Angel Beats! :8話「Dancer in the Dark」
【Angel Beats! :8話「Dancer in the Dark」】の感想です。
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【あらすじ(公式より)】
料理を一般生徒へ振る舞い終え、その片付けをしていた戦線メンバーの前に天使が現れた。
だが、いつもの様子と違い、好戦的な言動を取り戦線メンバーに襲いかかってくる。
そして、その刃が音無に向け振るわれようとする寸前、音無達と行動を共にしていた、もう一人の天使が、彼女と刺し違える事態になってしまった。
翌朝、傷付き眠っている天使がいる保健室に集まった戦線メンバーの前で、ゆりは天使が「harmonics」のスキルで分身した事を説明し、その分身を消すための方法を探り始める。
そして、再び侵入した天使エリア(天使の部屋)で分身を消す為のプログラムを仕込んだのだが、時を同じくして、天使が病室から攫われてしまう。
目撃情報から、幽閉場所はギルドの可能性が高いと睨んだゆりは、彼女を救い出す為に、戦線メンバーと共に、再びその最深部を目指すこととなった。
【感想】
今回は現れた分身天使達とのお話。「Dancer in the Dark」のDancerはやはり天使っぽい。前回暗部と書いたけど、(天使の)攻撃的な意識って感じなんでしょうね。
7話で釣りの騒動で分離してしまった第二天使(分身)はやはり、天使の攻撃的な意識が独立して行動してしまうといった事だったようです。このままでは平和な生活が脅かされると不安を感じるSSSは、分身天使の撲滅活動を展開・・・っといっても、暗躍しているのはまたしてもゆり。どこかのゲームか少年雑誌の漫画的な展開で、1人1人分身天使との戦いを勝ち抜き(!?)、最終的にゆりの仕掛けた罠により消え去る分身天使達。しかし分身天使はその行動までも見抜いていたようです。
今回も賛否両論だったのですが、2話のギルド回の焼き直しに近いストーリー展開でした。いくつかの伏線もあったみたいですが、ここにくると、考慮不足での映像化によるやり逃げなのか、今後の伏線なのかはわからないですね。まぁ本筋とは関係なさそうなので伏線回収もなさそうです^^;
意外といい役だったのは直井。さすがベテラン声優って事もありますが、存在感がピカイチでした。直井のおかげで辛うじてストーリーの破綻を防げているような気がしますね。本来あの役は日向がやるべきなんだけど、そのあたりは1話からの展開を振り返ると残念ですね。説明役がいるだけでずいぶん展開もまともになっていた気がします。
さてストーリー的にはやはりギャグ回でした。松下五段が視聴者を代弁した的を得たコメントしていたのですが、たぶんそれをやるとストーリーが成り立たないようで完全スルー。予告でほぼ想像がついていたのですが、やはりみんな死ぬギャグだったのか。ネットでは何故か松下五段とTKの話題で盛り上がっていたんですけどね^^;
ここまで死亡・殺伐ギャグをやるのは何故なんだろう?どうにも「麻枝は人を殺して感動させる」を真っ向から否定することに執心しているように見えますが、本人も殺伐希望なんでそのあたりかもしれないなぁ・・・
前にも感想を書いたのですが、やはりギャグとシリアスはキチンと分けて欲しかったところ。今回もとても感情移入しずらい構成だと思うのです。例えば今回のユイは完全にギャグ担当です。しかしギルド潜行チームにユイが参加しているのは日向との同行が目的。そもそも陽動部隊であるユイが作戦行動をする理由はないし、ゆりへの忠誠は恐らくないでしょうから、ユイの存在理由は日向しかないわけです。だからこそ日向死亡時のギャグが生きてくるし、日向退場後はユイも消えていい事になり、事実退場しました。だけどそれが描けていないから視聴者に伝わらない。何故か変なヤツとしか見られない、ちょっと残念ですね。
ちょっと設定考察っぽい話ですが、7話でハーモニクスを使った天使がなぜアブソーブを使わないのかといった疑問に対して、作品中ではゆりが「無意識に発生させたからだろう」と推測していました。アブソーブ(Absorb)は吸収といった意味があるのですが、ハーモニクスとの対比から同期の意味も含まれていると想像。スキル発動にはある条件が必要なんでしょう。まぁそれを無理矢理発動させてしまったので苦しむ事になってしまうのですが、5話で出てきた「日向が3人いるかも」に対して「お気の毒」伏線はここに繋がっているのかもしれません。
7話で巨大魚からSSS(恐らく音無)を救うために天使が発動したハーモニクスですが、8話ではゆりとの戦闘ではオリジナル天使は反応せず、音無の危険には反応して分身と刺し違える結果になったように見えます。7話の最期で天使とフラグが立った音無ですが、どうも天使と自分の妹(初音)を重ねてみているよう。天使側も音無を特別に感じている様子。
次回予告ではどうも全ての記憶を取り戻す音無ですが、ここで生前の目的を思い出すことになるようです。たぶん次回も天使は不幸な境遇に置かれるみたい。このあたりはキーになるんじゃないかな。
音無視点での今までの物語は、「死んで驚いた」→「ここの奴らもいいヤツばっかりじゃないか、ずっといるのもいいな」→「天使は敵じゃない、みんな仲良くやれるんだ」→「天使もまんざらではなさそう」→「記憶を取り戻した、俺の夢は人を救うことじゃなかったのか?」→「俺の甘い考えで天使を辛い目にあわせてしまった」(現在はここまで)って感じ。たぶん天使と音無中心で物語は進むのでしょう。10話がKey回らしいので、ここが天使話のクライマックスでしょうね。
で・・・ゆりっぺは・・・・・ってのは、長くなりそうなのでこれは次回の感想に・・・書けるのか?w
さて、次回「In Your Memory」です。これは音無の記憶ですね。予告では記憶を取り戻して何かを思い出すみたいです。内容的には電車事故の後の話っぽいですが・・・?
(OP発売前にFULLバージョンがリーク)
OP発売の5/26を控え、YoutubeにOPのFULLバージョンがリークされました。OPのタイトル「My Soul Your Beats!」も、Myが天使、Yourが音無であるのがほぼ確定っぽい。だとすれば、天使は音無を待っていたことになり、1話の天使登場時に誰かを探していたのは音無だった可能性が高いと思われます。
公式では、「Little Braver」が公開されました。こっちはゆりソング(百合じゃないよw)ですが、ゆりの歌をユイが歌う?やっぱりちょっと意味深ですね。
(京都アニメーションの次回作)
次回作はNHKでの「日常」と他作1本。
2011年になんと「リトルバスターズ!」がくるみたい。これは楽しみです!
(8話の謎とか設定とか・・・)
8話もいろいろ謎が多かったですが、気になったところをちょっとw
・優等生のふりをすると消える説は、ほぼ壊滅。但しこれには直井は反論していない、何故?
・天使が保護されたのはやはり音無と同じベッド。とゆうことは1話で音無を運んだのはSSSで確定?でも思いっきり「医局(閉鎖中)保健室」と出てたけど・・・あそこは?やっぱり大学病院かな?
・天使を略奪されたときに、何故保健室は荒らされていたのでしょう?やはり天使が抵抗したのかな?自分の分身なのに何故?そうまでして分身は天使をギルドに運んだのは何故でしょう?
・最期のハーモニクスで登場した分身はゆりの細工に気がついていました。
何故わかったんだろう?
・え~っと・・・・クライストは?w
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Angel Beats! 第8話 Dancer in the Dark
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