今回は、松竹がパブリッシングしAIHASTOが開発したPC向けタイトル『MiSide : ミサイド』をプレイ!圧倒的に高評で話題沸騰中の本作は本作は、12月27日よりゲムマイドでもSteamキー付きブロマイドも提供されています。
『MiSide : ミサイド』は、ゲームの世界に入り込んでしまった主人公が、ゲームの登場人物である美少女「ミタ」ちゃんと愛を深めていく美少女シミュレーション……ではなく、なんとガチガチの3Dホラーアドベンチャーです。
ゲームの世界に入り込むのは全ゲーマーの夢ですよね!VRゲームをプレイしているときなんて特に「このままゲームの世界に居させてくれ!」と思うことがしばしばあります。本作はそんなゲーマーの夢を叶えてくれる素敵なゲーム……だといいなあ!
◆憧れのゲームの世界へ!
タイトル画面のこの可愛い少女がミタちゃんか。新しいゲームを選択してゲーム
を開始しようとカーソルを動かすと、おや、ミタちゃんの顔をクリック出来ちゃいそうだ。きっとミタちゃんが「ちょっと~!イタズラはやめてよね~」などと可愛く喋ってくれるのかな。よし、マウスをカチカチッ!
まるで顔にまとわりついた虫を払うように、鬱陶しそうに手を振っていた。
そりゃ突然顔を触られたらイラッとするよな。すみませんでした。予想したリアクションと違って戸惑ったけど、気を取り直してゲームスタートだ。
ここが主人公の部屋か。机に置いてあるスマホを手に取り、ゲーム内ゲームのスタートだ。
お、早速ミタちゃんが現れたぞ。フルボイスなのが嬉しいね。名前を聞かれたので「吉田おじ」と入力する。「さん」まで入力すると「吉田おじさんさん」と呼ばれてしまいがちなので、あらかじめ敬称を抜いておいたのだ。
ただ、親しくなって呼び捨てにされると、なんだかお嬢様に使用人として呼ばれているような気分になるのが難点だけど、ミタちゃんに呼ばれるなら悪くなさそうだ!
ゲームに戻って、まずはミタちゃんの部屋のお片付けを手伝うぞ。脱ぎ散らかしされた服をクリックしてバスケットに移動させる。ミタちゃんに感謝されて一日が終わった。
そして翌日。今度はお腹を空かせたミタちゃんのためにチキンスープを作ってあげよう。ゲーム内ゲームのメニュー画面から買い物メニューを選択し、チキンスープの材料を購入する。
マウスを操作して材料をザクザクと切っていく。ストーリーを進めれば他の材料を買って色んな料理が作れるようになるのかな。
また時間が飛んで五日目になった。今日はミタちゃんにテレビを買ってあげるために、ミニゲームをプレイしてお金を稼ぐぞ!主人公がプレイしているこのゲームは『たまごっち』や『プリンセスメーカー』のようにミタちゃんのお世話をする育成シミュレーションゲームなのかな。
日が経つにつれてミタちゃんが恋人のようにデレデレしてくれるんだけど、どこかちょっと病んでいるっぽさがある。ミタちゃんは「主人公にどうしても直接会いたい」と言うんだけど、主人公は現実世界の住人で、ミタちゃんはゲームの世界の住人だ。どうやってもスマホ越し以外にしか会えないはずなんだけど、彼女のいう通りにスマートフォンを置いて目線を上げると……。
あれ、ここは主人公の部屋じゃないぞ。もしかしてここはミタちゃんの家?
もしかしてゲームの中に入っちゃったってこと?よっしゃ!!
◆恋愛ゲーじゃなくてホラーゲー!?
無人のリビングを出て隣の部屋に入ると、やけに物々しい謎の装
置が置いてあった。装置を起動させて指示に従って行動すると、これまた謎のポータルが起動した。
ポータルからミタちゃんのいる場所に行けるのかと思ったら、転送先は真っ暗闇!ホラー展開始まっちゃった?いやいやブレーカーが落ちているだけだよね!
ブレーカーを入れても薄暗いな。「サーバーのバッテリーを装置に戻す」といったタスクが発生したので、家中を探索しよう。4本のバッテリーを見つけ出して装置に設置すると、また怪しげなポータルが開いた。
転送先は今度こそミタちゃんのいる場所だった!やはりこの世界はゲームの中で、さっきの真っ暗な場所は古いバージョンの世界だったようだ。いかにもゲームの中って設定だ。
それからミタちゃんと食事をしたりゲームをしたりして幸福な時間を過ごしていると、クローゼットの中から何かの音が聞こえた。
音の原因を確かめようとするんだけど、どうやらミタちゃんは見られたくないモノが入っているらしく「クローゼットには下着しか入ってないから」と中を見られるのを止めてきた。
信じているからこそだよ!!頑なに開けようとする主人公に対し、ミタちゃんの態度は一変し、攻撃的な表情に変化する。
ミタちゃんが指を鳴らすと同時に、また暗闇の中に移動した。今度は単なる停電ではなく、ホラーの暗闇だ。
ちぎれた指、壁に書かれた謎の文字、そして包丁を持ったミタちゃん(すぐどっかに消えた)様々なホラー要素が主人公を襲う。
そしてミタちゃんの下半身!これは怖いというかある意味セクシーだ。新しい癖の扉を開かれそうになった。
地下への通路を見つけて降りていくと、そこには牢屋に囚われたミタちゃんがいた。このミタちゃんは先程までのミタちゃんとは別のミタちゃんで、この牢屋ミタちゃんが言うには、あのミタちゃんは何か悪いことを企んでいるらしい。
牢屋ミタちゃんに見せられた端末には、他のプレイヤーとミタちゃんが仲良くしている様子が映し出されていた。
主人公と同じように、別のプレイヤーもゲームの世界に連れてきて仲良くやっていたのか。なんとも言えない寝取られ感!牢屋ミタちゃんの言う通り、ミタちゃんはプレイヤーをゲームの世界に引っ張り込んできて何かを企んでいるのだろう。
他のプレイヤーと仲良くしているところを見せられて、最初のミタちゃんよりもプレイヤーがちょっと病んできた感があるぜ。
本作の舞台はゲーム内ゲームで、さらにそのゲーム中にも数多くのミニゲームが登場する。これがまた結構出来が良くて『マ⚪︎オカート』っぽいレースゲームにはかなり熱中してしまった。
目の前のミタちゃんを無視して、ついついゲームプレイを優先してしまった。やっぱりゲーマーだから結局はゲーム>女の子なのだ。それが悲しきゲーマーのサガ……!
などと硬派ゲーマーぶりつつも、帽子を被ったミタちゃん、バグって化け物のような姿になった幼女ミタちゃんなど、様々なバージョンの可愛いミタちゃんたちが登場し、プレイヤー心を惑わせられる。うう、オデ、ゲームよりミタちゃん……!
5時間程でクリア出来ました。クリア時間はあまり長くありませんが、その分ホラー体験がギュッと凝縮されていて、最後まで楽しめました。
最初は「病んだ女の子が包丁持って追いかけてくるようなゲームかな」と軽く考えていましたが、いざプレイしてみるとしっかりホラーしていて、ビビりながらプレイしていました。とは言え、恐怖度はそこまで強くなかったので、ホラーが苦手な方でも楽しめると思います。ただ、ビクッと驚かされる表現が一部あるので注意が必要です。
『MiSide : ミサイド』はPC(Steam)向けに発売中で、Steamキー付きブロマイド「ゲムマイド」も用意されています。
【『MiSide : ミサイド』ゲムマイド】
プリントできるブロマイドは5種類で、販売価格は1,700円(税込)。一部店舗を除くファミリーマートまたはローソンにて、決済後に発行されるコンテンツ番号を入力することでマルチコピー機からプリントできます。
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