『経営とITと、人をつなぐ』役立つ各種ツール・ノウハウを紹介中。活動エリア:近畿/関西(和歌山・大阪・兵庫・京都・奈良)

ERP導入<準備編>のカテゴリ記事一覧

☆★☆ ITコーディネータ「つじやん」が【経営にITを活用いただく為の秘訣をお伝えするブログ】です ☆★☆

カテゴリ:ERP導入<準備編>

  • ERP導入<準備編>

    Ⅰ.準備    10.Slerへの提案依頼書はどう書けばよいか       <まずは基本姿勢やスケジュールを明確に>Ⅰ.ご提案について   1.まえがき   2.提案依頼スケジュール   3.提出先・連絡先   4.その他Ⅱ.ご提案、費用見積の前提条件   1.ERP選定、導入に当っての基本方針    2.新システムの範囲と概要   3.導入スケジュール(案) 4.ユーザ数想定、現システムデータ量  ...

    記事を読む

  • ERP導入<準備編>

    Ⅰ.準備   9.ERPベンダーやSlerについて情報収集するには     <ネットは絞れず、セミナーは欠点が見えず>導入に先立つ情報収集先が重要いきなりインターネットで検索しても、情報量が膨大になるだけで絞り込めない①雑誌などの「ERP製品一覧」で10社程度に絞るインターネットで「ERP」と検索すると、膨大なページがヒットするため、むしろ雑誌や書籍で調べた方がよい。この段階で、ERPパッケージ候補は...

    記事を読む

  • ERP導入<準備編>

    Ⅰ.準備     8.社内のプロジェクトチームをどう作るべきか      <チームリーダーは必ず現場から抜擢する>ERPパッケージの導入には全社的な推進体制が求められるプロジェクトチームが主役になり、情報システム部門はサポーターになる・プロジェクトオーナー:経営トップが担当し、強力なリーダーシップでプロジェクトを率いる | | ステアリングコミッティ:役員クラスが参画し、進捗状況などを定期的...

    記事を読む

  • ERP導入<準備編>

    Ⅰ.準備    7.オフコンを使っているが移行すべきなのでしょうか     <部分的に残してERPを導入するてもある>ERPと既存のレガシーシステム(オフコン)との切り分けイメージ●ERPパッケージの範囲(情報統合の効果を狙う)ERPパッケージが保有する機能範囲・ERPパッケージをそのまま利用・ERPパッケージにアドオン統合部分の外側の機能範囲・周辺パッケージ・オーダーメイド統合分野(ERPパッケージ...

    記事を読む

  • ERP導入<準備編>

    Ⅰ.準備    6.ERPパッケージを導入したいが誰に相談すべきか<公的機関からIT専門家を紹介してもらおう>① ITコーディネータ協会のホームページhttp://www.itc.or.jp/② 中小企業庁のホームページhttp://www.chusho.meti.go.jp/で全国の中小企業支援センターの連絡先、各種の支援制度などをしらべることができる↑↑↑  ビジネスブログランキング参加中。そのワンクリックが励みになります  ↑↑↑...

    記事を読む

  • ERP導入<準備編>

    Ⅰ.準備    5.システム投資に対する税制や助成金を知って得しよう    <IT減税等は2006年度で終了し新しい制度へに変更になっています。最新情報を確認ください>1.公的支援制度を活用するときの主なポイント①事業のリスクヘッジとして自己資金を抑え効率良いIT投資を実現できるが、制度により支払い可能な対象や補助率が異なる②効果測定や実証実験としてシステムの購入費や自社開発の労務費のほか、システムの...

    記事を読む

  • ERP導入<準備編>

    Ⅰ.準備    4.システムは買取るべきか、リースにするべきか      <中堅・中小はリースの方がメリットが大きい>買取と比較したリースのメリット① 機器の陳腐化が妨げる機器の経済的寿命を考慮して、機器が陳腐化する前に最新機器への切替えを計画的に推進できる② 経費処理が可能税法上損金算入することができるため、買取に比べて資金の固定化を防ぎ、企業の収支も安定する③ コストの把握が容易リース料を毎月、均等...

    記事を読む

  • ERP導入<準備編>

    Ⅰ.準備    3.システム予算はどのくらいが適当なのか<売上高の2%を投資の目安にしておく>  項目        導入費   維持費  償却又は保守料        備  考ハード        4,000,000 1,000,000   5年   サーバ*1台、クライアントPC10台ネットワーク      400,000 80,000 5年   LAN接続ERPライセンス費   10,000,000 150,000 15% テン...

    記事を読む

  • ERP導入<準備編>

    Ⅰ.準備    3.システム予算はどのくらいが適当なのか<売上高の2%を投資の目安にしておく>システム予算はどのくらいが適当なのか、判断するポイントは初期の導入費用だけではなく「見えない費用」を含めた、システムのライフサイクル全般を通した費用を判断する①日本企業は売上の2%が目安現在、日本企業の平均的なIT投資額は売上の2%程度。米国では3%以上と言われている。ただし企業のIT戦略に対する考え方で大き...

    記事を読む

  • ERP導入<準備編>

    Ⅰ.準備    2.システム導入計画を立案するときの注意点は<導入に当たり、契約やコストの面で注意すべきポイント>① 投資と効果に時間差は発生ERPパッケージの導入は、企画から稼動まで最短でも6ヵ月、普通で1年(場合によっては2年)に及ぶ場合があるため、投資と効果に時間差がある② 対象ごとに支払が異なるERPパッケージなどのライセンス費用は導入段階から発生する。業務のコンサルティングがあれば、通常の場...

    記事を読む

提案依頼書はどう書けばよいか

Ⅰ.準備
    10.Slerへの提案依頼書はどう書けばよいか
       <まずは基本姿勢やスケジュールを明確に>

Ⅰ.ご提案について
   1.まえがき
   2.提案依頼スケジュール
   3.提出先・連絡先
   4.その他
Ⅱ.ご提案、費用見積の前提条件
   1.ERP選定、導入に当っての基本方針
   2.新システムの範囲と概要
   3.導入スケジュール(案)
4.ユーザ数想定、現システムデータ量
   5.システムインフラ条件・現行システム概要
   6.移行・教育の考え方
7.御社と弊社の役割前提
   8.作業場所
Ⅲ.ご提案依頼内容
   1.会社概要とERP導入プロジェクトの実績
   2.導入方法論
   3.提案システムの内容
   4.移行作業内容
   5.導入スケジュールおよび成果物
   6.ERP導入時のサポート体制
   7.本番稼動後のサポート体制
   8.システムインフラ構成
 Ⅳ.費用見積
   1.業務要件確認・確定フェーズ
   2.システム導入フェーズ
   3.保守フェーズ
   4.その他
   別紙1 「新システム全体像、全体の機能概要、システム化機能要件概要」
別紙2 「現行システム一覧、システム関連図、ネットワーク構成」
別紙3 「質問一覧」

ビジネスブログ100選
↑↑↑  ビジネスブログランキング参加中。そのワンクリックが励みになります  ↑↑↑
タグ

ネットは絞れず、セミナーは欠点が見えず

Ⅰ.準備
   9.ERPベンダーやSlerについて情報収集するには
     <ネットは絞れず、セミナーは欠点が見えず>

導入に先立つ情報収集先が重要
いきなりインターネットで検索しても、情報量が膨大になるだけで絞り込めない

①雑誌などの「ERP製品一覧」で10社程度に絞る
インターネットで「ERP」と検索すると、膨大なページがヒットするため、
むしろ雑誌や書籍で調べた方がよい。この段階で、ERPパッケージ候補は5~10製品に絞り込んでおきたい
            ↓
②その後、ホームページでより詳しい情報を集める
より詳細な情報を得るために、選定したERPパッケージベンダーのホームページから、
会社概要、機能仕様、事例を中心に情報を収集する。また導入を行うSlerも検索する
            ↓
③セミナーも活用すべきだが欠点は出てこない
さらに詳しい情報を得るためには、ERPパッケージベンダーやSlerが主催するセミナーがあるが、
欠点や失敗談は発表されないため、鵜呑みにしないように
            ↓
④これまでの情報を整理して3製品以内に絞り込む
機能や事例を調べた上で、ERPパッケージ候補を3製品以内に絞り込む。
また、各ERPパッケージを手掛けるSlerも絞り込んでおこう

ビジネスブログ100選
↑↑↑  ビジネスブログランキング参加中。そのワンクリックが励みになります  ↑↑↑
タグ

社内のプロジェクトチームをどう作るべきか

Ⅰ.準備
     8.社内のプロジェクトチームをどう作るべきか
      <チームリーダーは必ず現場から抜擢する>

ERPパッケージの導入には全社的な推進体制が求められる
プロジェクトチームが主役になり、情報システム部門はサポーターになる

・プロジェクトオーナー:経営トップが担当し、強力なリーダーシップでプロジェクトを率いる
|
| ステアリングコミッティ:役員クラスが参画し、進捗状況などを定期的にチェックする
| 外部のコンサルタントを置く場合もある:信頼できるシステムインテグレータやコンサルタント会社など
|
・プロジェクトリーダー:チームのメンバーには経営改革を担う気構えのある社員を抜擢する
|
| 事務局
|
| システムインテグレータ
|
・現場の支援リーダー

業務別チームリーダー

情報システム部:サブリーダとして、サポート的役割に徹する

ビジネスブログ100選
↑↑↑  ビジネスブログランキング参加中。そのワンクリックが励みになります  ↑↑↑
タグ

ERPと既存システムの切り分けイメージ

Ⅰ.準備
    7.オフコンを使っているが移行すべきなのでしょうか
     <部分的に残してERPを導入するてもある>

ERPと既存のレガシーシステム(オフコン)との切り分けイメージ

●ERPパッケージの範囲(情報統合の効果を狙う)

ERPパッケージが保有する機能範囲
・ERPパッケージをそのまま利用
・ERPパッケージにアドオン

統合部分の外側の機能範囲
・周辺パッケージ
・オーダーメイド

統合分野(ERPパッケージが保有する機能範囲+統合部分の外側の機能範囲)
人、物、カネの流れが見える
   ↓
経営改革業務改革

●オフコンなどレガシーの範囲(個別合理化を狙う)

部門共有化の範囲
・ERPパッケージをそのまま利用
・ERPパッケージにアドオン

パーソナルの範囲
・レガシー利用
・オーダーメイド

個別分野(部門共有化の範囲+パーソナルの範囲)
実作業や設備の効率向上
    ↓
個別合理化の追求

ビジネスブログ100選
↑↑↑  ビジネスブログランキング参加中。そのワンクリックが励みになります  ↑↑↑
タグ

ERPパッケージを導入は誰に相談すべきか

Ⅰ.準備
    6.ERPパッケージを導入したいが誰に相談すべきか

<公的機関からIT専門家を紹介してもらおう>

① ITコーディネータ協会のホームページ
http://www.itc.or.jp/

② 中小企業庁のホームページ
http://www.chusho.meti.go.jp/
全国の中小企業支援センターの連絡先、各種の支援制度などをしらべることができる

ビジネスブログ100選
↑↑↑  ビジネスブログランキング参加中。そのワンクリックが励みになります  ↑↑↑
タグ

システム投資の税制や助成金を知って得しよう

Ⅰ.準備
    5.システム投資に対する税制や助成金を知って得しよう
    <IT減税等は2006年度で終了し新しい制度へに変更になっています。最新情報を確認ください>

1.公的支援制度を活用するときの主なポイント

①事業のリスクヘッジとして
自己資金を抑え効率良いIT投資を実現できるが、制度により支払い可能な対象や補助率が異なる

②効果測定や実証実験として
システムの購入費や自社開発の労務費のほか、システムの効果測定や実証実験などの経費を認める制度も

③フェーズを設けて段階的に利用
同じ年度に同一テーマで複数制度を利用するのは難しいため、フェーズを設け段階的に利用する

2.注目すべき特別減税制度
特定の出費を法人税の控除対象にできる減税制度で、法人税を支払わない赤字企業は利用できない

IT投資減税
従来は「IT投資促進税制」という名称でシステムの導入費用が減税対象となる制度があったが、
景気の回復とともに2005年度で廃止される。ただし経団連などの継続要望もあり、
目的を限定した別のIT投資促進税制が続行する見通し

人材投資促進税制
2005年度から開始された、企業が自社従業員に対して行う教育訓練費に関する特別税額控除。
直接のシステム導入費用は対象外だが、システム運用教育や情報セキュリティ教育に利用できる。
集合教育以外にeラーニングも利用できるようになる

2.注目すべき補助金・助成金
省庁、地方公共団体、各種法人が行う事業の特定の経費につき一部または全額を補助する支援制度

中小商業ビジネスモデル支援事業
経済産業省が2002年度から実施している支援事業の1つ。中小商業者の競争力強化のため新たなビジネスモデルの開発に必要な
「調査研究事業」「実証実験事業」の経費の一部を補助する事業で、窓口は各地の経済局になる

IT活用型経営革新モデル事業
中小企業庁が2002年度から実施している事業の1つ。中小企業の経営革新モデルとなるITを活用したビジネスシステム構築の
「事前調査研究事業」「経営革新支援事業」の経費の一部を補助する事業で、窓口は各地の経済局になる

ビジネスブログ100選
↑↑↑  ビジネスブログランキング参加中。そのワンクリックが励みになります  ↑↑↑
タグ

システムは買取るべきか、リースにするべきか

Ⅰ.準備
    4.システムは買取るべきか、リースにするべきか
      <中堅・中小はリースの方がメリットが大きい>

買取と比較したリースのメリット

① 機器の陳腐化が妨げる
機器の経済的寿命を考慮して、機器が陳腐化する前に最新機器への切替えを計画的に推進できる

② 経費処理が可能
税法上損金算入することができるため、買取に比べて資金の固定化を防ぎ、企業の収支も安定する

③ コストの把握が容易
リース料を毎月、均等に支払うことになるため、期間損益が明確になり、収支コスト計算も容易になる

④ 資産を所有しない
機器はリース会社の所有となるため、現在の会計基準では損益計算書に固定資産として計上する必要はない

⑤ 事務手続の合理化・省力化
固定資産税申告、減価償却費の計算、保険契約などはすべてリース会社が行うため事務削減に

ただしリースを導入すると中途解約は難しい

コンピュータの法定耐用年数とリース期間
対象機器                法定耐用年数  リース期間
スーパーコンピュータ、汎用機、サーバー   5年     3~6年
ターミナル機器(POS,ハンディターミナル等)     5年     3~6年
パソコン(サーバー用を除く)        4年     2~5年

ビジネスブログ100選
↑↑↑  ビジネスブログランキング参加中。そのワンクリックが励みになります  ↑↑↑
タグ

システム予算はどのくらいが適当か

Ⅰ.準備
    3.システム予算はどのくらいが適当なのか

<売上高の2%を投資の目安にしておく>

  項目        導入費   維持費  償却又は保守料        備  考
ハード        4,000,000 1,000,000   5年   サーバ*1台、クライアントPC10台
ネットワーク      400,000 80,000 5年   LAN接続
ERPライセンス費   10,000,000 150,000 15%
テンプレート費
コンサルティング費  8,000,000 生産管理システム
アドオン開発費    3,000,000 45,000 15%
その他 1,000,000 150,000 運用経費は10%程度
小計         26,400,000 1,375,000 
人件費 10,000,000 6,000,000
合計 55,200,000 7.375,000 所有総コスト(TCO)になる


ビジネスブログ100選
↑↑↑  ビジネスブログランキング参加中。そのワンクリックが励みになります  ↑↑↑
タグ

売上高の2%を投資の目安に

Ⅰ.準備
    3.システム予算はどのくらいが適当なのか

<売上高の2%を投資の目安にしておく>

システム予算はどのくらいが適当なのか、判断するポイントは
初期の導入費用だけではなく「見えない費用」を含めた、システムのライフサイクル全般を通した費用を判断する

①日本企業は売上の2%が目安
現在、日本企業の平均的なIT投資額は売上の2%程度。米国では3%以上と言われている。ただし企業のIT戦略に対する考え方で大きく異なるため、あくまで目安と考えたい

②情報化投資はTCOで考える
TCO(Total Cost of Ownership)とは所有総コストを意味しており、システムのハードやソフトの導入費、開発費、ライセンス費、保守料などのほかに「見えない費用」が発生する

③「見えない費用」があることを考慮
「見えない費用」とは、将来見込まれるアップグレードの費用、情報システム部門および利用部門の人件費、教育費、システムダウンやパフォーマンス低下による業務上の損失、トラブル対策費用など

④アウトソーシングも視野に入れる
中堅・中小企業の場合、IT担当の人材まで手が回らないケースが多い。個人情報保護や情報セキュリティ、システムの安定稼動の点からも、情報システムのアウトソーシング(外部委託)を視野に入れるべき

ビジネスブログ100選
↑↑↑  ビジネスブログランキング参加中。そのワンクリックが励みになります  ↑↑↑
タグ

契約やコストの面で注意すべきポイント

Ⅰ.準備
    2.システム導入計画を立案するときの注意点は

<導入に当たり、契約やコストの面で注意すべきポイント>

① 投資と効果に時間差は発生
ERPパッケージの導入は、企画から稼動まで最短でも6ヵ月、普通で1年(場合によっては2年)に及ぶ場合があるため、投資と効果に時間差がある

② 対象ごとに支払が異なる
ERPパッケージなどのライセンス費用は導入段階から発生する。業務のコンサルティングがあれば、通常の場合で3ヵ月から6ヵ月ごとに支払いが請求されることが多い

③ 契約形態を確認しておく
導入コストを見積るときは、事前にシステムインテグレータから概算の見積りを入手しておくが、一括契約かどうかなど、支払い形態でも異なるので注意する

④ 固定費用を見逃すな
IT担当者の人件費、サーバーやパソコンなどを設置する場所の費用、電気やエアコンの光熱費も事前に計画を立案するときに織込んでおきたい

⑤ IT担当者を置く場合も
IT化推進に必要な人材は、パソコンの機能や操作に詳しい人ではなく、経営トップのニーズを正しく受け止めたり、企画できる能力が求められている

ビジネスブログ100選
↑↑↑  ビジネスブログランキング参加中。そのワンクリックが励みになります  ↑↑↑
タグ
Copyright © IT経営の道具箱 All Rights Reserved.

テキストや画像等すべての転載転用販売を固く禁じます