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好かれなかった日本のお酒と煮過ぎた雑煮で迎えた元旦―2025年

2025.01.02.08:30

一昨日の大みそかは、Bさん宅におよばれしました。

まあ、毎年恒例よね。(参加しないこともあるけど)

そして元旦もおよばれして、ランチ兼ディナーを頂きます。

まあ、毎年恒例よね。

メンバーもほぼ一緒。

まあ、毎年恒例よね。

でも今年は、サルディーニャ島から、イタリア人のG君の元カノのアンドちゃんがダブリンに遊びに来ていて、Bさん宅にお泊りしてるのよ!だから毎年恒例ではありませんでした。


彼女は現在53歳。あたしは同級生だとばかり思っていたけど、一つ年下だったわ。小学校の先生をしています。まだ独身。背が高くて、がっちりした体格の彼女。とっても性格が良くて、親切。

多分お給料がかなり安いと思われるのだけど、(イタリアってそうよね???)、それでもあたしたちが遊びに行けば、奢ってっくれるのよ。本当に心が広い人。だからあたしは彼女のことが大好きなのだ。


ちょっと特別だった大みそか。では早速日本から持ってきた、清酒と赤ワインをみんなに飲んでもらおうと思ったんです。

アイルランド人、トルコ人、そしてイタリア人。。。どう思うだろうか?同じ感想?好き?嫌い?

まずはこちらの赤ワイン。日本のスーパーに売っている、プラスチックボトルの物。プラスチックボトルと言う時点で、点数は低くなる。サントリーさんには申し訳ないが!

IMG_2822_202501012016534b5.jpg

こちらは一昨年に購入してBさんにあげたんですが、開けるのが怖いらしくって、飲まれていなかったボトル。

味は、薄い葡萄ジュースと言ったところで、アルコール感ゼロ。11%入っているのですけれど。酸化防止剤無添加でとてもいんですけどねー。でも、私同様、こちらの人って、添加物が入ったワインを飲むのに慣れているから、物足りなく感じるところは否めない。

こちらは、今週末ラグーを作る際に使用します。きっとラグーがおいしくなるわん!


そして次は。。。とある県の日本ワイン、赤。


赤ワインの小さいボトルを購入したんです。味見せずで購入したのですが。これがかなり変わった味で、ちょっと酸味があり、みんながまずい!と言うたワイン。なので、ここではどのワインだったか紹介はしません。

あたしはまずいとは思いませんでしたが、ブドウの種類も違うし、多分、使用している樽がまた違うんだと思う。本当に味が。。。今まで飲んだことがない、変わった味だったのですよ。あたしは嫌いではありませんでしたが、Bさんは超いやいや飲んでいました。少ししかワイングラスに注がなかったのですけど、それでも飲むのに手古摺っていた。

「いやなら捨てていいんだよ」

と言いましたけど、無理やり飲んで、その後すぐに、

「普通のワイン、ちょうだい!!!」

と言って、G君が持ってきた、イタリアワインを飲み、

「普通のワインが一番おいしいわ!」


と言っていました。

ああ、ショック。。。でもしゃあない。まったく違う、あたしでさえ想像できなかった、変わった風味の赤ワインだったからなー。

と言う事で、あたしはこれを一人で飲むことにしました。こんなに人気がなかったとは。。。トホホ。


そして最後は清酒。


こちらはあたしの実家のある町で作られている、地元清酒だ。だから銘柄は言えません。ごめんなさいね。とはいえ、あたし自身、まったく飲んだことなし。一番小さいボトルを持って帰ってきたのが去年。すっかりBさん宅に持って行って、みんなで味見するのを忘れていたお酒。さあ、この清酒ならどうだろう???

「まだこれはましだけど、普通のワインが一番おいしいわ!」

さあ、そこにある、イタリアンワインをちょうだい!と言う感じだったBさん。


するとG君が、

「日本酒って、グラッパと同じだろ?アルコール度45度とかじゃないか!」

と、飲む前に言っていました。

ええっ???ちゃうよ???日本酒でそんな高いアルコール度の物はないはずよ、と言うたけど、いやいや、グラッパと同じだと言う。ちゃうって言うてるやん!!!


あたしが持って帰ってきた地元の清酒は13%のアルコール度でした。冷蔵庫に入れず、部屋の温度で飲んでもらったので、それもいけなかったのかも。お冷で飲んでもらった方がよかったかな、と後悔。熱燗にはできないので(熱燗ボトルがない)、熱い場合と冷たい場合の飲み比べをしてもらうことができませんでした。

とはいえ、トルコ人Eちゃんは日本酒を、こちらにある日本食レストランで飲んでおいしかった、と言っていた。でも、地元の物は好きじゃなかったようだ。結局G君もそんなに好きじゃなく。。。


日本のお酒、Bさん宅に関わる人々には超人気なし。


Aちゃんも飲んだけど、どれも好きじゃないと言っていました。イタリア人のゲストアンドちゃんはお酒は飲まないので感想なし。Bさんの親友Mさんも嫌いだったので、本当に日本のお酒が人気がなかったのです。


でも!!!日本が好きな人なら、味は好きではないかもだけど、もうちょっと喜んでくれたかもしれん。


そんな可哀そうな日本のお酒とともに、あたくしは昨日の元旦、お雑煮を作りました。

小松菜がないのでほうれん草で。鳥のもも肉とさとうの切り餅二つ、酒と醤油と塩分無添加の果粒のかつおだし。

煮込みながら、このブログを書く準備をしていたら。。。


IMG_2820.jpg

煮過ぎました。

もちが原型をとどめていませんでした、でもあたし、どろどろになったお餅、大好きなのよ!!!

そして、昨日の残りの、地元の清酒を切子グラスで飲む。(偽物かもしれんが!)

IMG_2821.jpg

地元の清酒、一口目より二口目、二口目より3口目の方がうまいことに気が付いた。やっぱりお冷が好み。

ちなみに、日本酒にはやはり、グラッパのような高度数のアルコール度の物はない。22%以上のお酒は日本酒とは名乗れないのねー。知らんかった!地元酒は13%。トレンド度数でした。




まあええです。あたしさえ、あたしさえおいしく飲めれば!!!!😫


さあ、体調がまだいまいちですが、明日から仕事。しかも出社しろと言われ。。。😭😢

正月3日間はやっぱり働きたくないわ、あたしは。。。毎年思うけどさー。こちらでは明日から普通の日ですから。なんの新年の喜びの余韻もない。そしてあたしにはまた別のレポート提出のための準備が待っているのである。


次回のブログでは、今年2025年の予定をご紹介しようかと思っております。




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ティファニーカイリー

Author:ティファニーカイリー
人口1万人、サルやイノシシ、野良犬がうろついているような日本の田舎町から6年半勤めた地元金融機関を辞め、両親と愛犬とむ(2012年1月23日他界)を置き去りに、英語の勉強+大ファンのU2に会うべく、アイルランドはダブリンに到着したのは1999年9月25日。

語学学校へ9ヶ月、コンピーター学校へ2ヶ月通うも仕事が見つからず帰国。

仕事したさにダブリンに2か月だけ舞い戻ったつもりが、友達だったフランス人のおかげで運良く仕事が見つかり,ダブリンに居座ることに。

CIMA(英国勅許公認管理会計士)休学中(というか断念)。現在はイタリア就職を夢見てダブリンでイタリア語勉強中。アイルランド人の親友であるAちゃんが相続したNorthsideのお家に野良猫一家(母、娘&息子猫)とともに居候中です。

Press&Mediaの方は[email protected]へお問い合わせ願います。それ以外の方のメールのご使用は固くお断り致します。

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