Verizon向けiPhoneはスマートフォンの勢力図を再び変えるのか
来る1/11に、VerizonがCDMA版iPhoneの提供についての発表を行う事をWSJが報道しました。
AppleInsiderによると、あるアナリストは、Verizonは実に900万から1,200万ものiPhoneユーザーを獲得するかもしれないと述べているようです。
2010年、Androidスマートフォンが最も売れたのがアメリカ。キャリア別でみるとVerizonがダントツにAndroidスマートフォンを販売しています。
VerizonがiPhoneを販売した際、そのユーザーの中にはAT&Tからの移住組も含まれるでしょうが、これらのAndroidの需要を大きく喰う事が予想されます。
現時点において、AT&TのiPhoneの販売収入はAppleの全体の12%、販売台数に至っては全体の30%を占めるんだとか。これと同等の販売規模を持つiPhoneキャリアがマーケットに現れる事は、アメリカ国内に留まらず、世界的なスマートフォンの分布図に大きな影響を与えるのは間違いありません。
Digitimesのアナリストは、Appleが2011年度の第1四半期だけで、710万台のCDMA向けiPhoneを出荷するだろうと述べているそうです。
ひょっとしたらモトローラやSamsungが、CES2011に次世代スマートフォン/タブレットを出し惜しみ無く披露したのも Veizon for iPhoneへの強烈なメッセージだったのかもしれませんね。
Smartphone Wars Episode Ⅱはまもなく開演です。