南白亀村
日本の千葉県長生郡にあった村
南白亀村(なばきむら)は、千葉県長生郡(長柄郡)にかつて存在した村である。現在の白子町の北部にあたる。
なばきむら 南白亀村 | |
---|---|
廃止日 | 1955年2月11日 |
廃止理由 |
新設合併 白潟町、関村、南白亀村 → 白子町 |
現在の自治体 | 白子町 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 関東地方 |
都道府県 | 千葉県 |
郡 | 長生郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
隣接自治体 | 長生郡白潟町、関村、豊岡村、山武郡大網白里町 |
南白亀村役場 | |
所在地 | 千葉県長生郡南白亀村 |
座標 | 北緯35度27分56秒 東経140度23分24秒 / 北緯35.4655度 東経140.38997度座標: 北緯35度27分56秒 東経140度23分24秒 / 北緯35.4655度 東経140.38997度 |
ウィキプロジェクト |
概要
編集村名は南白亀川に由来し、川の名は、平安時代に白い亀が南方から白い蛇を背にして海岸に渡来したことによるといわれる。その白蛇は、御神体の「南白亀様」として白子神社に祀られたとされ、白子町立南白亀小学校にその名をとどめる。
なお、白子神社は、久安3年(1147年)に旧関村の南白亀川沿いの現鎮座地へ遷祀し、新町名の白子町の由来にもなっている。また、弘治元年(1555年)には紀州の漁師西之宮久助が剃金村に漂着し、紀州漁法である地引き網を伝えたとされ、九十九里浜いわし漁発祥の地ともされる。