選り抜き記事
エナメル質は歯の歯冠の最表層にある、生体で最も硬い硬組織で、モース硬度は6~7を示す。このエナメル質と、象牙質、セメント質、歯髄で歯は構成される。通常目に見える部分がこのエナメル質であり、象牙質に支えられている。象牙質の支持がなければエナメル質は硬くてもろいため、容易に割れてしまう。96%は無機質で残りが水と有機質であり、色は明黄色からネズミ色がかった白色である。エナメル質の下に象牙質がない端の部分では、青みがかって見えることもある。半透明であるので、エナメル質の下にある象牙質や歯科修復材料の色が歯の外見に強く影響を与える。厚さは部位により異なり、多くの場合、切端部、咬合部で最も厚く(2.5mm以上)歯頸部(エナメル-セメント境)で最も薄い。……
- 日本のアウトサイダー・アートの主流をなすのは、障害者の、なかでも知的障害者の美術である。これは、1930年代後半に日本で初めてアウトサイダー・アートが見出されてからすでにあった傾向であった。1950年代から山下清に世間の関心が高まり、山下が大衆的人気を得た……
- 性決定とは、雌雄が別の個体である生物において個体の性別が定まること。同一個体で雌性・雄性の生殖器官双方を形成する雌雄同体の生物と、個体別に雌雄が定まる雌雄異体の生物があるが、主に雌雄異体の生物の性決定について述べ……
- 矢数 道明は、昭和期の漢方復権に尽力した代表的な日本の医師。医学博士。医史学者。文学博士(慶應義塾大学)。東洋医学の発展に貢献した業績により日本医師会より最高優功賞を受賞した……