エルーガ先生の次回作にご期待ください。
日本経済新聞が8月29日、パナソニックが個人向けスマートフォン事業から撤退する方向で最終調整に入ったと報じています。さらに、携帯電話基地局事業も売却する方針とのこと。
8月の報道では、ツートップ戦略を打ち出したドコモへ「
冬モデルの提供が中止される」という報道がされていました。しかし今回の報道によると、来年3月までに唯一の自社拠点であるマレーシア工場での生産をやめ、国内の個人向けスマートフォン市場から撤退する方向で調整しているそうです。
パナソニックは海外でもスマートフォン事業で失敗しており、既にエルーガの販売を終了しています。この報道が事実であれば、市場に出回っているエルーガが、最後のパナソニックスマートフォンということになるでしょう。
この他、国内外で苦戦の続く携帯基地局事業はフィンランド通信機器大手、ノキアなどに売却を打診しており、近く本格交渉に入る予定とされています。
なお、従来のフィーチャーフォンについては中国で生産し日本国内でも販売は続けられるそうです。
[
日本経済新聞]
良い端末を作れなかったパナソニックの自業自得とはいえ、日本人としては寂しい限りです…国内メーカーは残すところソニー、シャープ、富士通、京セラ。数年後に生き残っているでしょうか。
技術評論社編集部
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