24/10次元に在るブログ

オフ会で「黒猫」と「沙織・バジーナ」という初めてのオタク友達をみつけた桐乃。思う存分、オタク趣味を語りあい、充実した日々を過ごす。そんな桐乃の様子を見た京介は安心する。「人生相談」も終わり、元の日常にもどるかと思われた、ある日。京介が帰宅するとただならぬ気配が…。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない


最近桐乃が冷たいというあやせ･･･なんだ百合としてもいけるのかこの作品は＾＾；
まぁ飛躍し過ぎな感もありますがね･･･スネるあやせが可愛かったのでつい
ということで3話にして早々に作品名がサブタイとなった今回
もう最終回なのかと冗談交じりに巷では騒がれたりしていましたが
別段最終回としてもとてもいい出来だったんじゃないかなと＾＾
ぶっちゃけ今作の根塊を全て描き切ってしまった勢いですよね･･･


オフ会後、桐乃は黒猫と予想以上に仲良くなったようですね＾＾
18禁のギャルゲをプレイしながら黒猫と電話でくっちゃべっております
もちろん桐乃がプレイする18禁ゲームといえば妹モノ･･･
今回のCGはドキドキ妹二人とお風呂･･･って感じでしょうかね
それを見てニマニマするのではなく温かく微笑む桐乃のレベルの高さ･･･
まさにずっと賢者プレイですな　中学生女児のレベルじゃねぇ
加えてCG回収のためちゃんと選択肢前でセーブするとは･･･
攻略サイトを見ないその心構え、まさにユーザーの鏡ですな＾＾
でも黒猫と普通の音量でお喋りしながら18禁のギャルゲをプレイとは
かなり無防備ですよね･･･一応最低限ボイスオフにはしてたようだが･･･
まぁこれが一軒家且つ二階部屋の特権って奴なのかな＾＾；
桐乃も管理人のように万年マンション暮らしの思春期には胃が軋む生活を味わえば
今回のような失態を犯すこともなかっただろうな･･･いろんな意味で練度が違ってきますからねｗ


一方俺らの京介さんは妹以上に純ギャルゲ生活を何食わぬ顔で堪能してたわけでｗ
アドバイスをもらったお礼として幼馴染の麻奈美と初々しいデートまがいなお出かけ･･･
建前お礼やら勉強やらと言っていましたが
どう見てもシュガミさんとの羨まデートですよねコナチクショウｗ
そして案の定麻奈美だけ意識してしまっていて京介は特に意識してないと･･･
まぁ妹を筆頭に、黒猫、あやせ、バナージときたらなかなかヒロインとして介入するのは難しいか＾＾；
聡美さんの高い声、可愛くて好き過ぎるんですけどね･･･なんとも勿体無いです
でも早くこの二人を見て嫉妬に駆られる桐乃って図を見てみたいものですよね
原作の話を聞くに行動や言動には露骨に出て顔に出ないというその嫉妬･･･楽しみだわぁ＾＾


そんなこんなで唐突に今回の主題へ
なんと桐乃の持っていた18禁エロゲが父に見つかってしまった!!
予想していたとはいえいざCM前にこうもありありとその事実を突きつけられてしまうと
桐乃と同じような立場ゆえかちょっと冷や汗をかいてしまった･･･ｗ
でもバレ方が京介の時とほぼ同じとはねｗ　いい加減引き締めてくださいｗ
まぁそんなバレ方はともかくとしてバレてしまってはしょうがない･･･
圧倒的正論に立つ父に問い詰められた桐乃はその場から逃げ出してしまいます


ではではさてさて管理人も一応世間で蔑視されているオタクの端くれなので
この問題については明日の1限を眠気眼で迎えるぐらいには不器用ながら深く追求していきたい
ここからは至極管理人の立場が影響してくると思うのでスルーしたい人はどうぞ
まず立場として、管理人は桐乃とは違う意味で非常に曖昧な位置にいると思われます
ようはオタク友達は困らないぐらいにはいるが一般世間には胸を張れないと考えています
恐らく大部分のオタクはここに位置してるんじゃないかなぁと勝手ながら思っています
大体のオタクは明るみにでない最低限を自分の中で守りつつ蔑視の眼差しを受け入れてるでしょう
だが今回の桐乃は反論できないどう仕様も無いぐらいの倫理を犯したことを明るみにされた
さてさて中学生女児と大学生男児の大きい違いはあれど18禁妹ゲーの趣味を世間体というものの前で
暴かれたらどうなってしまうのか･･･正直正気の沙汰ではなくなってしまうんでしょうな


ちょっと余談になるが管理人の部屋には昨今
フィギュアやらプラモデルやらラノベやらポスターやらがより一層散乱としている
片付けても片付けられなくとも恐らく世間から見れば立派なキモオタの部屋なのでしょう
だがそれでも基本的には親の目なんか特に気にして無いし自分でも特に異様な光景でもないと思っています
もちろん感覚が麻痺していると言ってしまえば終わりだが黒猫たち同様特に隠し立てするような
過度なものではないとは思っている･･･まぁそのレベルということでしょうな
だが18禁というのはどんなレベルだろうと分別なく悪なるものと見られて然るべきところがある
どう足掻いたって胸を張れるものではないと思うし、趣味とわり切れるほど世間のハードルが低いものでもない
じゃあ世間の心優しい母ちゃんたちが見て見ぬふりをしてくれているエロ本と呼ばれるものとどう違うか･･･
ここが難しいところで、オタクとエロってのは別々に見ればいくらか受け入れられ始めて来ているが
組み合わさると全く違う意味を孕んでくる･･･俗世間ですら明るみにならない隠匿されたモノになるんですよね
もちろん男女の差があるとも感じます　男性が所謂腐女子御用達のショタ本を好んでると考えれば分かりやすいかな


だが桐野はそれでも好きで好きでたまらないといって離したくないという･･･
もうこれは倫理やらで納得させるべきところではないんでしょう
好きで好きでそれがなきゃ私ではない　ならばナニモノも犠牲にして持ち続けるべきだ
リアルと両立させたいならばそれすらも主張しながら生きて行けるだけの強さを持つべきだ
だがそれが最善だと分かっていても踏み切れないのは彼女が自分がやってることに負い目を感じているからでしょう
それはオタクとしての負い目なのか、エロゲユーザーとしての負い目なのか･･･
残念なのはアニメ上、桐乃が別段エロゲユーザーには見えない、いやさその設定を映像上隠蔽しているところ
ここでクローズアップされた18禁というものに決定的なところでは結びつかないということですね
高く見積もってもギャルゲ好き止まりです　倫理を犯している様子と重さは見受けられない


まぁそんな重ったるいまた別の議論になってくる話しは今後に置いといて
責められるべき倫理を犯してしまった桐野はどうすればよかったのか、どんな解決法があったのか
やはり京介のような理解ある第三者の介入ってのがベストだと思う
それは京介のような熱のこもった真摯な説得だけじゃなく心としての支えという意味でもですね
オタクは今作でも描かれてる通り同じ趣向を持つモノ同士執拗以上に群れるという印象がある
それはきっと自分たちオタクが他趣向より奇異の目で見られているという自負から来る当たり前の特性だと思います
自分だけじゃない･･･桐野はそれを小さいコミュニティの中で感じて幸福だったんでしょう
だが故に緩んでしまった･･･目の前にいつもある世間体というものに緩慢になってしまっていた･･･
そんなどこからどう見ても未成年の女子中学生をどう仕様も無い責任から救い出すには
彼女の思いを、本当の姿を代弁してくれる熱い言葉や姿勢が必要だ!!
京介の、中村さんの叫ぶような、今の桐乃を大事に想う気持ちがすべての鍵でしょう
もちろんたとえ京介がゲームの所持者であると無理に庇っても全てが認められるわけではないです
でもどんなものにも伝えるための熱意ってのは大事なんですよ!!
今の桐乃を自分以上に見つめ大事にする京介の言葉に父は動かされたんだと思います
その何も解決しない鉄拳は実の娘を受け入れきれない悔しさの裏返しかなとも見えました
まぁ息子が妹の部屋で妹のパソコンを借り妹エロゲーをプレイするなんて聞かされちゃ
自然に拳に力が入るというものですけどね･･･


反してそんなカッコ良すぎる兄貴に救われた桐乃･･･
たかだか一人の女子中学生に背負いきれる、処理できるものではなかったのは事実
だが自分のこの上ない趣向を父に向かって主張できなかったその弱さと自身のなさも事実でしょう
何か父に対してコンプレックスがあるなら別の話しになってくるが
結局彼女は最後まで自分の中にあるオタクを貫きながら一方で蔑視したんですな
そういう意味ではとてつもなく彼女は未だ不安定な存在でしょう･･･
もともとオタクを最も侮蔑する女子中学生という立ち位置にいますからね･･･
果たして彼女が守ってくれた兄に感じるのは恩情か、借りか、恥か･･･
まぁここはアニメなのでそこまでひねくれなくていいでしょうなｗ
てからしくなく長々と語りすぎたよｗ　まとまりのない文章で申し訳ありません





てことで最終回な勢いだった3話でした

ともあれそれぞれの思いが溢れ出て交錯した濃密な衝突でした
兄に対してだけは全てをさらけ出した桐乃の兄に対する信用とその思いの丈
本当の自分を見つけた妹を助けるべく自分を捨てた正真正銘の兄
当然の倫理を持ってきながらも最期は親としての態度と抑えられなくなった拳でを貫いた父
どれもが本物で正しく熱いものでした　どれも否定なんて出来ない、出来るはずがない!!
だがやはりその中でも京介の兄としてのカッコよさが最高だった!!
圧倒的な威圧感で迫る立木ボイスの父に必死で対向する京介のなんて熱いことか･･･
もう「私の兄がこんなにカッコいいわけがない」にタイトルを改名したほうがいいですね
最高の兄萌えアニメだよほんと
どこからどう見ても完璧な兄ですよね･･･こんな兄になら（ry
そんな兄がセーブなんて出来ないリアルの中で選んだ妹との道
今回の件で桐野はどうしようもなくさらに京介に惹かれてしまうと思います
さてさて助けるどころかある種の運命共同体となってしまった京介の明日は!!

話は変わって急に無粋な余談になりますが
リアルな面で言えばどんな趣味趣向も程々がいいでしょう＾＾；
極論世間体と切り離れて生きていける人間なんて言うのは一握りもいないわけで
どんな時にでもある世間体ってのはどうしたって自分を差別などの蔑視と共に制限しますからね
実生活と摩擦して擦り切れないように程良く内に隠しながら楽しんで行くのが一番
特に18禁なんて言うのは明るみに出ていい効果が出た試しがないのでねｗ
どこまでも好きなのならそれを守るためどこまでもスマートにやるべきですな
あと桐乃は特にエロ志向というわけでもないんだから
18禁ゲームぐらいは父に処分されても仕方ないんじゃないかなと思ったり＾＾；
全年齢対応なんてのも出てきてるわけだしね･･･
まぁそれが発端で行動や趣向が制限されてしまうのが嫌なんでしょうがね
リアルもオタも実力の中で欲しいままに求める桐乃の強情なのかも

次回はコミケ回のようで･･･京介はどうするんでしょうかね？
でも一番の気がかりはロリ幼女メルル愛好家の桐乃･･･
コミケ行ったことないのでよく分からないがこの手の大きいお友達向けアニメの同人誌は
欲望の捌け口とされてるのがきっと通例ですよね･･･桐野は卒倒ものだと思うんだが＾＾；
それとも一応18禁ユーザーということでそう言うのもいける口なのか
先の桐乃の18禁との向き合い方とともにちょっと気になるところですよね
ともあれ最終回なのりを乗り越えて今後どう展開されていくのかとても楽しみですな

ではノシ

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