アップルが11月17日0時にむけ、自社サイトにて「
明日、いつもと同じ一日が、忘れられない一日になります」というキャッチフレーズとともにカウントダウンを行っていたのをご存じだったでしょうか?
これを受けてネット上では様々な期待の入り混じる予測が飛び交った『
iTunes定額制?』や『
クラウドiTunes?』などなど、アップルユーザーにとっては実に楽しみな発表になるはずだった。
しかし蓋を開けてみると発表された内容は
ビートルズの楽曲が「iTunes」で配信されるという内容。それのみ。 ビートルズに興味のない方にとっては本当にどうでもいい内容の発表だった。
突然の発表であればまだ良かったのだが
昨日の時点でビートルズになるだろうという事はだだ漏れしており、このイベントを楽しみに待ってるユーザーであれば誰もが知っていた。更に
発表の20分前には「iTunes」にビートルズの楽曲が既に並んでいるという、カウントダウンの存在を根底から覆す出来事が起こっていた。
何故ここまで大袈裟なキャッチフレーズになったかといえば、ビートルズの権利を管理するイギリスの「
アップル・コア」とアメリカの「
アップル・コンピューター」との間で、同じ
"Apple"という商標を巡り裁判にまで発展した経緯がある。つい最近の2007年に和解、そういった確執を乗り越えての今回の発表はアップルとって大ニュースだったのだろう。
ビートルズの楽曲がネットで配信されるのは闇を除けば全世界初、ビートルズファンにとっては忘れられない発表となっただろう。そうでないアップルユーザーも別の意味で忘れられない日になったに違いない。
公式サイトではストリーミングで動画が見られます、現在視聴中ですがビートルズってやっぱりいいですよね~。
ソース:
Apple公式
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