2017
11
21:57:01
15Wed
ついに・・・ついに発売されました!
田村ゆかり ミニアルバム「Princess ♡ Limited」!!
ゆかりん名義としては2015年4月にリリースされた「好きだって言えなくて」以来2年7ヶ月ぶりのCD
(Early Years Collectionは除きます)ということで、もう本当に待ちに待った作品でございます。
そんな待ちに待った作品の感想を書かないわけにはいかんだろうということで、曲だけじゃなく
パッケージの装丁やMV、メイキング等々手当たり次第に思いの丈を綴っておこうと思います!!
■■■パッケージと装丁■■■
パケ画は以前から公開されてました、この世界一かわいいゆかりんですが、
手にとって見て初めて知りました、今回紙ジャケットなんですね。作品のボリュームと相まってほとんどアルバムみたいなものです。
アルバムということで言えばちょうど4年ほど前に出た「螺旋の果実」以来になるわけですよね・・・いやぁほんと長かった。
開けてみるとCDケースとは別にフォトブックも付属。
このフォトブック、公式や通販ページにも特に商品仕様に書かれていなかったので、付いてくると風のうわさで聞いたときは
所謂歌詞カードのページ数が増えてグラビアページに割かれてるのかな?と思ってたのですがそんなもんじゃなかったですね。
なんとページ数にして18頁もあります。表紙裏表紙合わせると20頁・・・これちゃんと公式の仕様に載せたほうがいいやつだ(^^ゞ
今までなら特典DVDなどと一緒に併記されそうなボリューミーなフォトブックございました。ありがとうございました。
特に画像は載せませんが個人的に刺さったのは果物と一緒に写ってる白ワンピのゆかりんですね。
やっぱ自分はゆるっと巻かれたボリューミーなツインテが一番好きなんだった改めて実感しました。これぞジャスティス。
あと色々と、特に胸元とか緩くて大変眼福でございました。ホント綺麗で・・・世界一かわいいだけじゃ飽き足らないのか。
CDケースには歌詞カードが付属。いや正確に言えば歌詞ブックだ。
こちらも歌詞の部分の脇に所狭しとゆかりんが載っております。いやぁフォトブック見てても思ったけど
今回のグラビアそのまま流用してちゃんと写真集作ってくれませんかね? ハイエナのように群がると思うんだが()
■■■各店舗特典■■■
CDを買う上で非常に重要な基準となるのがこの店舗別の特典。
今回オリジナルの特典が付く店舗は全部で10店舗(CC会場限定特典とTSPOOK会場限定は除く)
ということで。自分はこんなゆかりんラインナップになりました。
この中で強いて一番のお気に入りゆかりんをあげるなら左下のタワレコゆかりんですかね。
笑顔と白さが濁った心を浄化してくれる・・・このゆかりおねいさん感がたまらなくどストライクだ!!
真ん中のセブンネットショッピングのゆかりんは構図的にスマホのロック画面にちょうどよさそうと思いセレクト。
また今回の特典群の中でも目をひいた右下Neowingの2Lブロマイド。このサイズって今までなかったんじゃないかなと。
スキャン民としてはサイズの大きいブロマイドってのはとても嬉しかったりします。今後の特典のブロマイド全部このサイズに
なってくれないかなと思ってしまうほどに。まぁ大きいだけに少しばかしファイリングには不向きですけど(^^ゞ
そして安定のゲマですね。これまでと変わらず2大特典、これからも贔屓にしてくれると嬉しいです。
個人的に缶バッチ等の普段使いを迫られるグッズはあまり惹かれず持て余してしまうことも多いので、
最初は候補から外れていたのですが、店頭でクリアファイルに映るゆかりおねいさんに心掴まれまして、
結局予約することになりました。実際見てしまうと惹かれないわけないということですね(^^ゞ
■■■曲を聴いて■■■
今回は8曲収録、しかもこれまでと同様カラオケverなど一切なし!
さらに内半分の4曲は発売まで完璧未解禁ということでとても楽しみでした。言ってしまえばシングル1枚分未解禁ですからね(^^ゞ
まぁ音楽の造詣なんてあったもんじゃありませんが、感じたことそのままに書き留めておこうと思います。
01.14秒後にKISSして
トップということで所謂今回の表題曲と言っても過言ではないこの曲。MVについての感想は後述ということで。
イントロの妖精?ゆかりんの囀りやピコピコ音から溢れる出るファンシー感と清竜人さんの描くキュート全振りな世界観を
凝縮したような曲ですね。1番耳を、と言うか目を奪われたのは歌詞カードの「♡」マークの多さ。いや多いなんてもんじゃない、
入れられる部分全てにハートが散りばめられています。以前のインタビュー記事によると、清さんの思い描く「ゆかりん」像が
反映されているとのことでこのハートの多さもその証左なのかなと思ったり。いや間違ってないと思うがそれにしたってド直球w
ゆかりんから見るにそれは世間的な「ゆかりん」像とのことでしたが、この清さんの気持ちを勢いのままに全面に出し
綴られた歌詞と、それを唯一無二の甘い声で歌い上げるゆかりんが合わさった、とんでもない破壊力を持った1曲です。
ポップで賑やかな1番2番から少し落ち着いた間奏後のDメロは必聴。声色が少し切なげになったあとに小さい声で
「好きです」は聞くたびに心の準備が必要になること請け合いです。分かっててもドキドキしちゃいます。
02.ガラスの靴にMoonglow
未解禁曲の1曲。タイトル通りシンデレラを彷彿とさせる歌詞が特徴的な曲。
ブラスバンドの奏でる陽気で小気味いい曲調がゆかりんの曲の中ではなんか新鮮な感じです。とても明るい。
歌詞も思わせぶりで恋に一生懸命なシンデレラが歌われており、とても微笑ましく温かい気持ちになりました。
個人的にはLantanaで披露された「夢色ラビリンス」のように男装したダンサーさんと舞台で踊るステージが頭に思い浮かんだり。
周りのダンサーさんたちも交えて舞踏会演出とかも面白そうですね。振り付け等々ステージ演出が楽しみな一曲でした。
03.砂のオベリスク
未解禁曲の2曲目。インタビュー記事を読んでて1番気になってた曲です。
どこか不穏なAメロから始まり、セリフ調っぽいBメロが続き、またサビではガラッと雰囲気が変わる、なんともミステリアスな曲。
どこかアラビアっぽい、砂漠であてなく叫んでるような歌詞がまたゆかりんの世界観の一部だと考えるとほんと幅広いなぁと。
歌詞は今は目の前にはいない誰かをあえて遠ざけるような、一方で問いかけるような、そんなあてのない気持ちがゆかりんの
綺麗な声でどこか軽快なリズムで歌われています。それこそ砂漠の砂のようにさらさらとあてどなくとめどなく。
思い返してみるとゆかりんってアラビア感ある曲をこれまでも幾つか歌ってますよね。「神聖炉」とか「LUNATICA MARE」とか。
あのどこかミステリアスで蠱惑的で、でも内に情熱を秘めてるような世界観がまたゆかりんとガッツリハマったりするんですよね。
この曲もサビラストとかとても情熱的で、ライブでどのように歌い上げてくれるのかとても楽しみだったり。
04.Le paradis
未解禁曲の3曲目。タイトルの「楽園」を南国を思わせるようなおおらかなメロディーで優しく歌われた曲。
凄く優しいメロディーに反して歌詞の刺さり方がすごかったです。なんだろうやっぱりファンとしては
ゆかりんと国民の関係性ってのを歌詞と照らし合わせて聴いてしまうんですが、「幸せばかり確かめたくなる」、
「どうしてこんなに一緒がいいんだろう」等々の歌詞で泣きそうになりました。ゆかりんとなにをするかではなく
ただ一緒の時間を過ごせるだけで本当に幸せで、どうしてかって言うとただただ好きだからってただそれだけで、
その関係性は熟年のそれみたいで、この関係がこれからも「ずっと、もっと」続いてくれたらそここそ「楽園」だなって。
まぁとてもファン本意な身勝手な感じ方かもしれませんけど、どうしようもなく嬉しくて幸せな気持ちになりました。
ゆかりんのゆったり曲といえば所謂「失恋ソング」で感じるような、青や水色が似合いそうな曲が個人的には
琴線に触れ安いのですが、この曲は革新的でしたね。今作で1番スッと刺さったかもしれません。
05.囀りのない部屋
未解禁曲最後の曲。タイトルから見て音の少ない曲なのかなと予想していたのですが、
どこか童謡チックに始まり、そこからのドラマチックな曲調が意外だったり。自身を囀る鳥に見立てた歌詞はなかなかに重かったり。
「ひとりでは声が震えて忘れられそうで」、「涸れた嘴は古びた歌ばかり」「戻りたいあの頃にあの微笑みに」・・・
深読みしようものならなかなか覚悟がいります。ゆかりんの今伝えたい心の一部だと捉えると色々と考えてしまいますね。
そんな歌詞も相まって全体的に寂しい雰囲気があるのですが、そこは切ない曲が専売特許なゆかりん、
声色がほんとどうしようもないほど曲にマッチしています。ライブではどう歌ってくれるのか・・・楽しみです。
またインタビューでこの曲がCDのキーになるとも言われていた点について、8曲中の5曲目ということで一つの折り返しにも
なると思うのですが、今までの中でも新鮮なこの曲感が中弛みになりそうな部分をピシッと引き締めてくれているんじゃないかと。
更に深読みすると「折り返し」という部分と上記のような歌詞を照らし合わせることで、歌手としての活動がなかった時期を
歌ってるように感じることも出来てとても興味深いなぁと。
06.Lost Sequence
乙女モードEDとしても馴染み深くなってきた曲ですね。またCCで初めてフルを聞いた時に個人的に衝撃を受けた曲でもあります。
ピンクの光で照らされたステージでもなお「ここはどこなの なにもみえない」・・・ファンでも照らせないものもあるんだなぁと思ったり。
またその直後の「なにも」の感情の乗っけ方が凄くて・・・初披露ってこともあると思いますが観たときはとても心揺さぶられました。
曲自体の感想に戻って、まさにこれこそ「失恋ソング」と言った曲ですが、やっぱり自分はこういうピアノベースで切なさ満点の
ゆかりんの曲が大好きなんだなぁと。「jellyfish」とか「you」とか。ほんとゆかりんの声とピアノの親和性は高すぎます。
切ない、苦しい曲のはずなのにゆかりんの声を通してもっともっと聴きたくなってしまうとても暗く美しい曲です。
またこの曲に「過去」を感じたとの感想をTwitterで見受けられたのですが、確かに絶望と不明を目の当たりにした
いつかのここと重ね合わせるとこれまた一層聴き応えのある曲になるんじゃないかと。今回の8曲の中でも
随一の「暗」さを持つこの曲、切ないゆかりんの声にただひたすら没頭するならこの曲しかないですね。
07.ゆかりはゆかり♡
トップの「14秒後にKISSして♡」から続いて清竜人さん作詞作曲のこちら。もちろん歌詞はハートまみれですw
上の「LostSequence」とこの曲の歌詞が同頁内に並んで掲載されてるわけですが温度差が凄すぎて笑ってしまう(^^ゞ
この全く違う方向の歌詞と曲感、そして世界観を歌い分けるゆかりんはやっぱ凄いなぁと改めて思ったり。
またこちらタイトル発表の時に衝撃を受け、ライブで実際に聴いてあまりの可愛さに放心状態になって、
そして今回CDとなって改めてじっくり聴いてるわけですけどやっぱこれはまずいですね。中毒性がえげつない。
「14秒後~」とはまた違ったくすぐったくなるような声色で歌われているのですがもう可愛すぎてどうにかなりそうです。
「あなたもきっと♡わたしのことだけが大好きよ♡」とかそんなこと言われなくても大好きだけどもっと大好きになるわ!!
「ゆかりはゆかり 代わりはいないの」を初っ端に持ってくる清さんも流石ですね。そうなんですよ、ゆかりんは
ほんと誰も代わることの出来ないオンリーワンな存在なんです。初参加でそれを見抜いた清さんに拍手ですね。
あとガイドではないんでしょうが、サビの「ワン・ツー」と直後の「フゥー」、そしてラストの「ゆかり」部分の被せなど
コール入れやすそうな部分が際立ってたり。姫が望まれるなら仕上げていきたいなぁなんて。
08.Hello Again
このCDの表題曲が「14秒後にKISSして♡」なら、今年のゆかりんリスタートの表題曲はこの「Hello Again」じゃないかなと。
6月のFCイベにて初解禁&初披露され、7月から始まった乙女モードのOPとしても毎週流れとても馴染み深くなってきていますね。
聴いてるとサビ部分で手のひらをぐーぱーしながら腕を前に振ったり、∞を中空で描いたり、体が勝手に反応しちゃいます(^^ゞ
また久しぶりのCDのラストを飾るにもまた相応しい曲ですね。サビの「もっと物語続きがある」・・・これ以上の幸せはないです。
次の新譜やライブに繋がるような希望を感じずにはいられません。 もちろんこのラストの曲をリスタートとして
1曲目の「14秒後に~」へ帰るのにももってこい。以下幸せの無限ループですね。抜け出せない。
■■■「14秒後にKISSして♡」MV&メイキング■■■
お次はMVについての感想。
こちらyoutubeの方では1番まで流れており、それだけでも世界一かわいいのは言わずもがなですが
気になった方には是非フルでこのMVを見て欲しい! そう強く推してたくなるほど世界一かわいいMVです。
最初から最後までKISSへのドキドキハラハラ感に振り回されるゆかりんの心情を天使と小悪魔のゆかりんと一緒に描く
MVになってるわけですが、その三者三様のゆかりんがずっと可愛いわけで。いやほんと語彙力喪失するほどに。
恋に臆病で少し表情も頑なな小悪魔ゆかりん(メイキングによると不安を表したトゲトゲの世界)、
反して恋に積極的で甘えたな可愛らしい表情を浮かべる天使ゆかりん(期待を表したハートの世界)
そしてそんな2つの心情の間で恋に焦がれ幸せそうなゆかりん(ブランコで揺れてる心情を表現)
それぞれ違ったゆかりんの恋への気持ちが見て取れます。
まぁこんなドストレートな歌詞だからか、ちょっと照れちゃうような詩を歌った直後、目を伏せちゃう所が世界一かわいいですね。
ライブ中などでも間々見られるゆかりんの特徴的な仕草ですが素が抑えられなくなってる感じがしてたまらないです。
そして楽しみだったメイキングですね。
MVに出てきた、小悪魔黒ゆかりん、ブランコ白ゆかりん、天使ピンクゆかりんの撮影現場を順に追ったメイキングとなっています
収録時間は15分ほど。1曲のMVに対するメイキングと考えるとなかなかのボリューム。ゆかりんの可愛いシーン満載です。
少しネタが多いので箇条書きにしてコメントしていきたいと思います。
・圧倒的小悪魔
まずは小悪魔ゆかりんから撮影が始まるわけですがなんだろうあの衣装改めて最高かよ。
あそこまで全身真っ黒なゆかりんはあまり見ないわけですが、それに比例してか所々から見えるお肌の白さが際立つわけで。
絶対領域やら胸元から背中に掛けての透け感やらもうやりたい放題かって感じです。本当に有難うございます。
・借りてきた猫
新レーベル初めてのMV撮影ということなのか、見たところ周りのスタッフさんは恐らく新顔だらけ。
てことでゆかりん最初は借りてきた猫状態です。とても大人しい。その少し不安げな様子もまたかわいい。
・風でトゲトゲが吹き飛ばされるシーン
ゆかりんは椅子に座ったまま体を仰け反らせて吹き飛ばされるのを表現していたわけですが
あれアングルによってはスカートの中が見え() いやあれはコメントせなあかんて。
・芝生と言ったら・・・
お次はブランコのシーンということで芝生の生えたセットへ降り立つゆかりん。
うん、以前までならなんとも思いませんでしたが、今となってはゆかりんが芝へ興味を示さないわけ無いわけで、
予想通り「これ芝生本物? サッカー出来るってこと?!」と大興奮でございました。テンションの上がり方が凄いw
・ゆかりんの生足生指掃除係
姫の足指の隙間に芝生の草などが付いてるのを見て掃除してくれるスタッフ・・・なんて役得だよおい。
国民全員が望む職務にあんな気軽に就くとは・・・羨ましすぎてどうにかなりそうだったわ。
せめて丈の長いスカートを引き摺らないように後ろで持つ係に就かせていただけませんかね?
・カンカンカン
カメラを動かすレーンをカンカンカンと鳴る棒に見立てて飛び跳ねるゆかりん。
言ってることは分ったんですが確かになんて遊びだったか思い出せない・・・ということで検索かけてみたら
「バンブーダンス」という名称のフィリピンなどに伝わるダンスらしいです。「舞」ってのもあながち間違ってはいなかったみたいw
そんな一人バンブーダンスに夢中になって息が荒くなるゆかりん・・・この手の遊びに夢中になるのがほんと女の子でかわいい。
・ゆかり犬
SsLのメイキングでも見られたゆかり犬復活!! 猫の印象が強いゆかりんですが犬ゆかりんもこれまた至極。
大人しいところからの急なテンションの上がり方とか、そう考えるとゆかりんもそうだなとか(^^ゞ
・すしざんまいのポーズ
先日のFCイベでもイジられていた城後選手のすしざんまいポーズ、に影響を受けてかは分かりませんが
すしざんまいポーズをとるゆかりんw 本当に城後選手がそんなポーズを取るのか実際の試合で見てみたいものです。
何だこのコメント。でもせっかくDAZNにも入会したんだから城後選手の勇姿を見たいのよ。。。
・ガムテじゃなく黒ガム
「K・I・S・S」のリズムに合わせガムテープを男性スタッフの腕やら足に貼り付けていくゆかりん。
腕毛やすね毛が痛そう・・・ゆかりんに「ベリッ」と剥がされたい衝動にかられる。ゆがんでるなぁ。
そしてところどころ撮影用テープに対する造詣を見せつけるゆかりん。ガムテではなく黒ガム(ドヤァ)
目に見えるものなんでも興味が湧いちゃうところとかどこか子供っぽくて可愛いです。
・Chu♡ギュ♡Chu♡フゥ~
ラストのリズムに合わせ、小道具のデカスプーンから顔を左右交互に出し隠ししながら撮影。
終わったあとスプーン裏で恥ずかしがって顔を伏せちゃう所がたまらなく可愛かった・・・
・「頭突きじゃないよヘディングだよ」
浮いてるハートの風船に頭突きじゃなくヘディングをかますゆかりん。
まぁ今更になるかもしれませんが、ヘディングとかクロスとかそんな単語がゆかりんから飛び出す日が来るとは・・・
・「わたし、笑ってました?」
撮影終了後の感想にて。「これいつも言ってない?」とご本人も仰っていた通り通常運転過ぎて、もはや安心すら感じます。
また撮影がかなり遅くまでかかったようで眠そうなお顔・・・このまぶた落ち気味なゆかりんがまたとても大好きで。
「どうでした?」という質問に「ちょっと分からない・・・」とふわっとした感想のゆかりん。まぁ新レーベルで初めての
MV撮影でいきなり掴みきれるものではないですよね。まぁこの感想もキング時代によく聴いた気がするけど(^^ゞ
最後はエレベーターを呼ぶ間に自ら壁にドロンして終了。なんか色々と持ってるわぁと再確認したメイキングでございましたw
■■■現地の様子■■■
CDの感想はここまでということでお次はフラゲ日現地の様子を軽く。
こちら全国18店舗のアニメショップに設置されてるスタンディパネルです。
このパネルに書かれたコメントがこれまたバラエティーに富んでて面白いw
殆どのコメントがその場の直感というか感覚のままのものでゆかりんらしさが滲み出てますw
自分もCD受取店舗来店時に一緒に撮っておきました。左から秋葉原のアニメイト、とらのあな、ゲーマーズです。
アニメイトのは前にもちょさんのパネルが被ってしまって見えにくかったのですがまぁズラせることも出来ずそのまま。
とらは商品展示用のスペースに置かれてるのですがライトが反射してお顔に写り込んでしまって少し残念な感じに(^^ゞ
相変わらずこの手の現地撮影は苦手です。自分の持ってるスマホもそれなりに写真機能に特化してるはずなんですがね。。。
てことでこちら完全版ということで公式のものを載せときます。
場所はMAGESではなくアミュレートの事務所のロビーみたいで。こりゃ壮観ですね・・・w
レーベル、事務所上げてこうやってゆかりんを盛り立ててくれてるのを見るととても嬉しくなります。
にしてもこのスタンディパネル全国制覇する人はいるんだろうか・・・いても不思議ではないけども(^^ゞ
あとこんだけあるのなら展示終了した後に抽選でプレゼントとかしてもいいんじゃないかなって。
お次はゲーマーズ店頭と商品展示スペース、そして階段上がったところにあったデカイ広告。
アキバゲマさんは変わらずの気合の入れっぷりで嬉しい限り。店頭で一番映える部分のスペース割いてくれてました。
また写真は撮れなかったのですが店内アチラコチラにゆかりんポスターや広告が沢山。変わらずのご贔屓ありがたいです。
こちら5階上がってすぐのところにある「Princess ♡ Limited」発売記念特設スペース!!
発売記念のパネル展示やどデカポスター、そしてゆかりんへ想いを届けるコメントボードがありました。
発売記念パネルってのは最初聞いたときはよく分からなかったのですが、ブックレットなどにも載ってない
未公開ショットを集めたものだったんですね。これらをそのまま写真集にしてくれたりはしないんですかね?()
コメントボードですが自分も小並コメント書かせて頂きました。こういうの書いたことなかったんですがなんか衝動的に(^^ゞ
ちなみに自分が行った時にはコメントは10枚なかったと思うんですが、本日発売日の現場はと言うと、
最初指定されていた枠から大きくはみ出し溢れている様子。
このメッセージがゆかりんに届くかは分かりませんが、姫へのそれぞれの想いが溢れててほっこり。
■■■まとめ■■■
兎にも角にも、
またゆかりんの曲を、歌う声を聴くことが出来て、
そしてCDとして届けてくれて、本当に幸せです。
一時はもうCDが出ないんじゃないかと思った時もあり、目の前が真っ暗になったこともありますが、
きっとその中でもゆかりんは自分の表現したいモノ、届けたいモノのために暗い中を歩き続けて
また歌を歌ってくれたのかと思うと感謝しかありません。その感謝の思いを最後にまとめておきます。
今回はミニアルバムで全8曲ということで、
最初ミニアルバムと聞いたときは多くて6曲ぐらいなのかなと予想していたのですがそれを大幅に上回る曲数。
また8曲ともなるとそれぞれ個性を魅せるのも大変だったんじゃないかと思うのですが、さすがというべきか
どれももちろんゆかりんの声なんですが8曲それぞれに世界観や表情があって、とてもボリューミーな1枚となっていました。
また個性的なだけではなく、メロディー含めまた新しいゆかりんを感じることもでき、まだまだゆかりんは底が見えないな、
ととても驚いたりもしました。「Le paradis」と「囀りのない部屋」が特に顕著でしたね。
前提として単純な音の作り方もまた以前から変わったんじゃないかと。
新しい環境、新しいレーベルでの初めての作品ということで、当然大まかなところから細かいところまで
物作りに携わる方々がほとんど一新するので、今までにあった全体の作風とか世界観は果たしてどうなるのかっていうのは
やっぱり気になっていたところなんですが、聴いてみると確かに今までの環境では聴いたことのないメロディーを感じながらも
ちゃんとゆかりんの曲として耳に入ってきて、単純にまたゆかりんの世界観の広がりを感じることができたんじゃないかと。
ざっくりな印象としては音がとても伸びやかになった感じ。歳を重ねるに連れってのもあるでしょうがゆかりんの紡ぐ
歌詞をより活かすような音になっている印象でした。まぁほんと素人のざっくりな印象ですけどね(^^ゞ
歌詞について、個人的な感覚としては、これまで以上にゆかりんの心情が如実に歌詞に込められてるように感じておりまして、
以前のヨルナイトで「暗い曲」が多くなっちゃった、と言っていたようにかなり切り込んだ切なさや苦しさも表現されていて、
聞いててとても引き寄せられる、感じいってしまう歌詞が多かった印象です。ここに至るまでの2年以上の長い期間の中で
きっとファン以上に暗闇を感じたこともあったんじゃないかと考えると、ファンとしてとても軽く聴けるものではなく、ずっしりと、
だけど綺麗にゆかりんの声が心に染み入ってくるようでした。また深く魅了されましたね。
反して、清竜人さんをお迎えしての「14秒後~」「ゆかりはゆかり♡」ではこれまでをさらに超える「かわいい」を表現。
確かにゆかりんの代表的方向性の1つだとは思うのですが、ここに来てまた数段階上の「かわいい」への挑戦は
凄いとしか表現することができず、またその気概や信念の強さに一種のかっこよさすら感じてしまいます。
自分がゆかりんに惚れる大きな理由の1つがこの気概なんですが自分の予想を遥かに上回りましたね(^^ゞ
ただ今回の清さんの描く世界観は前述の通り世間的な「ゆかりん」像を捉えたもの。今後も関係を続けて
煮詰まっていったら果たしてどんな「ゆかりん」が見えてくるのか・・・これは期待せずにはいられない!!
あとこれは驚いたんですが、まぁみなさん歌詞カードを見て知ってるとは思うのですが、今回作詞を担当したのは
新顔の清竜人さんとお馴染みの松井五郎さんたった二人だけなんですよね。松井さんはなんと6曲も担当されています。
インタビューによると作詞コンペでゆかりん自ら選ばれた今回の楽曲群、気付いたら松井さんだらけだったというわけですが、
やっぱそういう話や作品の作り方からも、ゆかりんが好きなようにやってくれてるのが伝わってくるようで、とても嬉しいなと。
大好きな清竜人さんに作詞作曲をゴリ押しで頼んだり、万全の状態でレコーディングに臨むために発売を延期してもらったり、
根本的な商品仕様の話で言えば相変わらずカラオケverじゃなく曲数にリソースを割いてくれていたり、ここ数ヶ月の
ラジオやインタビューでの言葉を聞くと、ゆかりんの好きなモノ、表現したいモノ、伝えたいモノがたくさん詰まった
作品になっているんじゃないかと思うことができ、このミニアルバムが自分の中でとても特別なものになりました。
ゆかりんが長い道をへこたれずに歩み続けてみんなに届けてくれたこのCD・・・特別にならないわけがない。
ゆかりんの歌う声や詩が、これまで以上に染み込んできたのはそのせいなんじゃないかと思います。
また今回のCDは自身のレーベル「Can aria」初の作品となったわけですが、
親元のMAGESだけでなく、事務所のアミュレート、はてはアビスパコラボ等々いろいろな形で
宣伝を行ってくれまして、ファンとしてはやはりこうやって盛り立ててくれるととても嬉しかったですね。
いつかのゆかり組は財政難に喘いでいましたが最近はそういう所があまり見られず、ゆかりんの好きなこと、
したいことにとても応えてくれていて、ゆかりんの笑顔を見るたびにゆかり組の皆様には感謝しかありません。
だからこそこの素敵なCDを本当にたくさんの人に手にとって欲しい、聴いて欲しい。ゆかりんのことを少し知ってる
人でもきっとこのCDを聞けばゆかりんの世界観や表現の広さに驚き、魅了されると思います。ぜひとも。
てことで少し熱くなってしまいましたが記事はここまでで。
そういえばハイレゾも配信ということで。ハイレゾ対応のDACは使ってるんですがイヤホンの方が対応してなかったので
早速3万円ほどのハイレゾ対応イヤホン通販で買ってしまいました。届くのは17日・・・早くハイレゾでゆかりんの声を感じたい!!
ではノシ
パケ画は以前から公開されてました、この世界一かわいいゆかりんですが、
手にとって見て初めて知りました、今回紙ジャケットなんですね。作品のボリュームと相まってほとんどアルバムみたいなものです。
アルバムということで言えばちょうど4年ほど前に出た「螺旋の果実」以来になるわけですよね・・・いやぁほんと長かった。
開けてみるとCDケースとは別にフォトブックも付属。
このフォトブック、公式や通販ページにも特に商品仕様に書かれていなかったので、付いてくると風のうわさで聞いたときは
所謂歌詞カードのページ数が増えてグラビアページに割かれてるのかな?と思ってたのですがそんなもんじゃなかったですね。
なんとページ数にして18頁もあります。表紙裏表紙合わせると20頁・・・これちゃんと公式の仕様に載せたほうがいいやつだ(^^ゞ
今までなら特典DVDなどと一緒に併記されそうなボリューミーなフォトブックございました。ありがとうございました。
特に画像は載せませんが個人的に刺さったのは果物と一緒に写ってる白ワンピのゆかりんですね。
やっぱ自分はゆるっと巻かれたボリューミーなツインテが一番好きなんだった改めて実感しました。これぞジャスティス。
あと色々と、特に胸元とか緩くて大変眼福でございました。ホント綺麗で・・・世界一かわいいだけじゃ飽き足らないのか。
CDケースには歌詞カードが付属。いや正確に言えば歌詞ブックだ。
こちらも歌詞の部分の脇に所狭しとゆかりんが載っております。いやぁフォトブック見てても思ったけど
今回のグラビアそのまま流用してちゃんと写真集作ってくれませんかね? ハイエナのように群がると思うんだが()
■■■各店舗特典■■■
CDを買う上で非常に重要な基準となるのがこの店舗別の特典。
今回オリジナルの特典が付く店舗は全部で10店舗(CC会場限定特典とTSPOOK会場限定は除く)
ということで。自分はこんなゆかりんラインナップになりました。
この中で強いて一番のお気に入りゆかりんをあげるなら左下のタワレコゆかりんですかね。
笑顔と白さが濁った心を浄化してくれる・・・このゆかりおねいさん感がたまらなくどストライクだ!!
真ん中のセブンネットショッピングのゆかりんは構図的にスマホのロック画面にちょうどよさそうと思いセレクト。
また今回の特典群の中でも目をひいた右下Neowingの2Lブロマイド。このサイズって今までなかったんじゃないかなと。
スキャン民としてはサイズの大きいブロマイドってのはとても嬉しかったりします。今後の特典のブロマイド全部このサイズに
なってくれないかなと思ってしまうほどに。まぁ大きいだけに少しばかしファイリングには不向きですけど(^^ゞ
そして安定のゲマですね。これまでと変わらず2大特典、これからも贔屓にしてくれると嬉しいです。
個人的に缶バッチ等の普段使いを迫られるグッズはあまり惹かれず持て余してしまうことも多いので、
最初は候補から外れていたのですが、店頭でクリアファイルに映るゆかりおねいさんに心掴まれまして、
結局予約することになりました。実際見てしまうと惹かれないわけないということですね(^^ゞ
■■■曲を聴いて■■■
今回は8曲収録、しかもこれまでと同様カラオケverなど一切なし!
さらに内半分の4曲は発売まで完璧未解禁ということでとても楽しみでした。言ってしまえばシングル1枚分未解禁ですからね(^^ゞ
まぁ音楽の造詣なんてあったもんじゃありませんが、感じたことそのままに書き留めておこうと思います。
01.14秒後にKISSして
トップということで所謂今回の表題曲と言っても過言ではないこの曲。MVについての感想は後述ということで。
イントロの妖精?ゆかりんの囀りやピコピコ音から溢れる出るファンシー感と清竜人さんの描くキュート全振りな世界観を
凝縮したような曲ですね。1番耳を、と言うか目を奪われたのは歌詞カードの「♡」マークの多さ。いや多いなんてもんじゃない、
入れられる部分全てにハートが散りばめられています。以前のインタビュー記事によると、清さんの思い描く「ゆかりん」像が
反映されているとのことでこのハートの多さもその証左なのかなと思ったり。いや間違ってないと思うがそれにしたってド直球w
ゆかりんから見るにそれは世間的な「ゆかりん」像とのことでしたが、この清さんの気持ちを勢いのままに全面に出し
綴られた歌詞と、それを唯一無二の甘い声で歌い上げるゆかりんが合わさった、とんでもない破壊力を持った1曲です。
ポップで賑やかな1番2番から少し落ち着いた間奏後のDメロは必聴。声色が少し切なげになったあとに小さい声で
「好きです」は聞くたびに心の準備が必要になること請け合いです。分かっててもドキドキしちゃいます。
02.ガラスの靴にMoonglow
未解禁曲の1曲。タイトル通りシンデレラを彷彿とさせる歌詞が特徴的な曲。
ブラスバンドの奏でる陽気で小気味いい曲調がゆかりんの曲の中ではなんか新鮮な感じです。とても明るい。
歌詞も思わせぶりで恋に一生懸命なシンデレラが歌われており、とても微笑ましく温かい気持ちになりました。
個人的にはLantanaで披露された「夢色ラビリンス」のように男装したダンサーさんと舞台で踊るステージが頭に思い浮かんだり。
周りのダンサーさんたちも交えて舞踏会演出とかも面白そうですね。振り付け等々ステージ演出が楽しみな一曲でした。
03.砂のオベリスク
未解禁曲の2曲目。インタビュー記事を読んでて1番気になってた曲です。
どこか不穏なAメロから始まり、セリフ調っぽいBメロが続き、またサビではガラッと雰囲気が変わる、なんともミステリアスな曲。
どこかアラビアっぽい、砂漠であてなく叫んでるような歌詞がまたゆかりんの世界観の一部だと考えるとほんと幅広いなぁと。
歌詞は今は目の前にはいない誰かをあえて遠ざけるような、一方で問いかけるような、そんなあてのない気持ちがゆかりんの
綺麗な声でどこか軽快なリズムで歌われています。それこそ砂漠の砂のようにさらさらとあてどなくとめどなく。
思い返してみるとゆかりんってアラビア感ある曲をこれまでも幾つか歌ってますよね。「神聖炉」とか「LUNATICA MARE」とか。
あのどこかミステリアスで蠱惑的で、でも内に情熱を秘めてるような世界観がまたゆかりんとガッツリハマったりするんですよね。
この曲もサビラストとかとても情熱的で、ライブでどのように歌い上げてくれるのかとても楽しみだったり。
04.Le paradis
未解禁曲の3曲目。タイトルの「楽園」を南国を思わせるようなおおらかなメロディーで優しく歌われた曲。
凄く優しいメロディーに反して歌詞の刺さり方がすごかったです。なんだろうやっぱりファンとしては
ゆかりんと国民の関係性ってのを歌詞と照らし合わせて聴いてしまうんですが、「幸せばかり確かめたくなる」、
「どうしてこんなに一緒がいいんだろう」等々の歌詞で泣きそうになりました。ゆかりんとなにをするかではなく
ただ一緒の時間を過ごせるだけで本当に幸せで、どうしてかって言うとただただ好きだからってただそれだけで、
その関係性は熟年のそれみたいで、この関係がこれからも「ずっと、もっと」続いてくれたらそここそ「楽園」だなって。
まぁとてもファン本意な身勝手な感じ方かもしれませんけど、どうしようもなく嬉しくて幸せな気持ちになりました。
ゆかりんのゆったり曲といえば所謂「失恋ソング」で感じるような、青や水色が似合いそうな曲が個人的には
琴線に触れ安いのですが、この曲は革新的でしたね。今作で1番スッと刺さったかもしれません。
05.囀りのない部屋
未解禁曲最後の曲。タイトルから見て音の少ない曲なのかなと予想していたのですが、
どこか童謡チックに始まり、そこからのドラマチックな曲調が意外だったり。自身を囀る鳥に見立てた歌詞はなかなかに重かったり。
「ひとりでは声が震えて忘れられそうで」、「涸れた嘴は古びた歌ばかり」「戻りたいあの頃にあの微笑みに」・・・
深読みしようものならなかなか覚悟がいります。ゆかりんの今伝えたい心の一部だと捉えると色々と考えてしまいますね。
そんな歌詞も相まって全体的に寂しい雰囲気があるのですが、そこは切ない曲が専売特許なゆかりん、
声色がほんとどうしようもないほど曲にマッチしています。ライブではどう歌ってくれるのか・・・楽しみです。
またインタビューでこの曲がCDのキーになるとも言われていた点について、8曲中の5曲目ということで一つの折り返しにも
なると思うのですが、今までの中でも新鮮なこの曲感が中弛みになりそうな部分をピシッと引き締めてくれているんじゃないかと。
更に深読みすると「折り返し」という部分と上記のような歌詞を照らし合わせることで、歌手としての活動がなかった時期を
歌ってるように感じることも出来てとても興味深いなぁと。
06.Lost Sequence
乙女モードEDとしても馴染み深くなってきた曲ですね。またCCで初めてフルを聞いた時に個人的に衝撃を受けた曲でもあります。
ピンクの光で照らされたステージでもなお「ここはどこなの なにもみえない」・・・ファンでも照らせないものもあるんだなぁと思ったり。
またその直後の「なにも」の感情の乗っけ方が凄くて・・・初披露ってこともあると思いますが観たときはとても心揺さぶられました。
曲自体の感想に戻って、まさにこれこそ「失恋ソング」と言った曲ですが、やっぱり自分はこういうピアノベースで切なさ満点の
ゆかりんの曲が大好きなんだなぁと。「jellyfish」とか「you」とか。ほんとゆかりんの声とピアノの親和性は高すぎます。
切ない、苦しい曲のはずなのにゆかりんの声を通してもっともっと聴きたくなってしまうとても暗く美しい曲です。
またこの曲に「過去」を感じたとの感想をTwitterで見受けられたのですが、確かに絶望と不明を目の当たりにした
いつかのここと重ね合わせるとこれまた一層聴き応えのある曲になるんじゃないかと。今回の8曲の中でも
随一の「暗」さを持つこの曲、切ないゆかりんの声にただひたすら没頭するならこの曲しかないですね。
07.ゆかりはゆかり♡
トップの「14秒後にKISSして♡」から続いて清竜人さん作詞作曲のこちら。もちろん歌詞はハートまみれですw
上の「LostSequence」とこの曲の歌詞が同頁内に並んで掲載されてるわけですが温度差が凄すぎて笑ってしまう(^^ゞ
この全く違う方向の歌詞と曲感、そして世界観を歌い分けるゆかりんはやっぱ凄いなぁと改めて思ったり。
またこちらタイトル発表の時に衝撃を受け、ライブで実際に聴いてあまりの可愛さに放心状態になって、
そして今回CDとなって改めてじっくり聴いてるわけですけどやっぱこれはまずいですね。中毒性がえげつない。
「14秒後~」とはまた違ったくすぐったくなるような声色で歌われているのですがもう可愛すぎてどうにかなりそうです。
「あなたもきっと♡わたしのことだけが大好きよ♡」とかそんなこと言われなくても大好きだけどもっと大好きになるわ!!
「ゆかりはゆかり 代わりはいないの」を初っ端に持ってくる清さんも流石ですね。そうなんですよ、ゆかりんは
ほんと誰も代わることの出来ないオンリーワンな存在なんです。初参加でそれを見抜いた清さんに拍手ですね。
あとガイドではないんでしょうが、サビの「ワン・ツー」と直後の「フゥー」、そしてラストの「ゆかり」部分の被せなど
コール入れやすそうな部分が際立ってたり。姫が望まれるなら仕上げていきたいなぁなんて。
08.Hello Again
このCDの表題曲が「14秒後にKISSして♡」なら、今年のゆかりんリスタートの表題曲はこの「Hello Again」じゃないかなと。
6月のFCイベにて初解禁&初披露され、7月から始まった乙女モードのOPとしても毎週流れとても馴染み深くなってきていますね。
聴いてるとサビ部分で手のひらをぐーぱーしながら腕を前に振ったり、∞を中空で描いたり、体が勝手に反応しちゃいます(^^ゞ
また久しぶりのCDのラストを飾るにもまた相応しい曲ですね。サビの「もっと物語続きがある」・・・これ以上の幸せはないです。
次の新譜やライブに繋がるような希望を感じずにはいられません。 もちろんこのラストの曲をリスタートとして
1曲目の「14秒後に~」へ帰るのにももってこい。以下幸せの無限ループですね。抜け出せない。
■■■「14秒後にKISSして♡」MV&メイキング■■■
お次はMVについての感想。
こちらyoutubeの方では1番まで流れており、それだけでも世界一かわいいのは言わずもがなですが
気になった方には是非フルでこのMVを見て欲しい! そう強く推してたくなるほど世界一かわいいMVです。
最初から最後までKISSへのドキドキハラハラ感に振り回されるゆかりんの心情を天使と小悪魔のゆかりんと一緒に描く
MVになってるわけですが、その三者三様のゆかりんがずっと可愛いわけで。いやほんと語彙力喪失するほどに。
恋に臆病で少し表情も頑なな小悪魔ゆかりん(メイキングによると不安を表したトゲトゲの世界)、
反して恋に積極的で甘えたな可愛らしい表情を浮かべる天使ゆかりん(期待を表したハートの世界)
そしてそんな2つの心情の間で恋に焦がれ幸せそうなゆかりん(ブランコで揺れてる心情を表現)
それぞれ違ったゆかりんの恋への気持ちが見て取れます。
まぁこんなドストレートな歌詞だからか、ちょっと照れちゃうような詩を歌った直後、目を伏せちゃう所が世界一かわいいですね。
ライブ中などでも間々見られるゆかりんの特徴的な仕草ですが素が抑えられなくなってる感じがしてたまらないです。
そして楽しみだったメイキングですね。
MVに出てきた、小悪魔黒ゆかりん、ブランコ白ゆかりん、天使ピンクゆかりんの撮影現場を順に追ったメイキングとなっています
収録時間は15分ほど。1曲のMVに対するメイキングと考えるとなかなかのボリューム。ゆかりんの可愛いシーン満載です。
少しネタが多いので箇条書きにしてコメントしていきたいと思います。
・圧倒的小悪魔
まずは小悪魔ゆかりんから撮影が始まるわけですがなんだろうあの衣装改めて最高かよ。
あそこまで全身真っ黒なゆかりんはあまり見ないわけですが、それに比例してか所々から見えるお肌の白さが際立つわけで。
絶対領域やら胸元から背中に掛けての透け感やらもうやりたい放題かって感じです。本当に有難うございます。
・借りてきた猫
新レーベル初めてのMV撮影ということなのか、見たところ周りのスタッフさんは恐らく新顔だらけ。
てことでゆかりん最初は借りてきた猫状態です。とても大人しい。その少し不安げな様子もまたかわいい。
・風でトゲトゲが吹き飛ばされるシーン
ゆかりんは椅子に座ったまま体を仰け反らせて吹き飛ばされるのを表現していたわけですが
あれアングルによってはスカートの中が見え() いやあれはコメントせなあかんて。
・芝生と言ったら・・・
お次はブランコのシーンということで芝生の生えたセットへ降り立つゆかりん。
うん、以前までならなんとも思いませんでしたが、今となってはゆかりんが芝へ興味を示さないわけ無いわけで、
予想通り「これ芝生本物? サッカー出来るってこと?!」と大興奮でございました。テンションの上がり方が凄いw
・ゆかりんの生足生指掃除係
姫の足指の隙間に芝生の草などが付いてるのを見て掃除してくれるスタッフ・・・なんて役得だよおい。
国民全員が望む職務にあんな気軽に就くとは・・・羨ましすぎてどうにかなりそうだったわ。
せめて丈の長いスカートを引き摺らないように後ろで持つ係に就かせていただけませんかね?
・カンカンカン
カメラを動かすレーンをカンカンカンと鳴る棒に見立てて飛び跳ねるゆかりん。
言ってることは分ったんですが確かになんて遊びだったか思い出せない・・・ということで検索かけてみたら
「バンブーダンス」という名称のフィリピンなどに伝わるダンスらしいです。「舞」ってのもあながち間違ってはいなかったみたいw
そんな一人バンブーダンスに夢中になって息が荒くなるゆかりん・・・この手の遊びに夢中になるのがほんと女の子でかわいい。
・ゆかり犬
SsLのメイキングでも見られたゆかり犬復活!! 猫の印象が強いゆかりんですが犬ゆかりんもこれまた至極。
大人しいところからの急なテンションの上がり方とか、そう考えるとゆかりんもそうだなとか(^^ゞ
・すしざんまいのポーズ
先日のFCイベでもイジられていた城後選手のすしざんまいポーズ、に影響を受けてかは分かりませんが
すしざんまいポーズをとるゆかりんw 本当に城後選手がそんなポーズを取るのか実際の試合で見てみたいものです。
何だこのコメント。でもせっかくDAZNにも入会したんだから城後選手の勇姿を見たいのよ。。。
・ガムテじゃなく黒ガム
「K・I・S・S」のリズムに合わせガムテープを男性スタッフの腕やら足に貼り付けていくゆかりん。
腕毛やすね毛が痛そう・・・ゆかりんに「ベリッ」と剥がされたい衝動にかられる。ゆがんでるなぁ。
そしてところどころ撮影用テープに対する造詣を見せつけるゆかりん。ガムテではなく黒ガム(ドヤァ)
目に見えるものなんでも興味が湧いちゃうところとかどこか子供っぽくて可愛いです。
・Chu♡ギュ♡Chu♡フゥ~
ラストのリズムに合わせ、小道具のデカスプーンから顔を左右交互に出し隠ししながら撮影。
終わったあとスプーン裏で恥ずかしがって顔を伏せちゃう所がたまらなく可愛かった・・・
・「頭突きじゃないよヘディングだよ」
浮いてるハートの風船に頭突きじゃなくヘディングをかますゆかりん。
まぁ今更になるかもしれませんが、ヘディングとかクロスとかそんな単語がゆかりんから飛び出す日が来るとは・・・
・「わたし、笑ってました?」
撮影終了後の感想にて。「これいつも言ってない?」とご本人も仰っていた通り通常運転過ぎて、もはや安心すら感じます。
また撮影がかなり遅くまでかかったようで眠そうなお顔・・・このまぶた落ち気味なゆかりんがまたとても大好きで。
「どうでした?」という質問に「ちょっと分からない・・・」とふわっとした感想のゆかりん。まぁ新レーベルで初めての
MV撮影でいきなり掴みきれるものではないですよね。まぁこの感想もキング時代によく聴いた気がするけど(^^ゞ
最後はエレベーターを呼ぶ間に自ら壁にドロンして終了。なんか色々と持ってるわぁと再確認したメイキングでございましたw
■■■現地の様子■■■
CDの感想はここまでということでお次はフラゲ日現地の様子を軽く。
こちら全国18店舗のアニメショップに設置されてるスタンディパネルです。
このパネルに書かれたコメントがこれまたバラエティーに富んでて面白いw
殆どのコメントがその場の直感というか感覚のままのものでゆかりんらしさが滲み出てますw
自分もCD受取店舗来店時に一緒に撮っておきました。左から秋葉原のアニメイト、とらのあな、ゲーマーズです。
アニメイトのは前にもちょさんのパネルが被ってしまって見えにくかったのですがまぁズラせることも出来ずそのまま。
とらは商品展示用のスペースに置かれてるのですがライトが反射してお顔に写り込んでしまって少し残念な感じに(^^ゞ
相変わらずこの手の現地撮影は苦手です。自分の持ってるスマホもそれなりに写真機能に特化してるはずなんですがね。。。
【#田村ゆかり】11/15発売ミニアルバム「Princess ♡ Limited」サイン&直筆メッセージ入りスタンディパネルの設置が決定しました!
— amuletoスタッフ (@amuleto_info) 2017年11月10日
事務所ロビーに並ぶゆかりんパネルとそれを見つめるペッパー君。https://t.co/ICbAK74e32#Princess_Limited #ゆかりんみ~つけた #yukarin pic.twitter.com/UqgCOexeZI
てことでこちら完全版ということで公式のものを載せときます。
場所はMAGESではなくアミュレートの事務所のロビーみたいで。こりゃ壮観ですね・・・w
レーベル、事務所上げてこうやってゆかりんを盛り立ててくれてるのを見るととても嬉しくなります。
にしてもこのスタンディパネル全国制覇する人はいるんだろうか・・・いても不思議ではないけども(^^ゞ
あとこんだけあるのなら展示終了した後に抽選でプレゼントとかしてもいいんじゃないかなって。
お次はゲーマーズ店頭と商品展示スペース、そして階段上がったところにあったデカイ広告。
アキバゲマさんは変わらずの気合の入れっぷりで嬉しい限り。店頭で一番映える部分のスペース割いてくれてました。
また写真は撮れなかったのですが店内アチラコチラにゆかりんポスターや広告が沢山。変わらずのご贔屓ありがたいです。
こちら5階上がってすぐのところにある「Princess ♡ Limited」発売記念特設スペース!!
発売記念のパネル展示やどデカポスター、そしてゆかりんへ想いを届けるコメントボードがありました。
発売記念パネルってのは最初聞いたときはよく分からなかったのですが、ブックレットなどにも載ってない
未公開ショットを集めたものだったんですね。これらをそのまま写真集にしてくれたりはしないんですかね?()
コメントボードですが自分も小並コメント書かせて頂きました。こういうの書いたことなかったんですがなんか衝動的に(^^ゞ
ちなみに自分が行った時にはコメントは10枚なかったと思うんですが、本日発売日の現場はと言うと、
【ゲマの潜入レポート】田村ゆかりさんパネル展会場では、ゆかりんへのメッセージが書けるコーナーもあるゲマ!題して「ゆかりんはぼくらのPrincess」コメントボード企画!既にたくさんのメッセージが…ゲマ! https://t.co/mKIy3Hkn0g #田村ゆかり pic.twitter.com/YEvDrn4bBk
— ゲマ【株式会社ゲーマーズ】 (@gamers_no_gema) 2017年11月15日
最初指定されていた枠から大きくはみ出し溢れている様子。
このメッセージがゆかりんに届くかは分かりませんが、姫へのそれぞれの想いが溢れててほっこり。
■■■まとめ■■■
兎にも角にも、
またゆかりんの曲を、歌う声を聴くことが出来て、
そしてCDとして届けてくれて、本当に幸せです。
一時はもうCDが出ないんじゃないかと思った時もあり、目の前が真っ暗になったこともありますが、
きっとその中でもゆかりんは自分の表現したいモノ、届けたいモノのために暗い中を歩き続けて
また歌を歌ってくれたのかと思うと感謝しかありません。その感謝の思いを最後にまとめておきます。
今回はミニアルバムで全8曲ということで、
最初ミニアルバムと聞いたときは多くて6曲ぐらいなのかなと予想していたのですがそれを大幅に上回る曲数。
また8曲ともなるとそれぞれ個性を魅せるのも大変だったんじゃないかと思うのですが、さすがというべきか
どれももちろんゆかりんの声なんですが8曲それぞれに世界観や表情があって、とてもボリューミーな1枚となっていました。
また個性的なだけではなく、メロディー含めまた新しいゆかりんを感じることもでき、まだまだゆかりんは底が見えないな、
ととても驚いたりもしました。「Le paradis」と「囀りのない部屋」が特に顕著でしたね。
前提として単純な音の作り方もまた以前から変わったんじゃないかと。
新しい環境、新しいレーベルでの初めての作品ということで、当然大まかなところから細かいところまで
物作りに携わる方々がほとんど一新するので、今までにあった全体の作風とか世界観は果たしてどうなるのかっていうのは
やっぱり気になっていたところなんですが、聴いてみると確かに今までの環境では聴いたことのないメロディーを感じながらも
ちゃんとゆかりんの曲として耳に入ってきて、単純にまたゆかりんの世界観の広がりを感じることができたんじゃないかと。
ざっくりな印象としては音がとても伸びやかになった感じ。歳を重ねるに連れってのもあるでしょうがゆかりんの紡ぐ
歌詞をより活かすような音になっている印象でした。まぁほんと素人のざっくりな印象ですけどね(^^ゞ
歌詞について、個人的な感覚としては、これまで以上にゆかりんの心情が如実に歌詞に込められてるように感じておりまして、
以前のヨルナイトで「暗い曲」が多くなっちゃった、と言っていたようにかなり切り込んだ切なさや苦しさも表現されていて、
聞いててとても引き寄せられる、感じいってしまう歌詞が多かった印象です。ここに至るまでの2年以上の長い期間の中で
きっとファン以上に暗闇を感じたこともあったんじゃないかと考えると、ファンとしてとても軽く聴けるものではなく、ずっしりと、
だけど綺麗にゆかりんの声が心に染み入ってくるようでした。また深く魅了されましたね。
反して、清竜人さんをお迎えしての「14秒後~」「ゆかりはゆかり♡」ではこれまでをさらに超える「かわいい」を表現。
確かにゆかりんの代表的方向性の1つだとは思うのですが、ここに来てまた数段階上の「かわいい」への挑戦は
凄いとしか表現することができず、またその気概や信念の強さに一種のかっこよさすら感じてしまいます。
自分がゆかりんに惚れる大きな理由の1つがこの気概なんですが自分の予想を遥かに上回りましたね(^^ゞ
ただ今回の清さんの描く世界観は前述の通り世間的な「ゆかりん」像を捉えたもの。今後も関係を続けて
煮詰まっていったら果たしてどんな「ゆかりん」が見えてくるのか・・・これは期待せずにはいられない!!
あとこれは驚いたんですが、まぁみなさん歌詞カードを見て知ってるとは思うのですが、今回作詞を担当したのは
新顔の清竜人さんとお馴染みの松井五郎さんたった二人だけなんですよね。松井さんはなんと6曲も担当されています。
インタビューによると作詞コンペでゆかりん自ら選ばれた今回の楽曲群、気付いたら松井さんだらけだったというわけですが、
やっぱそういう話や作品の作り方からも、ゆかりんが好きなようにやってくれてるのが伝わってくるようで、とても嬉しいなと。
大好きな清竜人さんに作詞作曲をゴリ押しで頼んだり、万全の状態でレコーディングに臨むために発売を延期してもらったり、
根本的な商品仕様の話で言えば相変わらずカラオケverじゃなく曲数にリソースを割いてくれていたり、ここ数ヶ月の
ラジオやインタビューでの言葉を聞くと、ゆかりんの好きなモノ、表現したいモノ、伝えたいモノがたくさん詰まった
作品になっているんじゃないかと思うことができ、このミニアルバムが自分の中でとても特別なものになりました。
ゆかりんが長い道をへこたれずに歩み続けてみんなに届けてくれたこのCD・・・特別にならないわけがない。
ゆかりんの歌う声や詩が、これまで以上に染み込んできたのはそのせいなんじゃないかと思います。
また今回のCDは自身のレーベル「Can aria」初の作品となったわけですが、
親元のMAGESだけでなく、事務所のアミュレート、はてはアビスパコラボ等々いろいろな形で
宣伝を行ってくれまして、ファンとしてはやはりこうやって盛り立ててくれるととても嬉しかったですね。
いつかのゆかり組は財政難に喘いでいましたが最近はそういう所があまり見られず、ゆかりんの好きなこと、
したいことにとても応えてくれていて、ゆかりんの笑顔を見るたびにゆかり組の皆様には感謝しかありません。
だからこそこの素敵なCDを本当にたくさんの人に手にとって欲しい、聴いて欲しい。ゆかりんのことを少し知ってる
人でもきっとこのCDを聞けばゆかりんの世界観や表現の広さに驚き、魅了されると思います。ぜひとも。
てことで少し熱くなってしまいましたが記事はここまでで。
そういえばハイレゾも配信ということで。ハイレゾ対応のDACは使ってるんですがイヤホンの方が対応してなかったので
早速3万円ほどのハイレゾ対応イヤホン通販で買ってしまいました。届くのは17日・・・早くハイレゾでゆかりんの声を感じたい!!
ではノシ