「女子ラーメン部」について
ご無沙汰してしまいました。
「女子ラーメン部」、2013年活動再開致します。
「女子ラーメン部」は、日頃はラーメン店にはまだ気楽に行けないような女性が、たまにはラーメン行ってみたいな、という女性目線のラーメン紹介です。カフェやイタリアンは独りでも行ける。でもラーメンは・・・。だけど興味はある。週一ラーメンとか、ガッツリとラーメン知識豊富なラーメン好きでは全然ないけど、たまにはラーメン店に行ってみたい!そういうごく一般女子たちが、「こんなラーメン屋さんだったら、行ってみたい!」というポイントをキーワードとして先にあげてみました。
例えば・・・「野菜たっぷり」、「カロリー低め」、「イタリアンやフレンチのシェフが作っている」、「店内がゆったり」、「グルメ素材」、「デザートもあったら嬉しい」、「女性オーナーの心配り」・・・こんな風に、こんなラーメン店があったら、今までイタリアンに行ってたのを1回やめてラーメン店に行ってみたいよね!という発想からスタートしました。
だから「女子ラーメン部」は本気ラーメン好きの方から見たら、ラーメン初心者です。ラーメン業界とか有名人の方とも関係なくスタートしました。初めて知ることばかりで、お店の方に教えてもらい、そうかだから美味しんだ~!と感動しながら、最初の本「女子ラーメン部」を出版しました。
「女子ラーメン部」(ぶんか社)を出版してから、予想外にたくさんの企画オファーをいただき、都度、「ラーメンの専門家ではありませんが、女性目線での意見として必要としてくださるなら」というスタンスで、女子ラーメン部のおすすめラーメンを紹介しました。「カロリー低め」をポイントに入れると、なかなか豚骨ラーメンに行けず・・・(笑)、トンコツが美味しいのもわかるけど、「女子ラーメン部」的には猛プッシュはできないスタンス。
ところで、「女子ラーメン部」という名称は商標登録を取得しております。商標登録してるので、無断使用のないようお願い致します。・・・なんてことを言うことになるとは、本を出したばかりの頃には想像もつきませんでした。
商標登録の申請をした理由は、流れの中でやむにやまれずなところもありました。
「女子ラーメン部」(ぶんか社)の書籍を続けて2冊出版してから、カップ麺やさまざまな企業からいろいろな企画のオファーをいただき、その際いつも「名称は商標権とられてますよね?」と聞かれ、それまでその必要性などまったく考えたこともなかったのですが、そうなの!?それって必要なのね!?と大慌て。今まで50冊近く本を出版していますが、タイトルがこのようにひとり歩きしたことも初めてのことで戸惑うばかり。同時にラーメン人気の凄さを垣間見た感じです。
ですが、ですが!
出版後、いろいろな提案をいただくようになったある日、あるメーカーの方から、「女子ラーメン部の名称が某メーカー(ラーメン業界)から商標申請出されましたよ!知ってますか?」と連絡をいただきました!突然のことで、なにがなんだわからない状況。ラーメン業界って、、、ギラギラしてるんだな、、、なんて感想は今だから言えることで、当時は「そんなことってあるんだ!?」と衝撃の方が大きかったですね。
あるメーカーと話を進めていた「女子ラーメン部」の名前をタイトルに使ったラーメンの企画は、他メーカーが名称を申請してしまったので、ナシになりました。ピンポイントでカップ麺の名称に絞って申請されてしまったのですが、それ以外の商標権は押さえておかなくては活動できなくなってしまう!と焦りながら弁理士さんと相談して、商標登録しました。
こんなこと大企業とかナショナルブランドの話で、自分とは無縁だと思っていたので、驚きでした。自分が考えて付けた名前が使えなくなることってあるんだなぁ・・・というワケで、「女子ラーメン部」の名称のカップ麺の商標権は、私たち「女子ラーメン部」は持っていませんが、それ以外の商標登録はカヴァーしました。
周囲に振り回されてしまいましたが、「女子ラーメン部」のスタンスは相変わらず。変わっていません。今でもラーメン店に行く回数よりカフェに行く回数の方が多いのですが、おもしろい店、新しい店を見つけたら、友達に「今度一緒に行こうよ!」と教えたくなるような雰囲気のままです。
今度仲間で集まった時に、今気になるキーワードを出し合おう!と話しています。2010年の「女性ラーメン部」を出版したときのキーワードには「トマト」や「チーズ」がありました。今年は違うワードがあがってくると思います。キーワードにそって、ラーメン店を探して、見つけたら紹介します。
マイペースでいきますので、よろしくお願い致します。
(c)女子ラーメン部 2013