友人宅にて開催されたホムパに参加してきました。
去年もやりまして、その時の様子↓
ジビエホームパーティ
http://gibier5656.blog.fc2.com/blog-entry-189.htmlうーん、去年は結構大量に持ち込んだのよね。
今年は少ないです。
写真の右側には参加者さん持ち込み料理や宿主さん食材があったり。
今回私が持ち込んだ食材
・キョン肩肉&モモ肉
・アライグマ肩肉(脂トリミング除去済み)
・ジビエ鳥
・アカハタ
・猪アバラのキャラメリゼみたいなもの
・猪細切れ&スジ煮こみ
・食用菊、ハスイモ、フジマメ、シカクマメ(庭から収穫)
・むかご、スッポンタケ、関東産トリュフ(近所及び山から収穫)
・八重桜の白梅酢漬け
・ブランデー梅酒の梅すりつぶしに蜂蜜プラス
(スッポンタケとフジマメは調理せず)
この他に近所で採ったヒラタケとムラサキシメジも持ち込みましたが、見てもらうだけで調理なしで持ち帰りました。同定間違いないという自信ありませんのでね。
まずは参加者さんの手料理を並べてホムパ開始です。
豪華~(^^)♪
切り干し大根と人参のソムタム、おからのフムス、里芋と煮干と梅干しのサラダ。すべてあやさんお手製惣菜です。
左側のは宿主さん提供のピザね。
自宅で作ってきた猪アバラのキャラメリゼみたいなのを食べていただきました。
一口かじって・・・元料理人の宿主さんから「硬いっ」と。
糖分を多くすると浸透圧だったかな?冷めると肉が硬くなるそうな。うーっむ、なるほど。。。
そして思ったよりも表面が水っぽかったです。
なので後半はレンチンして少し温めてから食べて。うん、温かいほうが食べやすいですね。
満足いく仕上がりではありませんでしたが、赤ワインと一緒に食べると美味しかったです。
今回、事前に猪の切れ端やスジ部分を煮込んで持参しました。
目的は宿主さんに美味しい料理に仕上げてもらうこと。
でも、そのままでも美味しいので、まずは温めただけの状態でみなさんに食べていただきました。
うん、一緒に煮込んだ野菜クズと生姜がいい仕事してます(^^)
煮込んだ猪細切れ&スジはあくまでも下ごしらえ段階。
一部を使って赤ワイン、発酵バターなどで調理中(宿主さんが)
猪の赤ワイン&発酵バター&バルサミコ煮完成です。
飾りつけにチンゲンサイとハスイモのスライスをあしらって。穴の開いたハスイモがいい感じでしょ?
メイン料理ももちろん美味しい!赤ワインやバルサミコの酸味が素敵な料理です。
でも、「もっと甘いほうがいいーー」と叫ぶ私(笑)
ハスイモは飾り用に少し取り分け、残りは塩もみして食べました。
スポンジ状の葉柄ですので噛むと弾力を感じます。なのにシャキシャキ食感。
とても美味しい野菜だと思うのですが、なぜか関東では流通していないんですよね。もったいない。
今回のメイン食材のひとつ、キョンのお肉。
はい、キョン肉いただきました。送ってくださったかたありがとうございます(#^^#)
小さい鹿みたいな容姿のキョン、食べるのは初めてです。もちろん他の参加者さんたちも食べるの初めて。
味がわかりませんので、オーソドックスにローストしていただきました。
初キョンです。どんな感じなのかなと食べてみたら、ジビエ独特のにおいや臭みが全然なくてびっくりしました。
ジビエ初心者さんにはとっても食べやすい味です。でも、食べなれた人は物足りないかな。
お肉にクセがありませんので、どんな味でも合いそうです。
豚や牛と同じようにスライスして炒め物に使っても臭みがでない感じですので、一般的な料理に使いやすそうな気がします。
肉だけでなく魚も食べましょ。
釣りの上手なかたからいただいたアカハタです。
料理下手な私がやるよりも、元料理人さんの宿主さんがやったほうが美味いに決まってる!と思い、持参しました。
はい、ホムパ内でのメイン料理はすべて宿主さんがやっています。味付けのセンスがよい人なので美味しいんだわさ♪
身のほうは後でムニエルにするとして、まずは頭と骨で潮汁に。
これがね、うまいのなんのってもんのすんごーく美味しかった!
なんつーうまみの強い魚なんだ!
そして、頭の部分の鱗も丁寧にとってあったのに感激しました。
アカハタをいただいたときにすでに鱗と内臓は処理済み。くださったかた、ありがとうございました。
頭がこんなに美味しかったのに、身のほうはだいぶ残念なことになってしまって。。。
以前に深海タラを桜ソースで食べたら美味しかったんです。
http://yasou5656.blogspot.jp/2016/05/blog-post_10.htmlで、今回のアカハタも白身魚ですし美味しいと思ったのですが。。。
桜ソースが塩味ですので、ムニエルには塩分をいれずに仕上げていただきました。
でもね、アカハタと桜ソース、合いませんでした。味が混じりあわない感じ。
もったいないことをしちゃったと反省。。。
気をとりなおしてお酒いきましょ。
宿主さんはお酒にとても詳しい人。
なんか年代物の赤ワインがでてきました。
他のかたはワイングラスで、下戸気味な私は横のショットグラスで飲みました。
赤ワイン苦手ー 苦味が好きじゃないんですよね。
でも、すぐ後で安い紙パックワインを飲んだら、うん、確かに先に飲んだもののほうが味に深みがあって美味しい。
八海山のスパークリング!!
炭酸が結構強かったです。でも日本酒好きな私にはすんごくおいしかった!
ジビエに戻りましょうか。
今回、鳥を一羽持ち込みました。
蝋漬けして羽を毟ろうと試みたのですが、内側までしっかりと蝋が入りきらず、結局は皮ごと取ることになりまして。
宿主さんに特殊機器でもってローストしていただきました。
味付けは塩コショウのみ。
一枚目の写真の手前にあるのは砂肝と心臓です。
表面だけ見たら加熱しすぎたか?!と思いましたが、内部はちょうどよいしっとりさ加減。
そしてうまい!
肉はレバー風味ですが、キジバトとは違う味。表面にふってある粗塩がちょうどよく、このままパクパクむしゃむしゃ食べました。
去年のホムパでハクビシンとタヌキとアナグマを持ち込みました。
今回はキョンとアライグマを食べていただこうかなと。
アライグマも味がわかりやすいようにシンプル料理。ソテーしているところ。
アライグマのソテーできあがり。
アライグマは脂に臭みがありましたので徹底的に除去して持ち込みました。
肉は脂分がないとちょっと寂しい。そしてアライグマは肉の味が薄いので若干物足りない感じです。
今回は肉の味を知ってもらう目的ですのでこれでOKですが、アライグマも油分足して少し濃い目の味付けがよいと思いますよ。
もしも捕獲して食べる人いましたら参考にどうぞ☆
とまあ手作り惣菜を食べつつお肉やらお酒やら飲み食いし、楽しい時は過ぎていきました。
この他にもサーモン、チーズ、梨や、外国の読めないお茶などいただきまして、深みにはまる話を延々と深夜までしておやすみなさい。
翌朝は野草料理がメイン。
野草大好きなのんさんが摘んできた多摩川野草や、私が持ち込んだ食材が並びました。
ハマダイコン入りお粥。
多摩川産ハマダイコン。
器の底にはハマダイコンの大根部分が生のままスライスされて沈んでいます。
市販の水っぽい大根とは違い、硬さも辛味もあり、ほんわかと熱が加わった大根をかじると気持ちがスキッとする効果がありました。
葉部分は軽く茹でてから切り、お粥にのせて。硬さはありますがスジっぽさがなく、美味しかったです。
多摩川の野良トマトは卵と一緒にソテー。
はい、多摩川にはトマトがはえてたりします。以前の↓
多摩川七草粥オフでも今回のトマトはでかい!中玉か大玉トマトの種が流れ着いて発芽し成長したのかな?
そしてこれが思ったほど青臭さがなくてうまくてびっくり。
これから赤くなる手前だったのかな。甘さも少しかんじられました。
多摩川、さすが。
むかごは茹でて塩をパラリ。
むかご飯が好きなのですが、今年はすでに何度も食べていますので、このシンプルな食べ方が逆に新鮮でした。
まあ味はむかごですが。
横のはハマダイコンの辛し和え。こちらも美味しいです。
今度一緒にハマダイコン収穫に行くのだ。三五八漬け仕込むぞーー♪
カルボナーラパスタ作ってくれました。
その上に関東産トリュフをトッピング。
最近ブログ更新をさぼりまくっていますので全然アップしていませんが、はい、トリュフ採りました。
完熟までいかなかったので香りは薄いですが、他の料理と混ぜると味に奥行きがでますね。
余った料理や食材を分け合って、お昼ごろ解散しました。
今回は二名来れなくて宿主さん含めて5名、一人帰って深夜と翌日は4名でのホムパとなりました。
今回も美味しい料理をありがとうございました。
参加された皆様、とてもとてもとーーーっても深いお話、参考になりました。内容はヒミツですね(笑)
気楽で感情出せて甘えられる集まり、いいな。
ありがとうございました。
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