光が丘駅
光が丘駅(ひかりがおかえき)は、東京都練馬区光が丘二丁目にある、東京都交通局(都営地下鉄)大江戸線の駅である。同線の終着駅。駅番号はE 38。
光が丘駅 | |
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A3出入口(2010年3月) | |
ひかりがおか Hikarigaoka | |
◄E 37 練馬春日町 (1.4 km) | |
所在地 | 東京都練馬区光が丘二丁目9-5 |
駅番号 | E38[1] |
所属事業者 | 東京都交通局(都営地下鉄) |
所属路線 | ●[1]大江戸線 |
キロ程 | 40.7 km(都庁前起点) |
電報略号 | 光(駅名略称) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[都交 1]52,831人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1991年(平成3年)12月10日[2] |
備考 | 直営駅 |
概要
編集当駅は光が丘団地のほぼ中心軸をなしており、駅の周辺には大規模な商業施設(光が丘IMA)がある。光が丘は練馬区の北端に位置しており、板橋区や埼玉県和光市との境界が近い。
駅前大通りの下を通っており、そこを西→南へ進むと地下車両基地の高松車庫に通ずる。
2016年の交通政策審議会答申第198号において、大江戸線(12号線)は当駅からさらに練馬区大泉学園町、埼玉県新座市、東京都清瀬市を経て埼玉県所沢市の東所沢駅への延伸が答申されている。このうち、大泉学園町までは導入空間となる都市計画道路の整備が進められている。
ホームは地上から11.9mの深さにあり、大江戸線内では一番浅い[3]。都営地下鉄最西端に所在する駅である。東京都交通局の資料において、「深さ」とは駅中心位置の地表からホーム面までの距離を示す[3]。
歴史
編集駅構造
編集出入口は5か所あり、うち1か所ずつが光が丘IMAと練馬区役所光が丘出張所に併設されている。
当初、大江戸線は大型20m級車両による10両編成での運転が予定され、当駅は島式ホーム2面4線で計画されていたが、計画縮小により現在の形となった[6]。
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A2出入口(2022年1月)
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A5出入口(2010年3月)
のりば
編集番線 | 路線 | 行先[7] |
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1 | 都営大江戸線 | 六本木・大門方面 |
2 | 降車専用 |
(出典:都営地下鉄:駅構内図)
- 折り返し電車は当駅の先にある2本の引き上げ線で折り返す。引き上げ線はさらに高松車庫への入出庫線(延長 625 m [8])へ続いている。
引き上げ線は分岐側となっており、本線は将来の大泉方面への延伸に備えた構造としている[9][10]。このため、大泉方面に向かう下り線(B線)は、高松車庫への入出庫線を35‰の勾配でアンダーパスする部分まで構築されている[11](上り線(A線)はそこまで構築していない[11])。
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改札口(2023年1月)
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ホーム(2023年1月)
利用状況
編集2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員は52,831人(乗車人員:26,478人、降車人員:26,353人)である[都交 1]。大江戸線の単独駅では勝どきに次いで利用者が多い。
開業以降の1日平均乗降・乗車人員推移は下表の通りである。
年度 | 1日平均 乗降人員[13] |
1日平均 乗車人員[14] |
出典 |
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1991年(平成 | 3年)7,982 | [* 1] | |
1992年(平成 | 4年)9,019 | [* 2] | |
1993年(平成 | 5年)10,027 | [* 3] | |
1994年(平成 | 6年)11,025 | [* 4] | |
1995年(平成 | 7年)11,303 | [* 5] | |
1996年(平成 | 8年)11,540 | [* 6] | |
1997年(平成 | 9年)13,501 | [* 7] | |
1998年(平成10年) | 19,545 | [* 8] | |
1999年(平成11年) | 20,689 | [* 9] | |
2000年(平成12年) | 44,731 | 22,284 | [* 10] |
2001年(平成13年) | 47,999 | 23,977 | [* 11] |
2002年(平成14年) | 50,070 | 25,030 | [* 12] |
2003年(平成15年) | 52,289 | 26,097 | [* 13] |
2004年(平成16年) | 53,505 | 26,669 | [* 14] |
2005年(平成17年) | 54,613 | 27,231 | [* 15] |
2006年(平成18年) | 56,189 | 28,041 | [* 16] |
2007年(平成19年) | 58,452 | 29,252 | [* 17] |
2008年(平成20年) | 58,467 | 29,285 | [* 18] |
2009年(平成21年) | 57,244 | 28,706 | [* 19] |
2010年(平成22年) | 56,804 | 28,468 | [* 20] |
2011年(平成23年) | 56,529 | 28,347 | [* 21] |
2012年(平成24年) | 57,846 | 28,980 | [* 22] |
2013年(平成25年) | 59,065 | 29,579 | [* 23] |
2014年(平成26年) | 59,157 | 29,598 | [* 24] |
2015年(平成27年) | 60,107 | 30,060 | [* 25] |
2016年(平成28年) | 61,464 | 30,739 | [* 26] |
2017年(平成29年) | 62,937 | 31,468 | [* 27] |
2018年(平成30年) | 63,584 | 31,802 | [* 28] |
2019年(令和元年) | 63,120 | 31,560 | [* 29] |
2020年(令和 | 2年)[都交 2]47,683 | [都交 2]23,920 | |
2021年(令和 | 3年)[都交 3]49,778 | [都交 3]24,965 | |
2022年(令和 | 4年)[都交 1]52,831 | [都交 1]26,478 |
- 乗車人員
- 乗降人員
駅周辺
編集- 光が丘
- 光が丘公園
- 光が丘団地
- 光が丘IMA
- 練馬区役所光が丘出張所
- 警視庁光が丘警察署
- 光が丘郵便局(集配局、風景印あり)
- 練馬区立光が丘図書館
- 光が丘清掃工場
- 練馬光が丘病院
- 練馬区立光が丘四季の香小学校
- 練馬区立光が丘春の風小学校
- 練馬区立光が丘夏の雲小学校
- 練馬区立光が丘秋の陽小学校
- 練馬区立光が丘第一中学校
- 練馬区立光が丘第二中学校
- 練馬区立光が丘第三中学校
- 練馬区立光が丘第四中学校
- 東京都立田柄高等学校
- 東京都立光丘高等学校
- 光が丘東大通り
- 光が丘西大通り
- 夏の雲公園
バス路線
編集光が丘駅
編集- 1番のりば
2番のりば
- 国際興業バス
3番のりば
- 西武バス
4番のりば
- 国際興業バス・西武バス(みどりバス含む)
- 降車専用。
2001年4月20日[15] - 2003年3月の間、西武バス・国際興業バス・京浜急行バスの3社で、光が丘駅 - 成増駅 - 高島平駅 - 羽田空港の空港リムジンバスを共同運行していたが、利用者僅少のため廃止となった。その後、2021年7月16日より東京空港交通が光が丘地区にあるホテルカデンツァ東京発着で羽田空港リムジンバスの運行を再開している。
光が丘IMA
編集隣の駅
編集- 東京都交通局(都営地下鉄)
- 都営大江戸線
- 練馬春日町駅 (E 37) - 光が丘駅 (E 38)
脚注
編集出典
編集- ^ a b 東京地下鉄 公式サイトから抽出(2019年5月26日閲覧)
- ^ a b 『読売ニュース総覧 1991年版』 読売新聞社、1992年4月。ISBN 978-4643920338[要ページ番号]
- ^ a b 「各駅の概要」(PDF)『都営交通のあらまし2020』、東京都交通局、2020年9月、12-13頁、 オリジナルの2020年11月9日時点におけるアーカイブ、2021年1月1日閲覧。
- ^ 『PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2006年12月21日。オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブ 。2020年5月6日閲覧。
- ^ 『都営大江戸線全38駅のホームドア整備完了』(プレスリリース)東京都交通局、2013年4月26日。オリジナルの2013年5月1日時点におけるアーカイブ 。2024年2月22日閲覧。
- ^ 篠原力『今だから話せる都営地下鉄の秘密』洋泉社、2011年10月6日、176-177頁。ISBN 9784862487698。
- ^ “光が丘 時刻表”. 東京都交通局. 2023年6月4日閲覧。
- ^ 『大江戸線放射部建設史』183頁・194頁
- ^ 『大江戸線放射部建設史』 43頁・187頁
- ^ 大江戸線建設物語編纂委員会『大江戸線建設物語』成山堂書店、2015年7月8日、258頁。ISBN 978-4-425-96231-0。
- ^ a b 『大江戸線放射部建設史』52頁・194頁
- ^ 練馬区統計書 - 練馬区
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
- ^ 「光が丘 - 羽田空港間にバス」『交通新聞』交通新聞社、2001年4月19日、1面。
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成30年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成31年・令和元年)
- 東京都交通局 各駅乗降人員
- ^ a b c d 『令和4年度 運輸統計年報』(pdf)(レポート)東京都交通局。オリジナルの2023年11月3日時点におけるアーカイブ 。2023年11月3日閲覧。
- ^ a b “各駅乗降人員一覧|東京都交通局”. 東京都交通局. 2021年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月13日閲覧。
- ^ a b “各駅乗降人員一覧|東京都交通局”. 東京都交通局. 2022年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月13日閲覧。
参考文献
編集- 東京都交通局建設工務部管理課 編『大江戸線放射部建設史』東京都交通局、2003年3月。