山越
山越(さんえつ)とは、古代中国の異民族、不服従民である。揚州丹陽郡周辺を本拠とし、同地を領有した孫策・孫権、及び彼らの興した呉に対してしばしば反乱を起こした。
主な人物
編集後漢末期
編集- 厳虎(げん こ):山越の頭目とも。孫策により討伐された。
- 彭虎(ほう こ):山越の頭目。董襲・凌統・歩騭・蔣欽らに討伐された。
- 潘臨(はん りん):会稽郡の山越の頭目。長きに渡り服従せずにいたが、陸遜の討伐を受けると降伏した[1]。
- 費桟(ひ さん)・尤突(ゆう とつ):いずれも山越族の頭目。216年、曹操から印綬を与えられ、丹陽郡で孫権に反乱を起こした。しかし陸遜・賀斉により討伐され、費桟と尤突は殺害された。