読書をはじめた

2017/04/03 Mon 10:59

今年の目標が本をたくさん読むことなので、
読んだ本をチビチビまとめて行きたいなあと思います。
月によって差があると思うんですが、月1を目標に・・・(低い)
読んだ感想とかがたぶん拙いと思うんですが、
本をほとんど読まない人間がこう思うんだ~ってことで
手を出してみるキッカケになれば嬉しいです。

かにみそ/倉狩聡
主人公が拾った蟹が主人公が衝動的に殺した死体を食べて処理したことから日常が狂い始めるホラー、みたいな感じです。ホラー読みたい!って思って、評価の高さと表紙の可愛さで買ってみたんですが、すごい面白かったです。あと読みやすかった!蟹とどうやってコミュニケーションとるの?って思うんですけど、蟹めっちゃ喋る。しかも喋り方が「だよお」「だよねえ」みたいな感じで、めっちゃ可愛い・・・。人間と生き物の話が好きな人は好きだろうなあ。かにみそはサクッと読めますし(短いから)、百合の火葬というもう1つの短編もよかった。こっちは「あれ?なんかおかしくない?」ってじわじわくる感じの怖いやつでした。めっちゃ怖い!って感じではないので、ホラー求めちゃうと物足りなさを感じてしまうかもなんですが、読み終わった後にじんわり読んでよかった・・・と感動する感じの本でした。
ぶっちゃけ蟹と人間のBLなので好きな人はほんと読んで。

黒い家/貴志祐介
生命保険の会社に勤める主人公が、お客さんの呼び出しでお家に出向いたらそこで首吊り死体の第一発見者になってしまいアワワ・・・みたいなお話です。ホラー読みたくて有名なので読みました。
これ・・・ほんと・・・めっちゃ怖かったから・・・。読んでる最中にうるさい!って思ったら自分の心臓の音だった経験なんてある!?ただのホラーではなくて、よく言われているんですが、人間怖い系です。”怖い”の醍醐味は”追い詰められていく”ことなんじゃないかなあと思う作品でした。得体の知れないものにじわじわと追い詰められて逃げ場を無くす恐怖・・・。主人公の周りの人間関係や、仕事の内容など、情報量が多く見えるんですが、面白いのでスッと入ってきます。保険金や心理学のことが出てくるのでオワーなるほどな・・・と思いました。勉強になる・・・。ただ怖い怖いじゃなくて伏線とかも張られているので、考えながら読むのも楽しいと思います。私はそんな余裕ないくらい怖かった・・・200ページくらいから先は、逆に読まないと怖くて眠れなかった程です。映画は見てないのですが、結構違うとこがあると聞いたので、ぜひ原作読んで欲しい。

君の膵臓をたべたい/住野よる
友達いない地味な主人公と、明るくて人気者で可愛いクラスメイトの桜良ちゃんが関わっていく話。友達にお前こんなん好きなんやろ!って勧められて読みました。買う前に試し読みを読んでいて、これ桜良ちゃんのお葬式から始まる話なんですよね。人が死ぬって分かっていて泣ける小説ってなんかなあ、いっぱいあるし・・・って思いながら読んだんですけど、もう・・・めっちゃよかった・・・。主人公と桜良ちゃんのテンポ良い会話で話が進んでいくので読んでて楽しいです。膵臓の病気の桜良ちゃんの余命を主人公と一緒に過ごすことがメインなんですけど、高校生ならではのどぎまぎする関係めっちゃかわいい~~読み終わってから「私が好きそうな小説だったわ」って思うくらい好きな感じでした。
読みながら泣いてしまうのはもう間違いないのですが、なぜ泣いてしまうのかって理由が読む前の想像を超えてくるものがあります。恋愛小説だよっていう勧め方はしたくないなあって思います。
ぶっちゃけナエギリ好きな人読んで。でも全然ナエギリじゃないです。読んだらきっと分かってくれる。

容疑者Xの献身/東野圭吾
めっっっっちゃ面白かったです・・・。
有名だからあらすじなんて今更だと思うので何も言わないけど本当に面白かった・・・。
勝手に東野圭吾さんの本は難しいもんだと思っていたんですが、めちゃくちゃ読みやすかった。
なんかこれは追記でいろいろ書くので何も言わないけど本当に最高によかった・・・。
愛の話だよって勧められ方をしたんですが、本当に愛の話としか言えないなあ。
→読み終わったまま数日が経ってしまったけれど映画も見たけどやっぱりよかったよ

また読んだ本チビチビ話していきたいので、これ面白いよー読みやすいよーとか教えてください。
あと、読んでみたよーって言ってもらえてお互い話せたら超うれしい!!!
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