尾鷲町
日本の三重県北牟婁郡にあった町
尾鷲町(おわしちょう)は[1]、三重県北牟婁郡にあった町。現在の尾鷲市(おわせし)の北半にあたる。
おわしちょう 尾鷲町 | |
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廃止日 | 1954年6月20日 |
廃止理由 |
新設合併 北牟婁郡尾鷲町、須賀利村、九鬼村、南牟婁郡北輪内村、南輪内村 → 尾鷲市 |
現在の自治体 | 尾鷲市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 東海地方、近畿地方 |
都道府県 | 三重県 |
郡 | 北牟婁郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
19,075人 (国勢調査、1950年) |
隣接自治体 |
三重県 北牟婁郡相賀町、九鬼村 南牟婁郡北輪内村、南輪内村、飛鳥村 奈良県 吉野郡上北山村 |
尾鷲町役場 | |
所在地 | 三重県北牟婁郡尾鷲町 |
座標 | 北緯34度04分15秒 東経136度11分28秒 / 北緯34.07081度 東経136.191度座標: 北緯34度04分15秒 東経136度11分28秒 / 北緯34.07081度 東経136.191度 |
ウィキプロジェクト |
地理
編集降水量が多い気候に特徴があり、「尾鷲の雨」として知られる。
歴史
編集→詳細は「尾鷲市 § 歴史」を参照
行政
編集歴代町長
編集- 1889年(明治22年) - 1901年(明治34年) 土井忠兵衛
- 1901年(明治34年) - 1911年(明治44年) 箸尾喜三太
- 1911年(明治44年) - 1915年(大正4年) 栗原実也
- 1915年(大正4年) - 1918年(大正7年) 北村富士太郎
- 1918年(大正7年) - 1922年(大正11年) 小川米太郎
- 1922年(大正11年) - 1930年(昭和5年) 大井順之助
- 1930年(昭和5年) - 1931年(昭和6年) 中村義三
- 1932年(昭和7年) - 1936年(昭和11年) 浜田正平
- 1936年(昭和11年) - 1946年(昭和21年) 岡耕之
- 1947年(昭和22年) - 1950年(昭和25年) 岩城悌
- 1950年(昭和25年) - 1954年(昭和29年) 太田寿
出典 : 『尾鷲市史 下巻』[2]
経済
編集産業
編集- 企業
- 尾鷲電気 - 尾鷲町には、1910年(明治43年)から1927年(昭和2年)にかけて尾鷲電気という電気事業者が存在し、町内への電気の供給を担っていた[3]。その後の再編を経て1951年(昭和26年)以降は中部電力の供給区域である[4]。
- 金融機関
- 尾鷲銀行[1]
- 商業
教育
編集高等学校
編集中学校
編集- 尾鷲町立尾鷲中学校
小学校
編集- 尾鷲町立尾鷲小学校
- 尾鷲町立向井小学校
- 尾鷲町立矢浜小学校
- 尾鷲町立宮之上小学校
社会教育
編集交通
編集鉄道
編集現在は旧町域に紀勢本線の大曽根浦駅が所在するが、当時は路線自体が未開業。
道路
編集- 国道170号(現・国道42号)
現在は旧町域に紀勢自動車道の尾鷲北インターチェンジが所在するが、当時は未開通。
施設
編集- 尾鷲町立病院
- 三重県厚生農業協同組合連合会 紀勢病院
出身・ゆかりのある人物
編集- 土井八郎兵衛(三重県多額納税者、土井林業代表取締役、尾鷲索道社長、尾鷲銀行頭取)
名所・旧跡
編集脚注
編集参考文献
編集- 『商工名鑑』名古屋商工社、1913年
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 24 三重県』角川書店、1983年
- 尾鷲市役所『尾鷲市史 上巻』尾鷲市役所、1969年
- 尾鷲市役所『尾鷲市史 下巻』尾鷲市役所、1971年
関連項目
編集外部リンク
編集- 三重県北牟婁郡尾鷲町 (24B0140014) | 歴史的行政区域データセットβ版 - Geoshapeリポジトリ