三本珈琲株式会社(みつもとコーヒー)は、神奈川県横浜市神奈川区本社を置く、コーヒーを中心とした飲料食品メーカーである。ブランド名はM.M.C.三本コーヒーM.M.C.コーヒー

三本珈琲株式会社
Mitsumoto Coffee Co.,Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 M.M.C.コーヒー
本社所在地 日本の旗 日本
221-0054
神奈川県横浜市神奈川区山内町15-4
設立 1957年(昭和32年)3月15日
業種 食料品
法人番号 2020001029076 ウィキデータを編集
事業内容 コーヒーの製造販売、関連機器販売など
代表者 山本 聡(代表取締役社長
資本金 1億円
売上高 250億円(2018年3月期)[1]
従業員数 960名[1]
決算期 3月
外部リンク www.mmc-coffee.co.jp
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盛岡駅在来線ホームに設置されていた自動販売機(2003年8月2日)

概要

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1957年昭和32年)3月15日に有限会社三本コーヒー店を設立したことから始まった。名称の由来は、のちに社長になる山本登が「三は縁起の良い数字であるので、会社名につけたらいいのではないか」と助言を受け、それに山本の本を合わせて三本という名称になった[2][3]。その後順調に会社は発展していき、1959年(昭和34年)、有限会社から株式会社になった。さらに1974年(昭和49年)、三本コーヒー株式会社へと称号変更し、「M.M.C.」のロゴマークに変更した。このロゴマークは40年以上使用されてきたが、2018年平成30年)には地球に「コーヒーベルト」(北緯25度線南緯25度線)が描かれたものに変更し、称号についても翌2019年(平成31年)、三本珈琲株式会社に変更している[3]

本社については2019年に横浜市神奈川区金港町から同区山内町コットンハーバー地区内)の「横浜支店」(商品配送の拠点)内に仮本社として一時的に移転しているが、将来的には横浜市西区みなとみらい地区内(2017年三菱地所から土地を購入[4])に新本社を建設し再移転する計画である[3]

1989年(平成元年)には横浜博覧会パビリオン「MMCコーヒー地球体験館」を出展した。出展にあたって山本登は、当時留学中であった現・副社長の山本聡を責任者に就かせた。このパビリオンは東海大学情報技術センターの協力により様々な地球環境が再現され、体験することができた[5]。開催中は多くの客で賑わい、そのため人件費が掛かってしまい当初の予定よりも運営費が膨らんでしまった[6]。その後、1992年にはこの施設を移設して北海道むかわ町(旧穂別町)に「むかわ町穂別地球体験館」(2019年3月31日閉館)がオープンしている[7]

沿革

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パチンコ景品事業

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コーヒー販売事業のほかに、パチンコの特殊景品およびパチンコ店でのコーヒーのワゴンサービスの事業を行っている[12]

脚注

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  1. ^ a b 三本珈琲(株)”. マイナビ (2019年10月15日). 2019年10月20日閲覧。
  2. ^ 珈琲づくりに掛けた、伝統の50年 2008年5月21日 帝飲食糧新聞 (PDF)
  3. ^ a b c d 横浜発祥のコーヒーメーカーに聞く横浜とコーヒーの深い関係はまれぽ.com 2020年5月7日)
  4. ^ 【売買】みなとみらいで土地2000m2を確保、三本コーヒー(日経不動産マーケット情報 2017年9月8日)
  5. ^ 東海大学情報技術センター 年表(1989年・行事成果等)
  6. ^ 「客層広げて品質勝負」 2009年4月27日 神奈川新聞
  7. ^ 【むかわ】地球体験館20周年記念イベント23日から 2012年11月22日苫小牧民報社
  8. ^ a b c d e f g h 会社沿革”. 三本珈琲株式会社. 2019年10月20日閲覧。
  9. ^ 社名変更のご案内』(プレスリリース)三本珈琲株式会社、2019年3月20日https://www.mmc-coffee.co.jp/1722/2019年10月20日閲覧 
  10. ^ a b 本社事務所移転の御案内』(プレスリリース)三本珈琲株式会社、2019年8月30日https://www.mmc-coffee.co.jp/2061/2019年10月20日閲覧 
  11. ^ 三本珈琲株式会社の企業情報詳細(全国法人データバンク、2020年8月20日閲覧
  12. ^ 前代未聞、「パチンコ店の裏側ツアー」景品交換、犯罪防止、すべての現場をお見せします!2012年11月22日 日経ビジネスオンライン

外部リンク

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