24/10次元に在るブログ

物語もいよいよをもって大詰め



車が壊れ立ち往生するのもなんだからと
実はカナンたち3人を列車に乗らせ先に帰らせることに

その汽車の中で起きる銃声
カナンはシャムが殺された時の事が脳内でフラッシュバックする
銃声のなった方へ駆けるカナン
そこにはシャム、ハッコー、サンタナとすでに亡くなった者達の姿があった・・・



あらすじとしてはこんな感じでしょうかねぇ
今回はカナンとマリアの互いに求めるモノの擦れ違いが浮き彫りになった回



マリアがカナンに求めていたもの
自分の知らない世界を走り、輝き続けるカナン
普通の女の子ではないカナン

だが今のカナンは普通の女の子のように
身近なものが傷つけば動揺し、心に傷を受ける・・・
そんなカナンをマリアは受け入れることができない
結局のところマリアはカナンに
「普通ではない」こと、普通でない女の子像を無意識のうちに求めていたのだと思います
普通でないカナンはマリアの光であり焦がれる存在だったんですから・・・


一方カナンの求めるもの
マリアというただ一つの希望

ただその求め方はあまりにも無垢過ぎたんですね
よくよく考えればカナンの言うマリアのいいところというのは
「いいにおい」や「やさしい」など言い方を変えれば幼く直観的なもの
アルファルドの言う「赤ん坊」という表現はまさに的を射ていますね
そんなカナンの無垢な愛を受け入れていいような人間でないということもマリアは自覚していたんですね・・・
だから何も声をかけることができなかったと・・・



何とここにきて悲しい二人の擦れ違いです
今までの妙な感覚、違和感が表面化した感じ
わがままを言うともう少し早い段階でこの擦れ違いを描いてほしかったかなぁ
この確執を残したまま終わるとは思えないんで最終回の締め方には期待



アルファルドの目的
カナンという絶望とまで言われた力を倒すこと
それによりシャムの言うことを払拭するということ・・・
もう少しデカイ規模の目的なのかと考えていたんですがわりと個人的なものなんですね
でもアルファルドが殺したと思われる乗客たちの凄惨さからその目的への執念がうかがえました

さらに個人の目的を持ったアルファルドはシャム曰く無敵
その強さは今回の戦闘でまざまざと見せつけられましたなぁ＾＾
列車の通路という限られた空間内での戦闘はとても面白くうまく見せていたと思う
こういうのが見たかったんですよ～～　
って言ってももう次で最終回なんですがね＾＾；
あそこまでの戦闘シーンを描くのは一苦労というわけですか・・・残念orz



・・・やっぱり中盤の中だるみが痛いですね　マリアの意識改革も少し急だし
前前回から尻上がりに良くなっていただけにそこが悔やまれます

それと全体の会話のなんと抽象的なことか＾＾；
逆に中身が詰まってないように感じてしまいます・・・

そしてついに次回で最終回
妥当にカナンがアルファルドを倒すんでしょうかね
マリアは恐らく死なんだろうね＾＾
実や夏目さんはもう出番ないのかなぁ～



最後に
・・・・カミングスって結局あれで退場？？
だとしたらなんて幕引き＾＾；　一番かわいそうかも

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