http://journal.mycom.co.jp/news/2009/03/10/036/index.html
2010年1月1日から著作権法が改正され著作権者の許諾を得ずにダウンロードする行為が違法になります。今までダウンロード自体を禁じる規定はなかったが、違法化する方針となった。
改定まで2ヶ月を切ったので少々調べてみました。
世間ではザル法と言われているのが現状で
罰則は特にありません。
ただ違法と決定された事によって利用者への抑止力や著作権者の権利は強く保護されると言えるでしょう。
ダウンロードについては刑事罰はありませんが権利者が本気であれば、ダウンロード者を特定して民事告訴する事もこの先必ずあると思います。
ちなみにダウンロード違法化を強く要望してるのは
レコード会社と映画会社、ゲーム業界です。
▲ 違法例 ▲
1.Youtube、ニコニコ動画などで違法だと解っているのにダウンロードした
2.BitTorrentなどのP2Pソフトで違法なファイルをダウンロードした
3.携帯サイトの違法着歌のダウンロード1.ブラウザでストリーミングされている限りは違法ではない、YouTubeは厳密にいえば動画データをブラウザのキャッシュフォルダに保存してるのでダウンロードだが、ストリーミングという解釈になるようです、屁理屈で突き詰めるとブラウザのキャッシュが格納されるフォルダにDLするのはどうなるんだ?という話も。
ツールを使って「動画が違法であると認識した状態」でダウンロードすると違法、だが刑事罰はないので逮捕はされない。違法と認識してなかった場合はどうなるのか?等、あやふやな部分も。2.BitTorrent等で違法なファイルをダウンロードするのは当然違法です。
BitTorrent等の場合Winnyのようにファイル転送の中継(アップロード)も行われる構造になってるので、違法なファイルを中継してたら「違法なファイルアップロード者」というアップ側として捕まる可能性がある。
合法コンテンツの配信にも利用されているので、トレントをインストールしたからといって逮捕される事はない。
3.当然違法、現状アップロード者が多く検索をかけると容易に手に入るのが問題でレコード会社としても伸びている着歌ビジネスを守りたいようです。
実際問題として、違法にP2Pを利用してるか?違法なダウンロードしているか?をどのように確認するのかという問題があり、個人が使用したパソコンを押収し内容を確認するか、通信内容を覗き見るとか、そういったどちらが違法かわからない事態にもなりえる訳です。
プロバイダ側にもお客様を守る守秘義務というものがあるので中々難しいのではないかと思います。
またTorrentやShareなど一部のソフトは匿名性が殆どなく、ダウンロード者の特定も容易に行えるでしょうが1件1件ファイルの中身を確認し違法、合法を判断するとなると誰がやるのか?といった問題もあるでしょう。
アップロード側については既に逮捕者が出ているように悪質だと簡単に特定され逮捕されます。
結論からいうと『何が変わるのか?』と問われれば何も変わらないでしょう
これからの法整備への布石という見方が一般的です。
当サイトでも取り扱っておりますトラッカーサイト紹介については来年からは様子を見つつ自粛していくのかなと言ったところです。
今までと変わりないからといって
ダウンロードを推奨する訳ではありません、と決まった文言を付け加えさせて頂きます。
稚拙な文章を長々と失礼しました。
2009/11/19 参考サイト:
政府インターネットテレビ「
違法?合法?ダウンロードにご注意!~著作権法改正」
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg2824.html
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