"Everyday, FIGHTERS"
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20060927 23:28
【ファイターズ○4-1●ホークス (札幌ドーム/43,473人)】
日ハム、レギュラーシーズン優勝!!
プレーオフ1位通過決定~~~~~~っっ!!!
ああもう、本当に見に行って良かったです。昨日・今日と、本当に素晴らしい試合を見せてもらいました。
プレッシャーの中、マサルさんもよく耐えた。初めての中継ぎ登場だったダルは、もう完璧――というか今シーズン一番の出来だった! 先発で投げるよりイイ球だった!(笑) ガッツポーズで吠える姿は、本気で格好良かった!
先制されて重苦しいムードを吹き飛ばした賢介最高! セギなら打ってくれるって信じてたよ!
1塁からマシーのヒットで走りまくってホームへ突っ込んだ鶴ちゃんの激走に感動。
選手会長・金子、「プレッシャーに弱い」なんて評判を吹き飛ばすタイムリー2ベース、これで試合が決まりました。
久……久はもう、言葉にならないくらい凄いです。1年間、本当によく投げてくれました。ああもう大好きだ~~~っっ
そして――マイケル。最後の打者をゲッツーに打ち取り、ピョンピョン跳ねながらファースト小笠原に抱きついた様、この目でしっかり見てきました。
ああ、なんていいチームなんだ……本当に。本当に本当に本当に! 3年で「札幌ドームでプレーオフ」の公約を果たしてくれました。あとはもう、
「てっぺん」
を目指すだけです。これだけ。突き進むだけ!
日ハム、レギュラーシーズン優勝!!
プレーオフ1位通過決定~~~~~~っっ!!!
ああもう、本当に見に行って良かったです。昨日・今日と、本当に素晴らしい試合を見せてもらいました。
プレッシャーの中、マサルさんもよく耐えた。初めての中継ぎ登場だったダルは、もう完璧――というか今シーズン一番の出来だった! 先発で投げるよりイイ球だった!(笑) ガッツポーズで吠える姿は、本気で格好良かった!
先制されて重苦しいムードを吹き飛ばした賢介最高! セギなら打ってくれるって信じてたよ!
1塁からマシーのヒットで走りまくってホームへ突っ込んだ鶴ちゃんの激走に感動。
選手会長・金子、「プレッシャーに弱い」なんて評判を吹き飛ばすタイムリー2ベース、これで試合が決まりました。
久……久はもう、言葉にならないくらい凄いです。1年間、本当によく投げてくれました。ああもう大好きだ~~~っっ
そして――マイケル。最後の打者をゲッツーに打ち取り、ピョンピョン跳ねながらファースト小笠原に抱きついた様、この目でしっかり見てきました。
ああ、なんていいチームなんだ……本当に。本当に本当に本当に! 3年で「札幌ドームでプレーオフ」の公約を果たしてくれました。あとはもう、
「てっぺん」
を目指すだけです。これだけ。突き進むだけ!
帰ってきてからは、優勝特番の録画でてんてこ舞い。だって、3ついっぺんに重なったりするんですもの(汗)
ビールかけの模様が流れてたんですけど、八木くんもダルも久もマイケルもみんなみんな楽しそうで、ホント、こっちもニコニコしてしまいました。
ああもう、ご報告したい事は色々あるんですが、これから「朝までファイターズ(午前2時40分~午前5時20分までファイターズの試合を放送する番組。こんな時間なのに、この前、この時間帯としては結構な視聴率だったらしい)」を見なきゃならないので、今日はこの辺で。
はぁ~、明日、プレーオフのチケット引き替えしてこなきゃ~ プレーオフも喉が潰れるまで応援するぞ~~~~っっっ!!
******************************
2006/09/29
ハム1位通過のアレで、色々ネットでハムブログとか回ってたら、日記を更新する体力を吸い取られました……(汗) 三十路を越えると、本当に一気に来ますな。
ってことで、未だにニヤニヤしております。えぇ、まだプレーオフも始まってないんですけど、でも、「年間1位」ですから! 「1年間」に対して「てっぺん」だよ――と。
去年のあの11連敗。打ったと思ったら倍以上打たれる投手陣。っていうか、打てない方が多い打撃陣。楽天はまだ1年目のチームで勝てないのは当たり前みたいなものですから、実質「最下位」みたいなものでした。
それが。
ダル・八木・久・マサルさん・岡島・マイケル。去年を見ていたら、誰がこんな「投手王国」になると予測出来たでしょう。
打点王・ホームラン王がほぼ当確な小笠原。ひちょり・賢介が1・2番にしっかり固定されて、得点パターンが確立(ひちょり→得点(ホームベースを踏んだ回数)、賢介→犠打(犠牲バント)で、それぞれリーグトップです)
夏になって大暴れの稲葉、不調だったセギを辛抱強く使い続けたヒルマン監督、夏場になってそれに応えたセギ、今年になってめきめきと頭角を現してきたキャッチャー鶴ちゃん(ダルの時はもう必ずキャッチャー鶴岡やね)、鶴ちゃんに負けまいとする正捕手・高橋信二、最後を締める抑えのキャッチャー中嶋……一年、頑張って来た「ごほうび」が、今回のビールかけだったのでしょう。
ということで、以下、27日・レギュラーシーズン最終戦のレポ。
札幌ドームは4万3千人以上の大入り満員でした。立ち見もかなりいたので、ひょっとしたら4万5千ぐらい入ってたかもしれません。新庄デザインの真っ赤なTシャツを着た人も多く、会場は白と赤でいっぱい。
27日の先発は我らのすごいよマサルさん。
隣りに座っていた女性客二人連れ(あまり選手を知らないっぽかった……「ハムって、武田って選手が二人もいるの?」って言ってたので)が、立ち上がり、緊張のせいかボール先行&エラー連発のマサルさんを見て「なんだよ~、使えないピッチャーだな~」みたいな事を言っていて、思わず胸ぐらを掴んで「この大事な試合で投げるって事が、ルーキーに取ってどれほどプレッシャーがかかる事なのか分かってんのか!」と叫びたくなりましたが自重。
ついでに、隣りの隣りに座っていた「試合よりビールを飲む事の方がずっと大事」なオジサンに「ビール飲みたきゃ家で飲め!」と喝を入れたかったんですが、これも自重(笑。試合を見るより、ビールの売り子を捜す事に夢中になってました~)
マサルさん、なかなかアウトが取れず、毎回のようにランナーを出してしまったのですけれど、「祈る気持ちはきっと選手の力になる」と信じて、必死に念じ続けました。「本気で胃が痛くなる」ってのを体験してきましたですよ。
3回に1点を取られてしまったのですが、逆に言うと、あれだけ制球が定まらず、なおかつエラー連発で大量得点されてもおかしくない状況で、5回を1失点に抑えきったマサルさんの粘りが、この日の勝因だったんじゃないかと。
マサルさんが諦めずに投げてくれたのが野手にも伝わったのでしょう、田中賢介&セギのアベック(死語)ホームランで、なんとなんと逆転に成功いたします。これで、重苦しかった札幌ドームの雰囲気が、一気に「行ける、これは行ける!」に変わりました。
6回~7回のマウンドに登ったのは――なんと、先発ダルビッシュ。中3日かな、プロ初の中継ぎです。
ダルの名前が告げられた時の、札幌ドームの雰囲気と言ったら……ある意味、異常なくらいの盛り上がりでした。いや、もちろん私も立ち上がって「ダル~ダル~ダルぅぅぅぅぅ~~~~~」と叫んできた訳ですが(叫びすぎや)
ダルはスロースターターだと思ってたんですが……もう、完璧と言って過言ではないくらいの素晴らしいリリーフ。先頭バッターに変化球を打たれてしまうのですが、それで目が覚めたのかスイッチが入ったのか、以降のバッターは全てストレート勝負、この大事な試合で、2者連続三振とかやっちゃうんですよ、奥さん!
投げ終わった後に吠える姿に、もの凄い力強さを感じました。「吠えるダル」が印象に残るようになったのは、夏以降なんですけれど……これまではほら、なんとなく「クール」で「淡々」としてる感じがしてたんですけれど、春先にどうしても勝てなかった時期があって、それを乗り越えてなんか一回り成長した――っていうんですかね、彼も、あれで意外と真面目な面があったり仲間思いの所があったりして、そういうのをこの日の登板に全部つぎ込んだんでしょうね。試合後のコメントで「武田勝さんが好投していたので、どうしても勝たせたかった」って言っておりましたし。
本当に素晴らしいピッチングでした。元々好きだったけど、ますます惚れ直したよ、ダル!!
そうして、好投のダルに引っ張られるように、7回裏、下位打線で2アウトから2得点――です。ヒットで出塁した鶴岡くんが、3塁の白井ヘッドコーチが制止するにもかかわらずにヒットで本塁まで走っていって(本人は「声援に押されて走ってしまった……怒られるかな」と言っていたそうですが)、それが起爆剤になりました。
選手会長・金子にもタイムリーが出て、欲しかったダメ押し点。球場の雰囲気はますます「ハム勝利」に傾いていきます。
8回には、我らが武田久が登場。強打者・松中にやや苦戦しますが、三者三凡、きっちり抑えてマイケルに繋ぎます。
そして、マイケル。ランナーを出してしまったものの、ドキドキ劇場は開催されず、ゲッツーでゲームセット。その瞬間、日ハムのレギュラーシーズン優勝が決定致しました! マイケル、もの凄いぴょんぴょん跳ねながら小笠原に抱きついてました(笑)
試合終了後には、公式戦終了のセレモニーがありました。ヒルマン監督の挨拶、良かったわ~
それから、記念写真撮影会。何故か、3塁ベースの付近で行われて(ホームではなく)、ちょうど私の真ん前だったので、あわてて携帯を取り出して写真を撮りました。
携帯カメラなので、最大望遠してもこんな程度にしかなりませんでしたけれど(汗)
後列右端の一番デカイのがダルで、左端がセギ。前の列で腕に赤いリストバンドをしているのが新庄で、新庄の左隣りが稲葉かな? 八木くんは残念ながら判別不可なんですが……(汗)
この後、スタンドにサインボールを投げ入れて、セレモニー終了。
そうして、選手がベンチに引き上げた後――球場内の照明が一斉に落とされて真っ暗になりまして。新庄、引退セレモニーの開始です。
赤いタオルをマフラーのように首に巻いて、グローブを頭にかぶった新庄がひとり、映像が映るスクリーンの方へと歩いてきました。
この日の新庄は、いつもの背番号「1」ではなく、「63」をつけてました。阪神入団時の背番号が「63」で、ラストはこの背番号で行く――と決めていたみたいです。
ハムには、既に背番号「63」の選手がいたのですが、この日だけその選手の番号を「68」に変更して、「背番号63・新庄」になった――と。連盟側も「ファンが喜ぶなら」というこの企画の事を認めてくれたみたいです。
スクリーンには、新庄のこれまでの野球人生映像が映し出されました。少年時代、高校時代のサイクルヒット、阪神に入ってからの活躍、挫折、メジャー行き――そして、日ハムへ。「残り少ない野球人生、一生懸命白球を追いかける事を約束します」みたいなメッセージを見た時には涙が出てきてしまいました。そりゃ泣くさ!
そうして全てが終わった後、新庄はユニフォームを脱ぎ、グラウンドへ起きました。背番号のところを「ぽんぽん」って優しく叩いてたのが印象的でした(というか、思わず心の中で「山口百恵か!」とツッコミを入れてしまったり)
ベンチに戻っていく時には、自然と「つよしコール」が沸き起こって……遠目なので分からなかったですけれど、顔を手で覆う仕草をしてたから、ちょっと泣いてたのかもしれませんね、新庄。
そうして、セレモニーは全て終了いたしました。ドームの外に出たら雨が降っていたんですけど、あれはきっと涙雨だったんだろうなぁ。
推理作家の有栖川有栖が阪神優勝を題材として書いたエッセイの中で、「本当のファンだったら道頓堀に飛び込んでる暇なんてない、V戦士映像が流れるテレビ番組チェックで忙しいハズだから」みたいな事を書いていたんですけれど、ホントですね(笑) 私も、急いで帰ってきて上着も脱がずにまずはスポーツニュースの録画をしました。
夜中に、優勝特番があったんですけれど、3つのテレビ局の番組が同じ時間に重なっていたりして、なんかもう大変でしたよ~
優勝特番でビールかけの映像を見たんですが……凄かった。特にガッツと稲葉が(笑) 三十路の二人が、若手よりずっと弾けまくってるってのはどうなんですか~
マイケルはマイケルで、ビールかけ会場外まで暴走していったらしいし、ダルも八木くんもいい笑顔してたなぁ~
なんかもう、ビールかけの模様を見ながら、ずっとニコニコしてしまいました。うん、頑張ったもんな、今年。
「プレーオフ前にビールかけなんて」って声もあったようですけど、いいじゃないですか、何回やったっていいのだし。
その後、「朝までファイターズ」を全部見て、時計を見たら午前5時20分で、「ここまで起きたんなら、ついでだわ」とコンビニに行ってスポーツ紙を買い、それから寝ました(笑) 本当に、これまで経験した事のないような凄い一日でした。
シーズン開始当初は「3位に入れればいいかな」なんて思ってましたけれど、ハムの選手達は最高の結果をプレゼントしてくれました。プレーオフがまだありますけれど、もしダメでも、たぶん、いい気分で今年を終えれるんじゃないでしょうかね。
でもまぁ、やっぱり「てっぺん」を目指したいです――ってことで、早速ゲットしてきました、プレーオフのチケット。札幌ドームはもちろん、2日間とも行きますですよ~
んでもって、7日か8日に、札幌ドームで紅白戦が行われる――との情報もゲット。ダルと八木くんの投げ合いから久とマサルさんへそれぞれ継投――なんてのを想像すると鼻血が出そうです。ピッチャーマニアとして、死んでしまいそうです。うおおおお、行きたいぞぉぉぉぉ!!!
+++
(別サイトの日記より転載・一部修正あり。投稿日時は、元記事の投稿日時です)
ビールかけの模様が流れてたんですけど、八木くんもダルも久もマイケルもみんなみんな楽しそうで、ホント、こっちもニコニコしてしまいました。
ああもう、ご報告したい事は色々あるんですが、これから「朝までファイターズ(午前2時40分~午前5時20分までファイターズの試合を放送する番組。こんな時間なのに、この前、この時間帯としては結構な視聴率だったらしい)」を見なきゃならないので、今日はこの辺で。
はぁ~、明日、プレーオフのチケット引き替えしてこなきゃ~ プレーオフも喉が潰れるまで応援するぞ~~~~っっっ!!
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2006/09/29
ハム1位通過のアレで、色々ネットでハムブログとか回ってたら、日記を更新する体力を吸い取られました……(汗) 三十路を越えると、本当に一気に来ますな。
ってことで、未だにニヤニヤしております。えぇ、まだプレーオフも始まってないんですけど、でも、「年間1位」ですから! 「1年間」に対して「てっぺん」だよ――と。
去年のあの11連敗。打ったと思ったら倍以上打たれる投手陣。っていうか、打てない方が多い打撃陣。楽天はまだ1年目のチームで勝てないのは当たり前みたいなものですから、実質「最下位」みたいなものでした。
それが。
ダル・八木・久・マサルさん・岡島・マイケル。去年を見ていたら、誰がこんな「投手王国」になると予測出来たでしょう。
打点王・ホームラン王がほぼ当確な小笠原。ひちょり・賢介が1・2番にしっかり固定されて、得点パターンが確立(ひちょり→得点(ホームベースを踏んだ回数)、賢介→犠打(犠牲バント)で、それぞれリーグトップです)
夏になって大暴れの稲葉、不調だったセギを辛抱強く使い続けたヒルマン監督、夏場になってそれに応えたセギ、今年になってめきめきと頭角を現してきたキャッチャー鶴ちゃん(ダルの時はもう必ずキャッチャー鶴岡やね)、鶴ちゃんに負けまいとする正捕手・高橋信二、最後を締める抑えのキャッチャー中嶋……一年、頑張って来た「ごほうび」が、今回のビールかけだったのでしょう。
ということで、以下、27日・レギュラーシーズン最終戦のレポ。
札幌ドームは4万3千人以上の大入り満員でした。立ち見もかなりいたので、ひょっとしたら4万5千ぐらい入ってたかもしれません。新庄デザインの真っ赤なTシャツを着た人も多く、会場は白と赤でいっぱい。
27日の先発は我らのすごいよマサルさん。
隣りに座っていた女性客二人連れ(あまり選手を知らないっぽかった……「ハムって、武田って選手が二人もいるの?」って言ってたので)が、立ち上がり、緊張のせいかボール先行&エラー連発のマサルさんを見て「なんだよ~、使えないピッチャーだな~」みたいな事を言っていて、思わず胸ぐらを掴んで「この大事な試合で投げるって事が、ルーキーに取ってどれほどプレッシャーがかかる事なのか分かってんのか!」と叫びたくなりましたが自重。
ついでに、隣りの隣りに座っていた「試合よりビールを飲む事の方がずっと大事」なオジサンに「ビール飲みたきゃ家で飲め!」と喝を入れたかったんですが、これも自重(笑。試合を見るより、ビールの売り子を捜す事に夢中になってました~)
マサルさん、なかなかアウトが取れず、毎回のようにランナーを出してしまったのですけれど、「祈る気持ちはきっと選手の力になる」と信じて、必死に念じ続けました。「本気で胃が痛くなる」ってのを体験してきましたですよ。
3回に1点を取られてしまったのですが、逆に言うと、あれだけ制球が定まらず、なおかつエラー連発で大量得点されてもおかしくない状況で、5回を1失点に抑えきったマサルさんの粘りが、この日の勝因だったんじゃないかと。
マサルさんが諦めずに投げてくれたのが野手にも伝わったのでしょう、田中賢介&セギのアベック(死語)ホームランで、なんとなんと逆転に成功いたします。これで、重苦しかった札幌ドームの雰囲気が、一気に「行ける、これは行ける!」に変わりました。
6回~7回のマウンドに登ったのは――なんと、先発ダルビッシュ。中3日かな、プロ初の中継ぎです。
ダルの名前が告げられた時の、札幌ドームの雰囲気と言ったら……ある意味、異常なくらいの盛り上がりでした。いや、もちろん私も立ち上がって「ダル~ダル~ダルぅぅぅぅぅ~~~~~」と叫んできた訳ですが(叫びすぎや)
ダルはスロースターターだと思ってたんですが……もう、完璧と言って過言ではないくらいの素晴らしいリリーフ。先頭バッターに変化球を打たれてしまうのですが、それで目が覚めたのかスイッチが入ったのか、以降のバッターは全てストレート勝負、この大事な試合で、2者連続三振とかやっちゃうんですよ、奥さん!
投げ終わった後に吠える姿に、もの凄い力強さを感じました。「吠えるダル」が印象に残るようになったのは、夏以降なんですけれど……これまではほら、なんとなく「クール」で「淡々」としてる感じがしてたんですけれど、春先にどうしても勝てなかった時期があって、それを乗り越えてなんか一回り成長した――っていうんですかね、彼も、あれで意外と真面目な面があったり仲間思いの所があったりして、そういうのをこの日の登板に全部つぎ込んだんでしょうね。試合後のコメントで「武田勝さんが好投していたので、どうしても勝たせたかった」って言っておりましたし。
本当に素晴らしいピッチングでした。元々好きだったけど、ますます惚れ直したよ、ダル!!
そうして、好投のダルに引っ張られるように、7回裏、下位打線で2アウトから2得点――です。ヒットで出塁した鶴岡くんが、3塁の白井ヘッドコーチが制止するにもかかわらずにヒットで本塁まで走っていって(本人は「声援に押されて走ってしまった……怒られるかな」と言っていたそうですが)、それが起爆剤になりました。
選手会長・金子にもタイムリーが出て、欲しかったダメ押し点。球場の雰囲気はますます「ハム勝利」に傾いていきます。
8回には、我らが武田久が登場。強打者・松中にやや苦戦しますが、三者三凡、きっちり抑えてマイケルに繋ぎます。
そして、マイケル。ランナーを出してしまったものの、ドキドキ劇場は開催されず、ゲッツーでゲームセット。その瞬間、日ハムのレギュラーシーズン優勝が決定致しました! マイケル、もの凄いぴょんぴょん跳ねながら小笠原に抱きついてました(笑)
試合終了後には、公式戦終了のセレモニーがありました。ヒルマン監督の挨拶、良かったわ~
それから、記念写真撮影会。何故か、3塁ベースの付近で行われて(ホームではなく)、ちょうど私の真ん前だったので、あわてて携帯を取り出して写真を撮りました。
携帯カメラなので、最大望遠してもこんな程度にしかなりませんでしたけれど(汗)
後列右端の一番デカイのがダルで、左端がセギ。前の列で腕に赤いリストバンドをしているのが新庄で、新庄の左隣りが稲葉かな? 八木くんは残念ながら判別不可なんですが……(汗)
この後、スタンドにサインボールを投げ入れて、セレモニー終了。
そうして、選手がベンチに引き上げた後――球場内の照明が一斉に落とされて真っ暗になりまして。新庄、引退セレモニーの開始です。
赤いタオルをマフラーのように首に巻いて、グローブを頭にかぶった新庄がひとり、映像が映るスクリーンの方へと歩いてきました。
この日の新庄は、いつもの背番号「1」ではなく、「63」をつけてました。阪神入団時の背番号が「63」で、ラストはこの背番号で行く――と決めていたみたいです。
ハムには、既に背番号「63」の選手がいたのですが、この日だけその選手の番号を「68」に変更して、「背番号63・新庄」になった――と。連盟側も「ファンが喜ぶなら」というこの企画の事を認めてくれたみたいです。
スクリーンには、新庄のこれまでの野球人生映像が映し出されました。少年時代、高校時代のサイクルヒット、阪神に入ってからの活躍、挫折、メジャー行き――そして、日ハムへ。「残り少ない野球人生、一生懸命白球を追いかける事を約束します」みたいなメッセージを見た時には涙が出てきてしまいました。そりゃ泣くさ!
そうして全てが終わった後、新庄はユニフォームを脱ぎ、グラウンドへ起きました。背番号のところを「ぽんぽん」って優しく叩いてたのが印象的でした(というか、思わず心の中で「山口百恵か!」とツッコミを入れてしまったり)
ベンチに戻っていく時には、自然と「つよしコール」が沸き起こって……遠目なので分からなかったですけれど、顔を手で覆う仕草をしてたから、ちょっと泣いてたのかもしれませんね、新庄。
そうして、セレモニーは全て終了いたしました。ドームの外に出たら雨が降っていたんですけど、あれはきっと涙雨だったんだろうなぁ。
推理作家の有栖川有栖が阪神優勝を題材として書いたエッセイの中で、「本当のファンだったら道頓堀に飛び込んでる暇なんてない、V戦士映像が流れるテレビ番組チェックで忙しいハズだから」みたいな事を書いていたんですけれど、ホントですね(笑) 私も、急いで帰ってきて上着も脱がずにまずはスポーツニュースの録画をしました。
夜中に、優勝特番があったんですけれど、3つのテレビ局の番組が同じ時間に重なっていたりして、なんかもう大変でしたよ~
優勝特番でビールかけの映像を見たんですが……凄かった。特にガッツと稲葉が(笑) 三十路の二人が、若手よりずっと弾けまくってるってのはどうなんですか~
マイケルはマイケルで、ビールかけ会場外まで暴走していったらしいし、ダルも八木くんもいい笑顔してたなぁ~
なんかもう、ビールかけの模様を見ながら、ずっとニコニコしてしまいました。うん、頑張ったもんな、今年。
「プレーオフ前にビールかけなんて」って声もあったようですけど、いいじゃないですか、何回やったっていいのだし。
その後、「朝までファイターズ」を全部見て、時計を見たら午前5時20分で、「ここまで起きたんなら、ついでだわ」とコンビニに行ってスポーツ紙を買い、それから寝ました(笑) 本当に、これまで経験した事のないような凄い一日でした。
シーズン開始当初は「3位に入れればいいかな」なんて思ってましたけれど、ハムの選手達は最高の結果をプレゼントしてくれました。プレーオフがまだありますけれど、もしダメでも、たぶん、いい気分で今年を終えれるんじゃないでしょうかね。
でもまぁ、やっぱり「てっぺん」を目指したいです――ってことで、早速ゲットしてきました、プレーオフのチケット。札幌ドームはもちろん、2日間とも行きますですよ~
んでもって、7日か8日に、札幌ドームで紅白戦が行われる――との情報もゲット。ダルと八木くんの投げ合いから久とマサルさんへそれぞれ継投――なんてのを想像すると鼻血が出そうです。ピッチャーマニアとして、死んでしまいそうです。うおおおお、行きたいぞぉぉぉぉ!!!
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(別サイトの日記より転載・一部修正あり。投稿日時は、元記事の投稿日時です)