あくまでも借金なのね…。
政府広報オンラインが、携帯電話の月々の通信料と端末代を分割で支払っている場合、支払いが滞ると
指定信用情報機関に滞納情報が登録される可能性を指摘しています。所謂「
ブラックリスト入り」する事で、以後、クレジットカードがつくれなくなったり、ローンが組めなくなったりする恐れがあると注意を呼びかけています。
携帯電話のクレジット契約件数とその滞納率グラフ 最近のスマートフォンは端末自体が従来のものよりも高額なものが多く、買い替える際に負担感の少ない分割払いで購入する人が増えています。
殆どのキャリアで採用されている「
総額3万円の割引で実質0円!」といった割引は使用料から割り引いているだけであって、
実際には端末代金が含まれています。しかし利用者の中には通信料のみであると勘違いし、端末代金が請求されていることを認識していない方もいるようです。
何故クレジット契約になるかというと、販売店で端末を購入して分割払いにする契約は「クレジット契約」に該当し、自動で「クレジット会社」と契約を結ぶことになります。
携帯電話会社がクレジット会社を兼ねているという事です。このため、通信料金は「携帯電話会社」として、分割支払金は「クレジット会社」として同じ会社から請求されます。
※現金一括払いで支払った場合は「クレジット契約」にはなりません。
分割支払金を滞納した場合は、指定信用情報機関に記録されていきます。
3か月以上支払いが滞った場合は、クレジット契約のすべての支払いを終えた後でも
5年間は滞納したという情報が残り、クレジットカードが作れなかったり各種ローンが組めなかったりと、一般的な社会人として厄介なことになり兼ねません。
なお、これは成人していない子供でも同様で、親が払っていても「子供が滞納した」という情報が残ると説明しています。
なんだか得した気分で月サポを受けていますが、こういった落とし穴にも注意しなくてはいけませんね。
あくまでも借金ということを覚えておかねばなりません。
[
政府広報オンライン]
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