モッタマ
モッタマ(Mottama; ビルマ語: မုတ္တမ(မြို့)、ALA-LC翻字法: Muttama (mrui')、IPA: [moʷʔtəma̰ (mjo̰)] モウッタマ(・ミョウ))は、ミャンマーの都市。モン州に属する。かつてはマルタバン(Martaban)と称された。
モッタマ မုတ္တမမြို့ | |
---|---|
位置 | |
座標 : 北緯16度32分 東経97度36分 / 北緯16.533度 東経97.600度 | |
行政 | |
国 | ミャンマー |
州 | モン州 |
市 | モッタマ |
その他 | |
等時帯 | ミャンマー標準時 (UTC+6:30) |
アンダマン海のモッタマ湾(マルタバン湾)に近い。タンルウィン川(サルウィン川)沿岸にあり、対岸のモーラミャインはモン州最大の都市。かつては両都市間をフェリーで移動したが、2006年には川を横断するタンルウィン橋が開通した。交通の要所でありヤンゴンへと鉄道・道路が通じている。
伝説上は、ペグー王朝初代の王によって街が開かれたとされる。1541年、タウングー王朝のタビンシュエーティーによって征服された。大航海時代の到来にともない、ポルトガル船などが往来した。19世紀のイギリス・ビルマ戦争では、イギリス軍の占領を受けた。