::2006/09/08~09/10 対オリックス
2006/09/08
【ファイターズ○5-2●オリックス (スカイマーク/15,965人)】

今日から対オリックス3連戦。初戦の先発は、5回以降の握力と引き替えに永遠の若さを手に入れた(訳はない)立石。
球自体はそれほど悪くは無かったみたいなのですが、投球が簡単になってあっさりストライクを取りに行く傾向があったみたいで、昨日のマサルさんみたいな「見ていて不安を感じない」って風な投球ではありませんでした。
ガルシアに2ランを打たれて、5回を待たずに降板。ストライク先行と「簡単にストライクを取りに行く」ってのは似ていて非なるものみたいっす。ベテランだけど、投球術は若すぎる――って解説の人に言われてました。

まぁでも、2点だけで助かりましたですよ。その後はトーマス→ワンポイントで押本→岡島と繋いで、ピンチがあったりしたものの、なんとか無失点に抑えます。岡島にイイイメージを残せたのは収穫じゃないでしょうか。
打線の方は、セギが2本の(ラッキー気味の)タイムリー、そして小笠原の2ラン&タイムリーで5点を取ります。ランナーをためて3番4番で点を取れるのはイイっすよね~
8回からは、試合登板数球団新記録を作った我らが武田久の登場。日ハム勝利の方程式です。
野手のエラーからランナーが出たりしたものの、落ち着いた投球で相手を打ち取り無失点で切り抜けます。
そして9回は、我らが劇場神・マイケル”自称21歳”中村の登場。ホントは30歳ですが。
ここの所ジェノサイド試合が続いていたのですが、今日は劇場神の本領発揮、一打同点――までランナーを貯めたのですが、最後のランナーをフライに打ち取りゲームセット。これで、ロッテのコバマサに並ぶ34セーブ目を上げました。
武田久のホールド王(中継ぎ王)はほぼ確定、ガッツも現在ホームラン王、それに加えてマイケルのセーブ王も夢じゃない所までやって来ました。
そうそう、今日で71勝目だったのですが、これは「日ハム」にチーム名が変わってからの最多勝利数なんですってよ。

試合の無かったホークスと、これでゲーム差無しになりました。勝率の関係で、まだ3位なんですが……
今日でマジック3。ロッテの勝敗もありますが、もしかしたら数日中にプレーオフ進出確実になるかも――です。ああ、去年の悲惨な成績を思い出すと(楽天はほら、作って1年目だから勝てなくて当たり前だし、だとしたらある程度形の出来てるチームで5位って、実質最下位みたいなもので)、なんかもう夢のような毎日です。

願わくば、一日でも長くこの夢のような日々が続きますように。ていうか、西武、ちっとも負けねぇ~(楽天がんばれ~←超他力本願)


投手:立石-トーマス-押本-岡島-武田久-MICHEAL / HR:小笠原(2ラン・5回)
【勝】 トーマス(4勝1敗1S) / 【S】 MICHEAL(4勝1敗34S)

【通算成績】 123試合 72勝51敗

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2006/09/09
【ファイターズ○10-2●オリックス (京セラドーム/28,027人)】

いやーいやいやいや。「絶対に負けられない」試合ばかりだというのは分かってるんですが、本当にこうやって勝ってくれると「ありがとう、選手のみんなありがとう」という感謝の念でいっぱいです。
野球でこれだけ毎日楽しませてもらってますからねぇ~ チームが勝ってプレーオフ進出マジックが減っていくたび、毎日嬉しくてなりません。

本日の先発はダル。今日も今日とて、試合前の練習で八木くんと仲良くキャッチボールしてたみたいです。全然違うタイプっぽく見えるんだけど、なんか気が合うんだろうなぁ(年が近いから?)
っていうか、うちの選手達はホントとっても和気藹々みたいで、今日も、公式サイトに岡島・マサルさん・オッシーこと押本投手の3人がかけっこをして、負けた岡島が他の二人の分のジュースを観客席に買いに行った――というエピソードが載っておりました。
私が試合を見に行った時も、試合前の練習時に若手がじゃれ合っていて、稲田(サード)が転がされてたし、緊張感ももちろん必要ですけれど、こういう明るさもやっぱりチームには必要だよなぁ――と。
余談ですが、マイケルはブルペン仲間(中継ぎ陣)を「自分の家族」と思っているそうですよ。不調な時があっても、互いが互いを補える存在でありたい――と。こういうあったかい言葉はなんか嬉しいっすよね。

って余談が長すぎてしまいましたが、ダルの事に話を戻して――って、実は今日、外出しなければならなかった関係でラジオを聴けるようになったのが4回途中から。ラジオの電源を入れた時点で既に7-1になっていて、あれ?(汗)――という気分に。
初回&2回に、ガッツ内野ゴロの間の1点→セギの2ラン(左打席)→鶴岡タイムリー→セギの2打席連続2ラン(今度は右打席)→稲葉の2者連続ホームラン……で、計7点取ってしまっていた、と。
うーん、大量点勝利の後の試合って打てなくて大変――な事がおおいから、ちょっと取りすぎかなとは思うんですが、まぁ、とりあえず打線の方は「誰かが調子を落としていても、誰かが上がってくる」って感じなのかなーと。ひちょりも最悪の時期は抜けたみたいだし。
セギはその後、更に2点タイムリーも打って、10点の内の6得点を稼いでお立ち台でございました。お気に入りの「ちょっと、ちょっとちょっと(byザ・たっち)」も披露していて、うちの母がそれを見て真似しておりました(笑。うちの母も、私がしつこく日ハムネタを言うから、少しずつ選手を覚えてるみたいです。とりあえず、ひちょりはカンペキに覚えた模様)

ダルの方は、初回からフォアボールを出しまくり――みたいな相変わらず不安定なピッチングだったんですが、コーチ陣は「立ち上がりの悪さは、ダルの特徴みたいなものだから」と半分諦めてるみたいです(笑)
まぁ、ランナー出しまくりでも点を取られない勝負強さが5月以来9連勝――という結果に繋がってるんだと思いますが(あと、ダルの時は、何故かやたら打線が爆発するという傾向も。八木くんの時は全く無援護なのにさー)
序盤から試合が決まってしまった感じで……だからって訳じゃないんでしょうが、途中、オリックスのピッチャーがセギ→稲葉と連続デッドボールで、しかも稲葉は膝にもろに当たってしまって途中退場というとんでもない事になり(ああああああああああ、どうかどうか怪我が打撲程度で済みますように。私の寿命1年差し出してもいい)、「おいおい、勝てないからって、選手を潰しにかかってきたのかよ」的な雰囲気が球場内に。
もちろん、そんな事はないのだと思うんですが、そのすぐ次の回、ダルが最初のバッターにボールを当ててしまって「……え、報復?」みたいな。報復か本当にデッドボールなのかは、ラジオを聞く限りでは分からなかったですけどね。
交代前に監督が長々とダルと話をしてたりした事もあって、そういうので宥めてたのかなーみたいな。「報復」を認める訳じゃないですが(そういうのは必要であっても嫌だ)、ダルが気持ちの面で引きずらなきゃいいなぁ――と思ったりしました。ただの普通のデッドボールである事を祈ります。

ってことで、ダルは7回で降板。8回は、先日、ハッシー橋本よしたか投手と入れ替えで2軍から上がってきた伊藤投手がマウンドに登ります。
一昨年、ストッパーをやっていたみたいなんですが、イマイチ、記憶が……というか、2~3年前くらいに活躍してた投手が、今、1軍にほとんどいないんですよね(汗) マサルさんや八木くんは今年からだし、ダルや久、マイケルは去年から。金村と立石、建山くらい?
まぁそんなんで、自分の中ではほとんど「初見」な感じだったのですが、2年ぶりの1軍登板、その初球が147キロ出ていて、ちょっとビックリしました。右投げの剛速球(&球質重い)な感じらしいです。トーマスの右版といったところか。
どんな感じかなーと思ってたんですが、とりあえず、オリックス打線を3者凡退に仕留めました。鷹さんや猫さんに通用するかは未知数ですが、たとえば1イニング限定みたいな使い方だったら、相手にデータが無いという点でかなり有効かも――と思います。

ラストは建山。1点は返されてしまうんですが、それでも1失点に抑えてゲームセット。ダルは、背番号と同じ11勝目をあげました。序盤もたついたとはいえ、2年目でこの成績は誉めていいんじゃないでしょうか。
今日はロッテが負けたので、これでプレーオフ進出マジックが1に減りました。というか、マジックが点灯してから、「足踏み状態」ってのが無かったような気がする……
明日勝つか、明日ロッテが負ければ、それでプレーオフ進出確定です。あとは順位争いだけ。
っていうか、猫さんも鷹さんも、ちっとも負けないんですよね……これからも厳しい戦いが続きそうです。ううううう。

明日の先発は、エースの座があやうい金村。オリックス戦には相性がいいんですが……果たしてどうなる事やら。というか、ここで意地を見せないと、マジでダル&八木が日ハムのエースになっちまうぞ~(いやもうマジでお願い)


投手:ダルビッシュ-伊藤-建山 / HR:セギノール(2ラン・1回、2ラン・2回)、稲葉(ソロ・2回)
【勝】 ダルビッシュ(11勝5敗)

【通算成績】 124試合 73勝51敗

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2006/09/10
【ファイターズ○4-2●オリックス (京セラドーム/30,957人)】

……ということで。

今年のパリーグの優勝争い予想で、日ハムに「×印」をつけた○木△子は、今すぐ「すみません、ホントは占いなんてしてません、そこら辺のスタッフに聞いて適当に順位をつけました」と宣言しろ~~~~~~!!!(爆)

いやいや、優勝はしてないですが。まだ。



(…………まだ?)


ついにこのご報告をする日が来ました……日ハム、プレーオフ進出決定です! 
ふほほほほ、日ハムと楽天に「×」をつけやがった細×△子を見返してやる日がとうとうやって参りました。せめて「△」だったら、「まぁ、許してやるか」って所だったんですけどね(笑) 

ああ、またプレーオフに出られるなんて、夢のようだわ~ 一昨年は、もう本当にギリギリの所で運良くひっかかって出られたって感じでしたけれど、今年は本当に「実力で」もぎとったプレーオフですから。
みんな、本当によく頑張ったよ……今はもう日ハムの選手ひとりひとりが好きです。

ってことで、これからは、下を気にすることなく上だけを見ての戦いとなります。1位――はかなり厳しいので(西武がこれから5連敗ぐらいするとかじゃないと)、とりあえず2位を目標に。
現在、ホークスとゲーム差無しにならんでます。勝率の関係で3位――なんですが。今までもそうでしたけれど、これからは本当に「たったひとつ」も落とせません。落とした時点で、2位を諦める――ってな意気込みで立ち向かう事になるかと。
胃の痛い日々が続きそうですが、でも、それもまた野球ファンの幸せ――ということで。あとちょっと、あと20日間、選手達にはラストスパートで頑張ってもらいたいです。
ノーヒットノーランリレーを達成した八木くん→新人王(ほぼ確定)、武田久→ホールド(中継ぎ)王(これはもう確定)、マイケル→セーブ王(現在トップながらもロッテのコバマサの動向次第)、ガッツはホームラン王と打点王の二冠(これはちょっと難しいかな)――そして、チームはリーグ制覇→勢いに乗って日本一!みたいな展開になってくれたら、寿命を10年差し出しても悔いはない……っっ

ではでは、本日の試合、簡単レポを。
先発は金村。投手陣で唯一防御率4点台だったりします……エ、エースなのに(汗)
ちなみに他投手は、現在、こんな感じ。

・先発陣(中継ぎ時の成績も含む。「S」はセーブの数)
 ダル   3.09 22試合/11勝5敗(※現在9連勝中)
 金村   4.39 21試合/ 9勝6敗
 八木   2.54 23試合/10勝8敗(※ルーキー10勝は球団的に十数年ぶり)
 マサル  1.68 26試合/ 4勝1敗1S
 橋本   3.33 17試合/ 4勝2敗
 立石   2.47 10試合/ 3勝2敗

・リリーフ陣
 久    1.90 69試合/ 5勝2敗3S(※試合登板数・球団新記録)
 岡島   2.03 48試合/ 2勝2敗4S
 建山   3.14 43試合/ 3勝3敗0S
 押本   2.03 20試合/ 2勝0敗0S
 トーマス 3.43 38試合/ 4勝1敗1S
 清水   3.26 29試合/ 1勝3敗0S

・抑え
 マイケル 2.30 57試合/ 4勝1敗35S(※35セーブは、球団新記録)

これを見ると、「……金村(汗)」って思ってしまうんですけどねぇ。うーん。今日も、結構、ポロポロとヒットを打たれていて、決して「見ていて安心出来るわ~」という感じではありませんでした。先制点も簡単に取られてしまったし。
ただ、新庄が2ランを打ってくれてすぐに逆転、それが気持ちを切らさない原動力になったのか、本当に危なっかしいながらも、なんとか6回2失点に抑えてくれました。松坂や斉藤和己を見てると、どうもうちのエースはヘナヘナしてる感じなんだよなぁ~(汗)
まぁ、年俸2億2千万の意地もあるでしょうし(武田久は1800万円、ダルは3000万くらい。八木くんも1年目だから1500万くらいだったかな)、10勝目の投球は「これぞエース」という投球を期待。たまにあるんですけどねぇ、そういう試合。「たまに」なのがちょっとなぁ~

んでもって、試合の方は、新庄2ラン+セギソロ+稲葉ソロの3本のホームランで決まりました。セギは本当に確変に入ったのかな。プレーオフまで好調が持続してくれればいいんですが。
三振ばかりだった稲葉にも当たりが出て、ちょっと安心しました。というか、昨日の死球が大きな怪我につながらなくて本当にえがった~
勝ち越してからは、日ハム勝利の方程式+αで、7回武田久ジェノサイド(三者凡退)→8回岡島小劇場ながら無失点→9回マイケル、ファースト・セカンド・サードの3種内野ゴロでジェノサイド――と、本当に頼もしい感じでゲームセット。
実を言うと、ロッテが日ハムの試合が終わる前に負けていて、その時点でプレーオフ進出が決まってたのですが、気分的には「自力でもぎとった」って感じです。てか、ロッテ、去年日本一の意地を見せてくれよ……(いや、日ハム戦の時は見せなくていいですから)

はー。もしも札幌ドームでプレーオフなんていう自体になったら、毎日ドームに通う覚悟は出来てますので、どうかどうかひとつでも上の順位にいけますように。なむなむ。


次は、札幌ドームで――――西武戦です。本当の天王山。


投手:金村-武田久-岡島-MICHEAL / HR:SHINJO(2ラン・2回)、セギノール(ソロ・3回)、稲葉(ソロ・9回)
【勝】 金村(9勝6敗) / 【S】 MICHEAL(4勝1敗35S)

【通算成績】 125試合 74勝51敗


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(別サイトの日記より転載・一部修正あり。投稿日時は、元記事の投稿日時です)
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