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第7回(最終回):ブログを書くときに役立つgoo RSSリーダーの機能
[2006/07/18]


第6回:携帯電話と組み合わせてRSSリーダーがもっと便利に!
[2006/07/10]


第5回:RSSリーダー、使い道はブログだけじゃない!
[2006/07/03]


第4回:自分だけの「ネタ元」を見つけよう
[2006/06/26]


第3回:未読管理やチェック機能で、効率的に情報収集
[2006/06/19]


第2回:まずは登録。ニュースを読んでみよう
[2006/06/14]


第1回:RSSリーダーは、Webから情報のエキスをしぼり出す!
[2006/06/05]
第3回:未読管理やチェック機能で、効率的に情報収集

 RSSリーダーの使い方の基本は「登録する」&「一覧から気になる見出しをクリックして読む」こと。ですが、それ以外にも、私たちの情報収集を助けるさまざまな機能があります。今回は、これらの機能の使い方をご紹介します。

新着記事を見つけるときは「すべて更新」

見出しの前に表示されている[○h]は記事が何時間前に更新されたかを示す([1h]なら1時間前、[7h]なら7時間前)。記事の見出しは更新の新しい順に並ぶ

 「ウェブ版 goo RSSリーダー」では、一覧表示される見出しの横に、その記事がどれくらい前に更新されたものかを表す数字(1hや4hなど。Newは1時間以内)が表示されます。

 更新のひんぱんなブログやニュースサイトでは、現在の一覧にある記事を読んでいる間にも、また新しい記事が更新されていることもあります。例えば、地震や火事などの大きな出来事がリアルタイムで進行している場合、少しでも速く新しい情報を手に入れたいものですね。

 そんな時は、記事一覧ウィンドウの右上にある[すべて更新]をクリックすることで、記事情報を新たに取得し、直前に更新された記事もチェックできます。

 記事情報の更新は、自動的に行うよう設定できます。初期設定では[自動更新しない]になっていますが、[30分毎]または[60分毎]に自動更新を行なうよう設定できます。

[すべて更新]をクリックすると、記事一覧を再度読み込み、新たに取得した見出しを追加する。現在読み込み中のものは「読み込み中...」というメッセージが表示されている ページ上部のメニューから[設定変更]をクリックすると、設定変更画面が表示される。[自動更新]を変更することで、[30分毎]、[60分毎]など用途に合わせて設定できる

未読/既読の設定をうまく使おう

 「ウェブ版 goo RSSリーダー」では、いったん目を通した(見出しをクリックした)記事は見出しの色がグレーに変わり、「既読(すでに読んだ)」状態になります。

 一方、まだ読んでいない記事は、見出しが最初の色(青字)のままです(この状態のことを「未読(まだ読んでいない)」と呼びます)。見出しの色によって、どの記事を読んだかがひと目で分かるようになっているわけです。

 未読ではあるけども読む必要のない記事は、まとめて既読にしてしまうことができます。不必要な情報を既読にしてしまえば画面がすっきりして、読まなければならない、という強迫観念のようなものを感じることもなくなります。

 また逆に、いちど読んだけども後で読み返したい記事がある場合には、既読になった記事を未読に設定しておくこともできます。

 各見出しの左にある「□」をクリックすることで、未読/既読の切り替えができます。またフォルダ(カテゴリ)名の左にある「□」をクリックすると、フォルダ全体にある記事全部を切り替えられます。

見出しの左にある[□]をクリックすると、既読と未読を切り替えることが可能 [すべて既読]をクリックすると、RSSリーダー全体の記事をワンクリックで既読に設定できる

 フォルダ(カテゴリ)の右端にある[▽]をクリックすることで、各フォルダの詳細な設定が可能です。

 ここで[すべて既読]/[すべて未読]の設定ができるほか、[すべて表示]では、通常1フォルダあたり5件ずつ表示している見出しを、取得している全件表示します。[再表示]は、増やした表示数を元に戻します。[更新]は、そのフォルダ内の記事だけを更新して、最新の記事情報を取得します。

 表示内容を変更したい場合などは[設定]をクリックします。クリックすると新たにウィンドウが開いて、記事のタイトルやRSSのURL、表示件数などをカスタマイズできるだけでなく、特定の言葉を含む記事だけを読み込むように条件付けすることも可能です。標準では5件になっている記事見出しの表示数も、ここから変更可能です。

 [削除]をクリックすると、登録されているRSSを削除します。記事をチェックしなくなったRSSをそのままにしておくと、「すべてを更新」したときなどに不要な記事情報まで更新に行くので、RSSリーダーの動作が必要以上に重く感じられてしまうことがあります。読まないRSSは削除して、見やすく整理しておきましょう。

▽]をクリックすると、プルダウン形式でメニューを表示する。既読/未読の切り替えのほか、登録したRSSを削除するときもここから行なう

気になる記事を「チェック」して、まとめて読もう

 膨大な量の情報をひとつひとつ読んで管理するのは大変です。見出しだけを眺めて気になるものをチェックし、後からゆっくり読む、といった使い方ができたら便利ですね。そんな時には、左のRSSサイト一覧に用意されている[チェックをつけた記事]のフォルダを活用しましょう。

 記事一覧ウィンドウで記事の見出しをクリックし、開いた概要ウィンドウの[チェックをつける]をクリックすると、その記事が[チェックをつけた記事]に送られます。各見出しを流し読みしながらチェックしておけば、後で[チェックをつけた記事]フォルダを開いて、まとめてゆっくりと記事を読むことができます。

概要と一緒に表示される[チェックをつける]をクリックすると、「チェックをつけた記事」の中に自動的に贈られる。写真は「概要表示」の方法が「ウィンドウ」のとき 「概要表示」の方法が「インライン」のときは、見出しの下に[チェックをつける]が表示される


■ コラム:レイアウトをカスタマイズしてより使いやすく ■


 「goo RSSリーダー」では、画面のレイアウトを自由にカスタマイズできます。自分好みの、読みやすいレイアウトで利用しましょう。

 画面上のメニューから「記事表示」や「概要表示」の表示方法を切り替えることで、見出しや記事の表示方法、レイアウトを変更できます。「記事表示」では[標準表示]、[サイト別表示]、[フォルダ内一覧表示]の項目が用意されており、見出一覧のレイアウトが変化します。

 「概要表示]を変更すると、記事の見出しをクリックしたときの概要の表示スタイルが変わります。[ウィンドウ]、[ポップアップ]の場合には見出しをクリックしないと概要文が表示されませんが、[インライン]を選択すると、見出しと一緒に概要文が表示されます。見出しだけでは内容が分かりにくいブログなどでは、便利な表示方法です。概要の表示は[なし]にすることもできます。

 画面左のRSSサイト一覧は、メニューの右上にある左矢印ボタン( )をクリックすると隠すことができます。画面を広く使って記事一覧や概要文を見たい時に使いましょう。

「記事表示」を[標準表示]にして「最新gooニュース」を表示したところ。フォルダ別に見出しが整理されている 「記事表示」を[フォルダ内一覧表示]に切り替えると、フォルダ別に分類されず、新しい順の表示となる

「概要表示」を[ウィンドウ]にした状態。画面下部にクリックした記事の概要を表示する標準の表示方法 「概要表示」を[ポップアップ]にした状態。マウスポインタを乗せた見出しのすぐ下に概要を表示する

「概要表示」を[インライン]にした状態。見出しと一緒に概要を表示する

URL
  goo RSSリーダー
  http://reader.goo.ne.jp/
  goo RSSリーダーの歩き方(Q&Aや新着情報など)
  http://arukikata.goo.ne.jp/goocat.php?GC=092

(2006/06/19)


  松本秀行
ネットワークゲームをメインフィールドに、さまざまなPC雑誌で連載・特集記事を執筆するライター。gooで、新着サービスや活用法を紹介する「gooの歩き方」のライティングも手がける。週末にバイクでふらりと旅に出るのが何よりの楽しみ。

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