木の実
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Paula Gerritsen (2006/02/16)
Front Street Pr
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木の実/Nuts
イラストレーター: Paula Gerritsen/パウラ・ヘリッツェン
メイン画材:パステル
1956年オランダ生まれのPaula Gerritsenは、チャイルドサイコロジーを学び、1988年より心理学のアシスタントとして働くも、1994年より絵本制作を始める。イラストが好きだった彼女にとって子供のための絵本制作は、心理学とイラストと言う2つのやりたいことをひとつの作業で出来る完璧な仕事だと言う。
ねずみさんは小さな丘に住んでいた。景色は綺麗な場所だけど、大好きな木の実の木はとてもとてもとっても遠い場所にある。「秋だから、木の実を集めなくちゃ!」コートを着てマフラーを巻いてねずみさんはお出かけだ。そこへカモメが来て言った、「嵐が来るから、お家に帰りなよ」。でも風が強くてうるさくて、ねずみさんには聞こえない・・・アメリカ、日本共に対象年齢は4歳以上。無駄足を踏むことになるねずみさんには灯台下暗しなエンディングが待っています。
「ナッツ」とは英語で木の実などの果実や種子のことですが、悪い意味でちょっとクレイジーな出来事や人のことも指す言葉。結果、日本人の名前で「ナツ」の入っている名前の人はからかわれることが多いようです。どんな意味の名前であろうとも聞こえた音で判断されたらどうにもなりません。
私の名前もスペイン語では「お尻」だとか、英語のスラングでは「クレイジー」だとか「頭軽い」の発音に似ています。学生の頃、授業初日の点呼ではクラスがザワザワとしたものですが、どんな発音で呼ばれようとも、間違えていようとも、からかわれようとも、訂正をせずにきちんとお返事をします。だって面倒くさいんだもの。「名は体を表す」と言いますから、私はきっとお尻のように頭が軽いのでしょう。何だか解りませんが、それで良し。
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2023-10-18(Wed) 06:53| - 故郷/スウィートホーム| トラックバック(-)| コメント(-)