2015.03.24

【沿線革命031】 上野東京ラインの「トラブル波及」「分かりにくい行先」を「やり過ぎない直通運転」で解決

上野東京ラインと湘南新宿ラインは黒磯・前橋・高萩・成田から沼津・伊東・逗子にまで至る(JR東日本HPより)

上野東京ラインの「座れない」「混雑」「寝過ごし」に引き続き、「トラブル波及」「分かりにくい行先」の解決策を提案する。

引き続き話題を呼ぶ上野東京ライン

相変わらず、上野東京ラインは話題を呼んでいる。22日の20:00時点で、YAHOO、Google、ツイッターの検索とも、「うえ」と入力すると「上野東京ライン」が表示され、テレビや新聞での報道も多い。

山手・京浜東北線の日本一の混雑が大幅に緩和され、また東京の北方面と都心との行き来が便利になったことがおおいに評価されている。一方、「座れない」「混雑」「寝過ごし」「トラブル波及」「分かりにくい行先」といった苦情や心配が多数出されている。

そして、それらに対する解決策の提案はほとんど見当たらない。「東京・上野の始発を増やせ!」といった時計の針を戻すような提案をしても仕方なく、この連載では、利用者にも鉄道会社にもメリットのある実現可能な解決策の提案を重ねる。

「やり過ぎの直通運転」の結果

「トラブル波及」「分かりにくい行先」の解決策として、「やり過ぎない直通運転」を何回か提案した。まずは、現行の「やり過ぎの直通運転」を、本数の多い朝夕より理解しやすい昼のダイヤで見てみよう。

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