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アーリーリタイア後の収入戦略

2012年秋くらいからアーリーリタイアを意識し始めて、いろんな方のブログを見て回ったところ、アーリーリタイア後の収入戦略にはいくつかのパターンがあることがわかりました。

1.キャッシュフロー重視派(多数派)
(1)不労所得
 ・不動産からの収入(おもに賃貸)
 ・配当金・利子
 ・株式の短期売買によるキャピタルゲイン
 ・為替(FX)
(2)労働からの収入
 ・アルバイト・パート等の賃金労働
 ・個人事業(文筆業、アフィリエイト、ウェブサービス等)
(3)年金
 ・公的年金
 ・私的年金

2.ストック派(少数派)(資産取り崩し)
・リバランス
・薄切り

お金はいくら節約しても使わざるを得ないので、何らかの形で収入を得る必要があります。リタイア、セミリタイアされている方は、上記のうちどれかの手段を使って、生活に必要な資金を得ています。いろいろ見ていると、リタイア後も不労所得でキャッシュフローを得るという考え方が一般的のようです。2ちゃんねるのスレもそんな意見が多数派のようでした。

といっても、ほとんどの方は収入源は1つではなく複数持っているようです。私も、不動産はあまり考えていませんが、資産から配当金や利子が出ることも期待していますし、一定の労働収入も考えています。70歳以降は、全額もらえるとは期待しませんがある程度は公的年金ももらえるとは思っています。シミュレーションでは70歳から25%削減されてくると想定。

ただ、キャッシュフローに照準を合わせた資産運用より、あまり考えずにインデックス投資をしている方が税制面でも有利ですし、時間を取られないで済むだろうと思い、ストックを選ぼうと思っています。多分、見る目を持っている方には、同じ資産を持っていても、キャッシュフローを得るほうがキャピタルゲインを得るよりも効率的な場合があるのだろうと思いますので、そういった戦略を取る方が多いのかと。私は自分にそこまで期待していませんので税効率くらいしか考えられません。

いずれにせよ、前にも書きましたが、資産がどんどん少なくなっていくのを目の当たりにするのはストレスになるかもしれないので、自動的にキャッシュが入ってくるキャッシュフロー派に蔵替えする可能性は留保します。むしろ、資産関係では、退職後の一番大きなストレスになることは必至。リタイアの先輩にも、アーリーリタイアにはストレス耐性が重要とおっしゃっている方がいますので、こんなストレス回避的な人間に務まるのか、日々目減りする資産の恐怖に耐えられるのか、不安なところもあります。が、私にとっての最適はストック切り崩しだと今のところは考えています。
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コメント

Re: タイトルなし

>mushoku2006さん

そのような状況になってみたいとわかりませんね。
基本適当なので…。おそらく大丈夫だとは思うのですが。

>>時間と金があるのに刺激がないと
>>投機に走りそうでこわいです。

そうでもないですよ。
投機好きを自認している私ですら、
投機をまったくやらない時期が結構あるくらいですから。
テヘヘッ (*゚ー゚)>

Re: 投機

>mushoku2006さん

いやもう小心者なんでドキドキは要らないです・・・。
でもリタイア後こそ、時間と金があるのに刺激がないと
投機に走りそうでこわいです。

投機

投機、楽しいですよ。
ψ(`∇´)ψ アヒャヒャヒャ

しかし、既にご理解なさっているように、
リタイア前と後とでは、
定収の有無と言う大きな違いがありますから、
同じようなスタンスでやるわけにはいきません。
抑え目に、慎重に・・・・・・。
テヘヘッ (*゚ー゚)>

Re: タイトルなし

独りだとリスク許容度が上る可能性は高いですね。人に迷惑をかけなければ・・・という意識で。

Re: タイトルなし

>ぽんぽこさん

早期リタイアの理由と論拠は同じですね。ちょっと違うのは、仕事はそこまで辛くないということくらいでしょう。

記事にも書きましたが、トレーダーになる気は全くないのですが、時間と動かせる資金があるのは確かに大きな誘惑ですね。リタイアには節度が必要だと。

その意味では家族持ちの人のほうが破産する可能性は低いでしょう。大きな冒険・投機はできないからです。

独り身でリタイアする人は危険です。
投機に走る誘惑がそこらじゅうにあります。

そうですね。
アーリーリタイア済の方々のブログを読んでいると、結局、仕事がつらくて逃げた。会社を辞めた理由はストレスが大半。
節約生活をすれば、公的年金受給年齢までは貯金や配当や運用で生き延びられる、という論拠です。
何か、バイトでもなんでもプチ収入が欲しいがいまさら労働もなあ・・・てな具合ですね。
そして、毎日暇で、ある程度の資金はあるので、手軽な株やFXに手を出し始めます。
サラリーマンであれば忙しいのでしょっちゅう取引できませんがリタイヤ組ははまります。
毎日、競馬場に行くのと変わりません。
上昇相場は誰でも儲かります。
そして自分の腕を過信します。
いずれ下落相場に入れば、自分の負けを認められず、損切りできないままあっという間に退場ですね。
一人で相場をやれば、誰も止めてくれません。

Re: タイトルなし

>ぽんぽこさん

コメントありがとうございます。
逆説的ですが、真理ですね >投資のコツは投資をしないこと

不動産投資についてはだいたいご指摘と同意見です。まず見る目がないというのが一番の問題(笑) あと、別途記事にする予定ですが定住は老後までしないつもりです。

リタイアのための十分な資産はまだありません。少なくとも資産ができるまでは仕事にしがみつくつもりです。株トレード、FXもするつもりはありません。安全資産にだけ置いておくのもリスクだと考えて、リスク資産にも振り分けたポートフォリオを持っています。また、節制を心がけることについてはタイトルのとおりです。

リタイアメントブログを読みだしたのは昨年秋くらいからなので良い時しか見ていないのは事実です。おそらくリーマンショックのときにぽんぽこさんは退場される方を見ていらしたのでしょう。確かに恐ろしいところです。

それでもなお、時間を仕事だけに取られるのを避けたいという想いでブログを立ち上げました。耳に痛い意見をいただけてありがたいです。肝に命じます。

結局、安全確実な収入は労働収入です。
正社員としての給与収入を棒に振ることこそおろかな行為。
アルバイトの時給や待遇なんてばかばかしいほどです。
アーリーリタイアして20年バイトをやるくらいならば、不真面目でも正社員を6年続けたほうが資産形成にはプラスです。

つまり、安全リタイアのコツはアーリーリタイアなんてしないことです。
十二分な資産を持たずに、節約生活していけば・・・なんて考えると、長生きリスクやインフレが発生した場合対処できません。

十分な資産もないままリタイヤした人たち、特に若い人は、目減りを不安視するあまり、株やFXのトレードに精を出します。
上昇相場の時はいいですが、下落相場になればあっという間に資産をなくします。

十分な資産を持った人は安全資産に入れて、節約生活をしながら取り崩しをまじめにやります。
株を持っていたとしても比率的にはごくわずか、売買もめったにしません。
危険を冒す必要がないからです。

リタイアメントブログのブロガーの人たちは今、儲けている人が多いようですが、いずれ9割方は資産を失って退場されるでしょう。
いつもの繰り返しです。

不動産賃貸はタコ足配当のファンドと同じです。
物件は老朽化します。
建物の価値は減価して行きます。

安定的な賃貸収入を利回りのように考えるのは間違い。
定期的な補修、リフォーム、建て直しなどを計算に入れると長期的にはペイしません。
老朽化が進めば、空室リスクが増し、家賃の引き下げもせざるを得なくなります。

地震リスクのヘッジも難しいです。

つまり、人口増で需要活況、地価は右肩上がりの時代に借金をしてレバレッジをかければ旨みのある事業ですが、これからはどうでしょう。
逆風の時代です。

投資のコツは投資(投機)しないことです。

安全リタイアのコツは、アーリーリタイアしないことです。

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