確定申告の準備は進んでいますか?
2025-01-17
JR中央線・総武線快速の三鷹駅にある平林会計事務所の税理士、平林達夫です。
いよいよ来月1日より、贈与税について
令和6年分の確定申告の申告受付が
各税務署で開始されることとなります。
また、所得税・個人消費税は2月17日(月)に、
どちらも確定申告書の受付期間が始まります。
国税庁のホームページでは例年通り
確定申告特集ページが開設されていますし、
ネットで公開されている作成コーナーでは
スマホでの作成や申告も可能です。
国税庁の開設する確定申告センターに行く、
あるいは税理士会の主催する無料相談会に
行ってみることも選択肢としてありです。
あるいは、収入・支出の集計が完了しているとか、
所得が給与とちょっとした副収入だけでしたら、
スマホあるいはPCを利用して国税庁開設の
ネット作成コーナーをご利用いただくだけで、
しっかりとした申告書を作成できますので、
そちらをご利用いただくのがいいかもしれません。
また、完成した申告書は電子提出をしなくても、
ご自宅等にカラープリンターがおありでしたら、
印刷したものをそのまま提出することができます。
仕事などもあるしそうそう簡単に税務署に
行くことはできないというような方も、
郵送で提出するという方法もありますので、
是非、ご活用をご検討ください(当日消印有効)。
昨年と違い、今年からは紙での提出時に
控に収受印を押してはもらえないので、
税務署への持参や郵送での申告書提出を
考えているという人はその点にご注意ください。
確定申告及び収入・支出について疑問点、
確認したいことなどがある場合は、
お早めにお住まいの管轄税務署に
ご質問されるのが良いと思います。
もちろん、当事務所にご相談いただくのも
いつでも歓迎させていただきます。
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続けて行くということ
2025-01-13
JR中央線・総武線快速の三鷹駅にある平林会計事務所の税理士、平林達夫です。
上野洋子が暖簾分け(脱退)により去って以降、
ZABADAK という名前を受け継ぎ活動していた
吉良智彦が亡くなったのは、2016年の7月3日。
その後も ZABADAK は残されたメンバーの
小峰公子(吉良智彦の奥様)が活動継続を
決めて定期的にライブ等をやっていましたが、
ZABADAK の曲作りは作詞を除くほぼ全てを
吉良智彦が担当していたこともあって、
新曲がリリースされることはありませんでした。
そんな中、ZABADAK の過去の曲を小峰公子を
中心に今のサポートメンバーの今の音で
改めて論音したというニューアルバム
『Nine Tales』が来たる2月に発売となります。
また、名実ともに「バンドの顔」だったフロントマンが
この世を去ったという点で ZABADAK と同じである、
BUCK-TICK も、櫻井敦司が亡くなって初めての、
そしてバンドとしては通算で24枚目となる
スタジオ録音アルバム『スブロサ SBUROSA』を
昨年12月頭にリリースしています。
ZABADAK のアルバムは昨年末のライブで
会場先行販売のものを購入していますし、
2枚とも何度となく聴き返しているのですが……
とりあえず言えるのは、どちらも不満の無い
良いアルバムになっていたということと、
これからも双方のバンドの新譜はフォローして
応援していこうと改めて思ったということです。
受け継いでいくこと、継続していくこと、
遺された者のその意思が強く溢れていて、
感じるものの非常に多い2枚でした。
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「テスカトリポカ」
2025-01-09
JR中央線・総武線快速の三鷹駅にある平林会計事務所の税理士、平林達夫です。
165回直木賞受賞作、選考委員の宮部みゆきが
「直木賞の長い歴史の中に燦然と輝く黒い太陽」
と評している、佐藤究の『テスカトリポカ』を読了。
メキシコのカルテルに君臨した麻薬密売人(ナルコ)のバルミロ・カサソラは、潜伏先のジャカルタで日本人の臓器ブローカーと出会う。二人は新たな臓器ビジネスを実現させるため日本へ向かった。川崎で生まれ育った天涯孤独の少年・土方コシモは、バルミロに見いだされ、彼等の犯罪に巻き込まれていく。海を越えて交錯する運命の背後に、滅亡した王国(アステカ)の恐るべき神の影がちらつく——。人類は暴力から逃れられるのか。第165回直木賞受賞作。
というのが粗筋で、何しろ生贄の心臓を捧げる
儀式で知られるテスカトリポカの名を題名に冠し、
宮部みゆき に「黒い太陽」と評されるのですから、
暗く陰惨な感じになっていることが想像されます。
それもあって、文庫化された6月に購入しつつも、
メンタル的に「よし、そろそろ読むか」となる
タイミングを見計らって読み始めたのですが……。
麻薬カルテル、臓器密売といった題材ですし、
確かに人の命は軽いし、残酷な拷問シーン等も
あるのですけれども、思っていたような
重い読後感ではありませんでした。
どこか乾いた視点で描かれている感があって、
暴力は暴力、拷問は拷問で殺人は殺人なものの、
その描写にそこまでの凄惨さを覚えなかったのです。
本作の大きな特徴かもしれません。
これは、『テスカトリポカ』という物語のスタンスで
行こうという書き手の狙いなのか、それとも、
佐藤究という小説家がそもそもこういう
文章を持ち味としているのか、分からないのですが。
ただ言えるのは、こういうテイストであったことは、
粗筋にあるような「人類」と「暴力」との関係を
読者に考えさせるのにはプラスに働いている
かもしれないと私が感じたということです。
それでもこういう作品は苦手だという人も
いるでしょうし、私と違って本作から濃厚な
血生臭さを感じる人もいるでしょうけれど……。
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明日から営業開始です
2025-01-05
JR中央線・総武線快速の三鷹駅にある平林会計事務所の税理士、平林達夫です。
当事務所の2025年の営業は、明日6日が初日です。
国内政治的にも国際情勢的にも、この2025年は
経済に何か大きな変動が起きてもおかしくない、
そんな1年ではないかと思われるところです。
激動の時代にどのように対応をしていくのか。
税法や社会保障制度にも変更が予想されるなか、
当事務所としては事業者のみなさまが極力
予測的対応を取っていくことができるように、
情報収集と発信をしていけたらと思っています。
今年も、平林会計事務所をよろしくお願いいたします。
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