- 2008-09-18 Thu
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- サイト運営
- Communication
「ネット上に公開された文章は、賛同・批判という目的を問わず、それを引用しても良い」というのが僕の考えなんだけど、ちょっと扱いに困っていたのが、何らかの形でアクセス制限がかけられているウェブサイト。
僕は以前から「mixiってつまらないよなぁ」と公言しているのだけど、それはmixi内の発言を自分のブログで取り上げることに抵抗があるからなのです。
「会員にならないと読めない」ものを誰でも読むことのできる場に持ち出して良いものか、書き手が意図した読み手(マイミク)以外にその話題を広めて良いものか?
アクセスコントロールのなされたサイトへの言及は、その内容の真偽を検証できないことから、読み手に対しても不親切だと思うし、言及元との(閲覧許可がなされているという)信頼関係が崩れることになるので、これまでは消極的だったのですが。
この「アクセスコントロールされているウェブサイトへの引用・言及は行わない」という考えは、今後捨て去ることにしました。
以前Yahoo!ブログの「ファンぽち」機能がやっぱりおもしろいにおいて、(Yahoo!ブログの)ファン限定公開記事は「限定記事」であることがわかりにくいという事を書いたのだけど、最近、Yahoo!ブログに限らず、言及をしようとしているそのウェブサイトが、アクセスコントロールされているのか否かがわかりにくいところが少なくないことに気付きました。
はてなダイアリーでアクセスコントロール(プライベートモード設定)されている所を訪問しても、閲覧許可対象になっていたら、プライベートモードであることがわかりません。
また、FC2ブログにも「ブロとも」というアクセスコントロール機能(FC2インフォメーション 【ブログ】「ブロとも限定公開記事機能」公開のお知らせ参照)があるのだけど、これも「ブロとも」登録者がログインしている状態では「ブロとも限定公開記事」であることが判断できません。FC2ブログには、パスワード入力によるアクセスコントロール機能もあるのだけど、こちら場合は一度入力をしておけばクッキーに保存されるため、アクセスコントロールされているブログであることを忘れてしまうかもしれません。
このことから「言及しようとしている相手のブログが、アクセスコントロールされているところか否かを判断するのが面倒」というのも大きな理由ではあるのだけど。
どちらかと言うとホンネはこっち。
「アクセスコントロールされているウェブサイトの内容を引用・言及するのはマナー違反」という考えが普及してしまうと、それを批判や言及の回避理由にして、自らは他者への批判を行うトンデモさんが出現しそうな予感がするから。
というか、現にそういう人が結構いたりするわけです。
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