2月7日(土)三井寺展に黄不動がまだ出ていないのに落胆したがのりのりのチックとジョンのバンドを聞いて最後にケニー・ギャレットと日本語で話しができて大感激
今日から、サントリー美術館で「三井寺展」がはじまったので、それを朝、ほぼ開館時間から見に行く。いつもサントリーだと展示してあるものの数が少なくて、というかじっくり見る物が少なくて、あっという間に終わって、入場料が高いと思うことが多いが、今日は、最後まで見るのにかなり時間がかかった。普段見られない、円珍像など、国宝が目白押し。ところが、途中まで見ていて、あれ「黄不動」はと調べてみたら、前半は展示されないことにはじめて気づく。愕然とする。これはもう一度こないとならない。ただ、図録には載っている。今まで、写真すら見たことがなかったように記憶しているが、今回はじめてなのだろうか。なにしろ20年ぶりの公開らしい。
一度家に戻って、夕方、青山へ。ブルーノート・東京で、もう一度、チック・コリアとジョン・マクラフリンの双頭バンドのライブを聴く。先日と同じ曲を演奏したが、のりが違う。前は、まだ完全に調子が出ていなかったということがわかった。しかも、驚いたことに、前の時にはしゃべらなかったケニー・ギャレットが日本語でMCをした。その日本語がうまい。
さらに驚いたのは、アンコールをやったこと。これも先日とは違うが、チックとジョンで「ビッチェス・ブリュー」の曲をやった。曲名はさだかではないが、二人の共演はそれ以来と言うから、記念の曲なのだろう。いくつかの曲を織り交ぜながらやっていたが、これには大いに興奮した。なぜ、今日はこれをやって、先日はやらなかったのか。今日来なかったら、これは聴けなかったと、ありがたいような、ずるいような感じだった。
来た時間が遅かったので、バーカウンターで聴いていた。したがって、精算を1番にすますことができた。終わって帰ろうとすると、ちょうとケニー・ギャレットが通りかかったので、握手を求めたら、日本語で会話をすることができた。本当に彼は日本語が達者。感激したと伝え、マイルス・バンドでの「ヒューマン・ネイチャー」のソロはよく聴いていると言ったら、マイルスを生で聞いたことがあるかと質問され、1974年に聞いたと答えた。この時代には、もちろんケニーはまだマイルスとやっていない。彼はすごくいい人で、それに感動する。
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