公立学校の真実
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山中優里さんの話
まずは東大生の山中優里さんのエピソードをご紹介。彼女はADHDと診断され、その影響で授業中に集中できず、実験中には器具を壊してしまうことが多々ありました。
ところが、彼女は自分なりの対策を講じて困難を克服しています。
例えば、必要なものを一つの袋にまとめたり、使い捨ての皿や箸を使うことで、紛失や後回しを減らしています。
また、大学の支援体制も積極的に活用し、理学部支援室でサポートを受けることで、学業に集中できる環境を整えています。
今では、少しずつ困難を克服し、充実した学生生活を楽しんでいるそうです (Todai Shimbun)。
きよきよさんの話
次に、きよきよさんのエピソードです。彼は発達障害の子どもを持つ親として、特性を理解し、それに合った対応をすることの重要性を痛感しています。
初めは「どうしてできないの?」と責めることが多かったそうですが、特性を理解し、「この子の特性からすると、こうしたら改善できるかな?」と考えるようにした結果、親子関係が改善されたとか。
きよきよさんの投稿は、多くの共感を呼び、発達障害の子どもを持つ親たちにとって大きな励みとなっています。特性を理解し、適切な対応をすることで、家族は少しずつ前向きに進んでいるとのこと (grape [グレイプ])。
まどりさんの話
ASD/ADHD/LD併発の発達障害を持つまどりさんの話も興味深いです。
現在、在宅勤務をしながら一歳の娘を育てている彼女は、発達障害の特性を理解し、自分なりの対策を講じることで、日常生活の困難を克服してきました。
まどりさんのブログでは、自身の半生や発達障害に関する情報、障害者雇用に関する情報を分かりやすく紹介しており、多くの人々にとって参考になる内容を提供しています。
彼女自身も、多くの支援や理解を受けながら、発達障害と向き合い、前向きに生活を送っている様子です (不注意型の眠り姫 - 当事者の声で作る参加型ADDメディア)。
なおさんの話
次は、双極性障害と発達障害を持つなおさんのエピソード。
「生きづらさJAPAN」というオンラインメディアを運営し、発達障害の特性を理解し、自分に合った対策を講じることで、日常生活の困難を少しずつ克服しています。
特に、オンラインでの交流を通じて、多くの共感と支援を得ることができたそうです。オンライン会は、発達障害やその他の生きづらさを抱える人々が集まり、互いの悩みや経験を共有する場となっており、多くの参加者にとって貴重な交流の場となっています (HikiPOS)。
ダイヤさんの話
最後にご紹介するのは、パンセクシャルでポリアモリーのADHD当事者、ダイヤさんです。
彼女はオンラインカウンセラーとして活動し、発達障害と向き合いながら、自分に合った対策を講じることで、日常生活の困難を克服してきました。
特に、オンラインサロンやYouTube配信を通じて、多くの共感と支援を得ることができたと話しています。
ダイヤさんのブログでは、発達障害やセクシュアルマイノリティーに関する情報を提供し、同じような境遇の人々と繋がることを目指しています。これにより、多くの人々にとっての励みとなっているのです (不注意型の眠り姫 - 当事者の声で作る参加型ADDメディア)。
最近、教員調整手当の引き上げが発表され、現行の4%から最大10%になるというニュースが注目を集めています。この増額の背景には、深刻な教員不足があり、特に若手教員の離職率が高い現状が問題視されています。しかし、この手当の引き上げだけで教員不足が解決するのでしょうか?
まず、具体的なデータを見てみましょう。
2021年度の調査によると、日本の公立小中高校では2,558人の教員が不足しており、全体の5.8%の学校で教員が足りていない状況です 。
特に特別支援学校では13.1%が教員不足に陥っています。小学校も大変です。
また、教員の離職理由として挙げられるのが過重労働です。長時間労働が常態化しているため、若手教員は疲弊し、教職を続ける意欲を失ってしまいます。
これは、特に小中学校で顕著です 。
手当の引き上げは、こうした教員のモチベーション向上には役立つかもしれませんが、根本的な解決策とは言えません。
さらに、親の価値観の多様化も教育現場に影響を与えています。
保護者からの多様な要望や期待に応えるため、教員は高いコミュニケーション能力と柔軟な対応力が求められます。
しかし、これらのスキルを十分に発揮するためには、適切な研修とサポートが必要です。手当の増額がこうした研修の充実につながることが期待されますが、現場の実情を考えると、十分とは言えません。
日本政府は、教育現場の改善に向けた緊急計画を立ち上げ、外部の人材確保プロジェクトに5000万円を追加予算として割り当てました 。
しかし、このような対策が実際にどれほどの効果を持つかは不透明です。
教員調整手当の10%引き上げは、それだけでは不十分だということです。
発達障害の子どもたちへの支援体制の強化や、親との連携の強化、そして教員の労働環境改善など、多角的なアプローチが求められています。
教育は未来を創る重要な基盤であり、社会全体でその重要性について考え、改革することが必要です。