iTunes使用許諾契約書を漫画にした猛者がいる
さて
iTunesの使用許諾契約書(Terms and coditions)って、iTunesがヴァージョンアップした時などに表示されることがある。
こういうヤツね↓
画像:「iTunes使用許諾契約書が更新されました」と通知されました!? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ | マイナビニュースより
利用規約をお読みの上、同意いただく必要があります
って言われるけど、いつも利用規約を表示はするものの、スクロールスクロールして読んだふりをしてOKボタンを押すのが常だと思う。
Web上ではこう言う「利用規約を読んでOKしてね」って言うダイアログはよく見るけど、ほとんどの人は信用して(害になるようなことは書いてないだろうと安心して)読まずにOKしているんじゃないか。
そんな誰にも見向きもされない、読まれもしないiTunes使用許諾契約書を漫画にした猛者がいると言うお話。
アメコミ風漫画で読むiTunes使用許諾契約書
iTunes使用許諾契約書を無理やり漫画(グラフィック・ノベル)にして公開しているのはこちらのTumblrサイト。
itunestandc.tumblr.com作者はR. Sikoryakさんというアメリカ人。
漫画仕立てにはなっているけど、実はストーリーは全くない。吹き出しの中に書かれているセリフは全てiTunes使用許諾契約書の文言。
登場するキャラクターはSteve Jobsをモデルにしているけど、各ページごとに作風がガラッと変わっているのが面白い。色々な漫画作家のタッチを真似て書いているようだ。
現在53話まで書かれているけど、今後も続々アップされる模様。
以下に元ネタが分かる範囲で紹介する。
鉄腕アトム(手塚治虫)
スヌーピー(M.シュルツ)
ディルバート(スコット・アダムス)
ガーフィールド(ジム・デイビス)
子連れ狼(小島剛夕)
ルーブ・ゴールドバーグ・マシン
ルーブ・ゴールドバーグ・マシンはいわゆる「ピタゴラ装置」のこと。
フィリックス・ザ・キャット(オットー・メスマー)
タンタンの冒険(エルジェ)
ディック・トレイシー(チェスター・ゴールド)
AKIRA(大友克洋)
さいごに
漫画になってもやっぱり使用許諾契約書の文言は全く読まれないと言うのが分かって面白い。
1人で書いているのに、色々な漫画家のタッチに似せて書く技術は凄いと思う。さしずめアメリカ版田中圭一といったところか。
元サイトにはもっと色々漫画があるので、アメコミに詳しい人は深く楽しめると思う。
今後の更新から目が離せません。
では