リードタイム
生産・流通・開発などの現場で、工程に着手してから全ての工程が完成するまでの所要期間
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リードタイム(lead time)は、生産・流通・開発などの現場で、工程に着手してから全ての工程が完成するまでの所要期間である。
概要
編集トヨタ自動車発祥の和製英語と言われることもあるが、1945年にアメリカ合衆国での使用例がある[1]。手配番数(てはいばんすう)、略して手番(てばん)という。
ここで言う所要期間とは、実際の作業(製造なら加工)の期間だけでなく、発注から納品までの全期間である。作業を始めるまでの期間、待ち時間、検査・運搬などのための期間なども含む。
複数のラインが稼動しても原則としてリードタイムは短縮されないが、工程が完了する間隔は短縮される。これをサイクル・タイムという。たとえば、リードタイム10日で2つのラインが稼動していれば、サイクル・タイムは5日となる。
注釈
編集- ^ Birmingham(Alabama) News 19 May 1945, "The ‘lead-time’ normally required to bring out new models."