この地域に暮らす住民にとって荒神神楽・荒神祭りが唯一の楽しみであった。また、各集落ごと(名)に荒神を祀った社があり、今なお、先祖代々、各社を守り、各住民はその血を受け継いる。また、比婆荒神神楽や比婆斎庭神楽としても残っている。また、古くから牛馬を農耕に用いていたこともあり、牛馬を祀る大仙信仰も特徴である。これらの信仰は古くから代々受け継がれており、今なお伝承されている。
庄原市を舞台(モデル)とした作品
編集出身有名人
編集※旧庄原市以外の出身者の出身町はカッコ内に記載。
実業家
編集- 山口信夫(実業家 元旭化成会長、元日本商工会議所会頭 総領町出身)
- 大竹美喜(実業家 アメリカンファミリー生命保険会社(AFLAC)日本法人設立者、最高顧問)
- 八谷泰造(実業家 日本触媒創業者、元化学工学会会長)
- 宗国旨英(実業家 元日本自動車工業会会長、元本田技研工業会長、特別顧問)
- 藤井深造(実業家 元三菱重工業社長)
政治家
編集- 亀井静香(政治家 衆議院議員、元運輸大臣・建設大臣・内閣府特命担当大臣(金融担当))
- 亀井郁夫(政治家 元参議院議員)
- 永山忠則(政治家 元衆議院議員、元自治大臣・国家公安委員会委員長、旧庄原市初代市長)
- 板倉卓造(政治家・ジャーナリスト 元貴族院議員、元時事新報社長)
- 鹿島房次郎(政治家・実業家 元神戸市長、元川崎造船所(現・川崎重工業)社長、元川崎汽船社長)
- 田邊朋之(政治家 元京都市長 西城町出身)
- 横山和夫(政治家 元横須賀市長 東城町出身)
文化人
編集- 秋山謙蔵(歴史学者 西城町出身)
- 世良晃志郎(歴史学者)
- 妹尾義郎(仏教運動家 東城町出身)
- 倉田百三(劇作家・評論家)
- 瀬尾公治(漫画家 高野町出身)
- 佐藤信介(映画監督・脚本家 東城町出身)
- 林家ひろ木(落語家・東城町出身)
- 藤谷道夫(イタリア文学者・慶應義塾大学教授)
- 寺川俊昭 (僧侶、仏教学者、元大谷大学学長)
スポーツ選手
編集- 谷繁元信(元プロ野球選手・プロ野球監督 横浜ベイスターズ1989年〜2001年、中日ドラゴンズ2002年〜2015年 中日ドラゴンズ監督2014年~2016年 東城町出身)
- 黒田真二(元プロ野球選手 ヤクルトスワローズ1983年〜1987年 東城町出身)
- 小林誠二(元プロ野球選手・野球解説者 広島東洋カープ1976年〜1980年・1984年〜1988年、西武ライオンズ1981年〜1983年 高野町出身)
- 田中茂樹(マラソン選手 第55回(1951年)ボストンマラソン優勝者)
- 友永義治(陸上競技選手 ミュンヘンオリンピック日本代表選手)
- 金藤理絵(競泳選手 北京オリンピック日本代表選手、リオデジャネイロオリンピックにおいて金メダル獲得 山内町出身)
- 前田拓哉(サッカー審判員 JFA一級審判 東城町出身)
- 藤川拓也 (陸上競技選手 2015年箱根駅伝で初優勝した青山学院大学の主将)
- 三原卓三(元プロ野球選手)
芸能人
編集- 西田篤史(タレント)
- 上杉輝(俳優 東城町出身)
- 林英哲(和太鼓奏者 東城町出身)
- Mana(ギタリスト・シンセシスト バンドMALICE MIZER(現在活動停止中)〜Moi dix Moisリーダー)
- JUJU(シンガーソングライター)
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b “庄原市の概況”. 庄原市. 2024年11月9日閲覧。
- ^ 『全国市町村要覧 令和01年版』(第一法規) p.21
- ^ “庄原 年・月ごとの平年値”. 気象庁. 2024年3月22日閲覧。
- ^ “庄原 観測史上1~10位の値”. 気象庁. 2024年3月22日閲覧。
- ^ “高野 年・月ごとの平年値”. 気象庁. 2024年3月22日閲覧。
- ^ “高野 観測史上1~10位の値”. 気象庁. 2024年3月22日閲覧。
- ^ 『全国市町村要覧 令和01年版』(第一法規) p.337
- ^ 広報しょうばら2022年5月号 p13. 2024年3月15日閲覧。
- ^ “事業担当副市長が再任”. マイ広報紙 (2023年5月8日). 2024年3月15日閲覧。
- ^ “教育長メッセージ”. 庄原市. 2024年3月22日閲覧。
- ^ “市町長・議員の任期満了日 - 選挙管理委員会 - 広島県”. 広島県 (2023年12月19日). 2024年2月8日閲覧。
- ^ a b “議長・副議長”. 庄原市議会. 2024年2月7日閲覧。
- ^ 『電気事業要覧. 第〔6〕回』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『日本全国諸会社役員録. 第23回』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『電気事業要覧. 第8回』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『電気事業要覧. 第12回』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『感想録 : 広島電気沿革史 姉妹篇』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 路線バス 備北交通
- ^ 路線バス 中国バス
- ^ 公共交通時刻表(奥出雲交通バス・JR):奥出雲町
- ^ 生活交通バス・タクシー 広島県庄原市
参考文献
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- 庄原いちばん ええね! (shobara.ichiban) - Facebook
- 庄原市観光情報公式サイト
- 里山に眠る“エネルギー” NHK face ECO CHANNEL
- 地図 - Google マップ
- 庄原市・比婆郡5町・総領町合併協議会