ハンマー投げの澤向選手がドイツ研修へ
幕別清陵高校=2019年2月撮影
昨年夏の北部九州全国高校総体(インターハイ)陸上競技女子ハンマー投げで日本一に輝いた 幕別清陵高校3年の澤向美樹選手が, 2月にドイツに 赴き,元世界記録保持者を育成した指導者の下でトレーニングを受けることになりました。
澤向選手は,北見市常呂町出身,常呂中学校卒業で,小学2年から常呂陸上少年団で競技を始め,短距離と跳躍をメインに取り組んでいましたが,恵まれた体格でバネのある身体能力を見込まれ,帯広農高在職時に投てきや跳躍で4人のインターハイ覇者を輩出した幕別清陵高の西山修一監督からの誘いで清陵高に進学し,ハンマー投げを勧められ,わずか2年半で高校日本一に上り詰めました。
昨年7月28日~8月1日博多の森陸上競技場で行われたインターハイの1日目,女子ハンマー投げで澤向選手が,4回目に56m82の高校歴代4位のビックスローで初優勝を飾りました。
2021年 59.00m 村上来花 青森県弘前実業高校
2023年 58.68m 嶋本美海 奈良県添上高校
2024年 56.82m 澤向美樹 幕別清陵高校
◇第77回インターハイ女子ハンマー投げ結果
1位:澤向美樹(幕別清陵3年) 56m82
2位:工藤実幸乃(福岡県・筑豊高校3年) 55m99
3位:佐藤美佑(福岡県・筑紫高校3年) 52m31
【参考】博多の森陸上競技場=2009年3月作成
出典:フリー百科事典『ウィキペディア』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E5%B9%B3.jpg
十勝毎日新聞が, 「ハンマー投げ澤向(幕別清陵高)安藤財団支援で2月にドイツ研修」 と伝えています。
【幕別】昨夏の北部九州全国高校総体(インターハイ)陸上競技女子ハンマー投げで日本一に輝いた幕別清陵高3年,澤向美樹(18)が2月にドイツに赴き,元世界記録保持者を育成した指導者の下でトレーニングを受けることになった。将来,日本を代表して世界選手権やオリンピックに出場し,メダル獲得を目指す澤向にとって世界トップレベルを体感し,トレーニング法を学ぶことのできる絶好の機会。「たくさんのことを吸収したい」と意欲満々で,大躍進への糧とする。(大野篤志)
将来,陸上競技の国際大会でメダル獲得を目指す若いアスリートの海外挑戦を支援する安藤スポーツ・食文化振興財団の「グローバルチャレンジプロジェクト」に応募し,認められた。申請書には身長178センチ,立ち五段飛び13メートル35,砲丸バック投げ16メートル・フロント投げ15メートルと高いレベルの身体能力を生かして成長し,2026年のアジア大会で67メートル,28年のロサンゼルス五輪では74メートル,31年には76メートルを投げて,翌32年ブリスベン五輪での3位入賞を目標に掲げた。
澤向は,北見市常呂町出身。小学2年から常呂陸上少年団で競技を始め,短距離と跳躍をメインに取り組んできた。常呂中時代は走り高跳びと四種競技(100メートル障害,砲丸投げ,走り高跳び,200メートル)で,ともに全道5位が最高位。中学3年時に身長176センチ,体重65キロと恵まれた体格でバネのある身体能力を見込まれ,帯農高在職時に投てきや跳躍で4人のインターハイ覇者を輩出した幕別清陵高の西山修一監督からの誘いで同校へ。ハンマー投げを勧められ,わずか2年半で高校日本一に上り詰めた。
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2025年01月03日15時00分の記事