山越(さんえつ)とは、古代中国の異民族、不服従民である。揚州丹陽郡周辺を本拠とし、同地を領有した孫策孫権、及び彼らの興したに対してしばしば反乱を起こした。

主な人物

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後漢末期

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  • 厳虎(げん こ):山越の頭目とも。孫策により討伐された。
  • 彭虎(ほう こ):山越の頭目。董襲凌統歩騭蔣欽らに討伐された。
  • 潘臨(はん りん):会稽郡の山越の頭目。長きに渡り服従せずにいたが、陸遜の討伐を受けると降伏した[1]
  • 費桟(ひ さん)・尤突(ゆう とつ):いずれも山越族の頭目。216年曹操から印綬を与えられ、丹陽郡で孫権に反乱を起こした。しかし陸遜・賀斉により討伐され、費桟と尤突は殺害された。

三国時代

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  • 黄乱(こう らん):山越の頭目。242年建安郡鄱陽郡新都郡の山越族を率いてに反乱を起こす。しかし、鍾離牧に討伐され降伏し、配下の兵士は呉の兵役に組み込まれた。
  • 陳毖(ちん ひ):山越の反乱民。255年零陵郡で呉に反乱を起こし、陸凱により斬首された。

関連項目

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脚注

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  1. ^ 陳寿撰、裴松之注『三国志』呉書 陸遜伝