日経新聞が報じた情報によりますと、ドコモは今年11月にも、フィーチ ャーフォン向けサービス
「iモード」の対応コンテンツをスマートフォンでも利用できるように対応するそうです。開始当初は「iモード」向けコンテンツの1割に相当する300社分を使えるようにして、その後さらに増やす予定。有料コンテンツの契約や登録情報はそのままスマホでも引き継がれる事になる。
現在は契約者がスマートフォンへと機種変更した場合、コンテンツが対応していないため月額課金サイトをすべて解約する必要があった。iモードの有料課金登録は6000万件に上りドコモにとっての重要な収入源、今回の対応によりその流出を防ぐのが狙い。
具体的には年末よりiモード端末で契約・登録した有料コンテンツの登録情報等を
ドコモのサーバ側で自動管理する。これによりスマートフォンに移行した場合でも会員情報がそのまま引き継がれ通信料と一緒に請求できるようになる。顧客はスマホ向け「ドコモマーケット」を通じて既存の有料サイトを検索でき、利用状況も一覧で確認できるようになるそうだ。
また、電話内の電話帳やブックマーク、写真などもサーバーに一括保存され、機種変更時には引き継げるようになるとの事。現在ドコモが行なっている「
ケータイデータお預かりサービス」の様なクラウド系サービスが近々登場するのかもしれません。
この対応により「iモードコンテンツが使えなくなるから・・・」という理由から、スマートフォンの乗換えを躊躇していた方には一つの切欠になりそうだ。
スマートフォンに乗り換えても使いたい iモードコンテンツというのが全く想像出来ませんが、幅広いユーザーの獲得には大きな意味がありそうです。
ソース:日経新聞電子版 /PDF: 新サービス発表会
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