海辺でぬるく撮ってます

星空撮影の記録とか

ハート星雲など

撮影日時:2022年1月3日 20時30分ごろ

撮影地 :静岡県加茂郡東伊豆町(白田温泉)
撮影機材:SONY ILCE-7M3(HKIR改)
     TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III. VXD
     APS-Cクロップ(フルサイズ換算 270mm相当)
その他 :PROSOFTEN ClearとSTC Astro-MSを併用
露光等 :f3.2/ISO 2000, 露光時間121秒、13枚

     スカイメモーTによる追尾撮影
後処理等:Stella Image 9にて加算平均、強調処理


 カシオペヤ座とペルセウス座の間にある散光星雲で、左からソウル(胎児)星雲、ハート星雲、そして小さな魚頭星雲。綺麗な青色を表現した写真もあるけど、あれは特殊な撮影、合成処理が必要なもの。HKIR改造機の色被りムラで苦戦している私には無縁の世界。


 画角を狭めれば色被りムラも抑えられるかと思ったけど、甘くはなかったです。ILCE -7SM3のグリーンスター問題にめげて購入・改造したカメラなんだけど、それ以上のカラフルさにビックリだぉ。(爆)

アルデバラン付近からペルセウス座

撮影日時:2021年12月31日 19時ごろ

撮影地 :静岡県加茂郡東伊豆町(白田温泉)
撮影機材:SONY ILCE-7M3(HKIR改)
     SONY FE 24mm F1,4 GM (APS-Cクロップ)
その他 :Kenko PROSOFTEN CLear (W)とスターリーナイトを併用
露光等 :f2.8/SO 1600, 露光時間121秒を25枚使用

     スカイメモTにて追尾撮影
後処理等:Stella Image 9にて加算平均、フラット補正など
     強調処理はLuminar4


 近赤外光で光る散光星雲を撮るために、ハヤタ・カメララボさんにお願いしてILCE−7M3をHKIR改造して頂きました。既に所有していたILCE-7SM3は改造不可とのことだったので、新しく買いなおしましたよ。(涙)


 改造そのものは2021年12月初旬に終了していて、幾度も撮影はしてきたのだけど、まともな作品は未だ得られていません。改造とは言っても、画像センサーの前にある赤外線カットフィルターを、メーカー純正のものからちょっとだけ赤外側まで映るフィルターに変えるだけなんだけど、使いこなすのは大変です。レンズが持っている色収差やらなんやら、メーカーが一生懸命に作り上げた微妙なバランスを崩すわけで、面内の色被りムラとか、もう大変なことになっています。修正不能だよ〜。(爆涙)


 こんなものを使いこなして作品を発表しているプロとかハイ・アマチュアの皆様がおいでになるということが、私には信じられません。


 えっと、写真中央の赤いのがカリフォルニア星雲、中央部がペルセウス座、下方におうし座の明るいところ。上方の二つの赤い散光星雲の上の画像外にカシオペア座があるはずです。

12月の天の川 (東伊豆町・稲取温泉)

撮影日時:2021年12月23日 18時30分ごろ

撮影地 :静岡県加茂郡東伊豆町(稲取温泉)
撮影機材:SONY ILCE-7MS3
     LAOWA 15mm F2 ZERO-D
その他 :LEEのSOFT1とスターリーナイト併用
露光等 :f2.8/SO 6400, 露光時間25秒、固定撮影


後処理等:連続して撮影した25枚をSequatorにて加算平均
     Stella Image 9にてフラット補正、強調処理はLuminar4

 撮影したのは稲取温泉で、東伊豆にしては空が明るい所なんだけど、冬になって空気が澄んできたせいか星の色が綺麗に出ていて、びっくり。写真上部にはアンドロメダ星雲も小さいながらはっきり写っているし、やっぱり冬は星空撮影の季節なんだなぁと思います。
 東の空には冬の主役オリオン座が昇りつつあって、天頂にはカシオペア。淡い冬の天の川のアーチがとてもきれいでしたが、北側すぐ横にはホテル群。残念ながら写真撮影はできませんでした。