向後桃
向後 桃(こうご もも、4月6日[1] - )は、日本の女性プロレスラー、女優。 埼玉県出身。スターダム所属。血液型O型。身長165cm、体重47kg。女優としてはCINEMACTに所属していた。
向後 桃 Momo Kohgo | |
---|---|
2022年 | |
プロフィール | |
リングネーム | 向後 桃 |
ニックネーム |
ピーチ・スター こもも |
身長 | 165cm |
体重 | 47kg |
誕生日 | 4月6日 |
出身地 | 日本・埼玉県 |
所属 | スターダム |
スポーツ歴 | バスケットボール |
トレーナー |
堀田祐美子 葉月 永田裕志 カリスティコ 岩谷麻優 |
デビュー | 2019年4月30日 |
来歴
編集10歳から22歳までバスケットボールで活躍し、県大会出場の実績を持つ[2]。
2016年に「ミス湘南コンテスト」のグランプリに選ばれるなど、順調な芸能活動を送っていた矢先、バセドウ病を発症し体力低下と体重減に見舞われる。
薬の効果が出て体力が回復し始めた頃、テレビで見たプロレスの番組に刺激を受け[3]、プロレスラーを志すようになる。その後、Actwres girl'Zからスカウトを受け、2019年4月30日の後楽園ホール大会で五十嵐乃愛相手にデビュー戦を行う。以降はActwres girl'Zの他、アイスリボンやプロレスリングWAVEなどに参戦。2021年10月にはアイスリボンのメキシコCMLLツアー遠征に、負傷欠場した石川奈青の代役として帯同した[4]。2021年12月にActwres girl'Zが活動休止となりフリーとなる。
- 2022年
1月8日、スターダムの後楽園ホール大会に登場し参戦を直訴。1月23日、大阪府立体育会館第2競技場大会にて初参戦を果たし、ウナギ・サヤカとの「査定試合」に敗れるが、その後行われたSTARS対大江戸隊の6人タッグ戦後にSTARS入りを志願し認められる。2月23日の長岡大会では羽南の持つフューチャー・オブ・スターダム王座に挑戦するが敗れる。
6月からSTARDOM 5★STAR GP本戦への出場を賭けた出場権争奪リーグ戦に参加し、2勝2敗の成績で出場を逃すが、7月26日、出場予定だったテクラの負傷欠場に伴い、7月9日にAZMの持つハイスピード王座に挑戦した時の試合内容が評価されて繰り上げ出場が決まった[5]。リーグ戦は2勝10敗に終わるが、終盤の9月24日に舞華からウラカンラナで3カウントを奪う殊勲を上げている。
- 2023年
4月25日から負傷により欠場。これにより、約1ヶ月の欠場を余儀なくされた[6]。5月21日(現地時間)にNJPW STRONGロングビーチ大会にて行われたSTRONG女子王座の初代王座決定トーナメントにエントリー[7]。復帰戦となる一回戦でウィロー・ナイチンゲールに敗退した。
7月4日、NJPW STRONG後楽園ホール大会でウィロー・ナイチンゲールとコンビを組み、急造タッグながら連携も見せ、ジュリア&テクラ組に勝利した[8]。
得意技
編集- モモンパ
- 回転十字固め。2023年5月より使用。岩谷麻優の「ドドンパ」に憧れて習得した[9]。
- 果汁桃絞り100%
- ネクター・ピーチ
- リストクラッチ式フィッシャーマンズ・スープレックス
- 619
- 619式コンプリートショット
- スワンダイブ式ミサイルキック
- ウラカン・ラナ
- ラ・マヒストラル
- マヒカ・デ・ピーチ
- 手をクラッチして入るラ・マヒストラル
人物
編集- 英語が堪能であり、スターダムの会見の通訳を務めたこともある[10]。
- 鹿島沙希のファンであり、5★STAR GP 2022で鹿島と対戦した際、鹿島の写真集とリーグ戦の勝ち点のどちらが欲しいかと聞かれたところ、写真集を選んだ。なお、試合は向後がラ・マヒストラルで勝利し、写真集と勝ち点の両方を手に入れた[11][12]。
- バセドウ病(現在は寛解)と膠原病に罹患していたことを公表している[3][13]。
- プロレスをしている瞬間は「生きていることを実感できます」と語り[3]、前述のように一時は歩くのも困難だった時期があることから、「それまで走ることすらままならなかった自分が、リングの上で戦えて、日本各地や海外に行って試合をする毎日を送れていることは本当に夢がある」と休み休みでもできることがあると、出会えたことに感謝している[3]。
出演
編集映画
編集入場曲
編集- 桃源無双
- 初のオリジナル入場曲。
- 臥竜の陣
- 著作権の関係で入場曲を使用できない場合(ROH参戦時など)に使用。
- 天雷(和ロックバンド輝夜)
- スターダム参戦時から2024年までの入場曲。
出典
編集- ^ 向後桃のプロフィール・WEBザ・テレビジョン
- ^ 向後桃さん CLOUDCASTING
- ^ a b c d “「病気だからと全部あきらめなくていい」バセドウ病を公表した向後桃が語る、プロレスラーの道を選んだ理由 #病とともに(Yahoo!ニュース オリジナル Voice)”. Yahoo!ニュース (2024年10月4日). 2024年10月5日閲覧。
- ^ 【遠征レポート】「GRAN PRIX DE AMAZONAS」試合レポート アイスリボン
- ^ “【スターダム】テクラがケガの治療のため「5★STAR」欠場 繰り上がりで向後桃が出場”. 東京スポーツ. (2022年7月26日) 2022年7月26日閲覧。
- ^ “選手欠場と、新規参戦選手の追加に伴う対戦カード変更のお知らせ”. スターダム✪STARDOM. 2023年5月15日閲覧。
- ^ “【新日本】STRONG女子王座新設で王者決定トーナメント開催 昨年から管理王座が4本増”. 東京スポーツ. (2023年4月28日) 2023年4月28日閲覧。
- ^ “【新日本・STRONG】ジュリア 女子王者ナイチンゲールとの前哨戦で大苦戦「デカすぎねえか?」”. 東京スポーツ. (2023年7月4日) 2023年7月4日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/momo_kohgo/status/1658127370262310912”. Twitter. 2023年5月23日閲覧。
- ^ “【スターダム】IWGP女子王者モネ、記者会見で突然の乱闘 岩谷麻優を机にたたきつける - プロレス : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2023年5月15日閲覧。
- ^ “2022年9月4日 『5★STAR GP 2022広島大会』”. スターダム✪STARDOM. 2022年11月15日閲覧。
- ^ (日本語) 【スターダム】膝枕と写真集と初勝ち点を鹿島沙希からゲットしたキモオタ名誉会長 向後桃!『ありがたき幸せ!あ、ちょっと膝枕!www』5★STAR GP -9.4広島大会-【STARDOM】 2022年11月15日閲覧。
- ^ "「同じ境遇の人の希望になりたい」 難病を公表した女子プロレスラー・向後桃がどうしても達成したい目標". ENCOUNT. 株式会社Creative2. 28 June 2024. 2024年6月28日閲覧。
- ^ “不完全世界 : 作品情報”. 映画.com. 2022年2月1日閲覧。
- ^ “親鳥よ、静かに泣け : 作品情報”. 映画.com. 2022年2月1日閲覧。
- ^ “作品情報 〉 映画「家出レスラー」”. 映画.com. エイガ・ドット・コム. 2024年3月13日閲覧。
外部リンク
編集- スターダム公式プロフィール
- 向後桃 (@momo_kohgo) - X(旧Twitter)
- テレビ東京「生きるを伝える」バックナンバー動画