園池公致
略歴
編集東京市麹町区平河町にて、子爵園池実康の長男として生まれる。学習院を中退し、1896年から1901年まで侍従職出仕として明治天皇に侍した。
里見弴たちと共に回覧雑誌『麦』を刊行。また『白樺』創刊に参加。
1919年、小説『一人角力』(ひとりずもう)が広津和郎に激賞される。晩年は安倍能成、和辻哲郎、武者小路実篤、竹山道雄たちと共に、著名な白樺派作家も参加した文芸誌『心』の同人だった。
親族
編集脚注
編集- ^ 『平成新修旧華族家系大成』上巻、804頁。
参考文献
編集- 霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成』上巻、霞会館、1996年。
日本の爵位 | ||
---|---|---|
先代 園池実康 |
子爵 園池家第3代 1928年 - 1947年 |
次代 華族制度廃止 |