誰もが幸せになれる匂いをつくりたい---フィオラは間違いなく 幻書に選ばれし読み姫だった・・-
しかし--それは人の欲望によって
とんでもない「もの」をうみだしてしまうことに--
揚げパンってのも幸せな匂いがするよね
せつないお話でしたが---
前回の二人との接点はなしで・・ちとガックリでしたわ-
。
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家出をして追いかけれていたフィオラのおかげで
1時間も並んで手にした大好きな
揚げパンが宙に舞う事に----
青ざめるダリアン-----気持ちわかるよ・・(笑)
彼女の父からあげパンを弁償してもらい上機嫌なダリアンですが
彼女は有名会社の令嬢で調香師。
そして幻書の持ち主なことが明らかに---。
「あなたっていい人ね」そう言う彼女は明るくてかわいらしい人・・・
なんと匂いで人柄や考える事までわかるというのだ---。
「寒い冬の朝ベットでうとうとしている時
夏のこかげ・秋の夕暮れの澄んだ空を見上げた時--
あぁ幸せだなって思う時あるでしょう。
匂いは人の記憶を呼び起こしたり 感情に影響を与えたりできるの
私は そんな匂いを つくりたい。
その為に 祖父は 私に 本をくれたのだと思うの。」「この犬女!」とあいかわらずなダリアンだけど
かの女の事は 気に入ったよう---
しかし物語は急展開。
父が---会社の皆がパデューク商会に 殺されたのだ。
全ては彼女が生み出した
ヒット香水「レリック」のせい。彼女はそれが失敗作--だと知りながら
金儲けのに走る父に 逆らえず、
薄めて使う事を許可してしまったらしい。
家出はその為のささやかな反抗
しかし父はその「原液」をパデューク商会に売っていたのだ。
それはもはや 香水ではなく---
人を 陶酔させ 狂わせる
麻薬だったのだ
ヒューイをかばい銃弾に撃たれた彼女を幻書で救ったダリアンですが
彼女はヒュイーを香で眠らせ、ダリアンを縛り
-単身パデューク商会にのりこんでしまう。
2人が駆けつけた時――
無数の死体が散らばる中、虫の息のフィオラが。
全ては自分の責任----
これは贖罪。すべては罰だと笑うフィオラ---- 幻書といえど2度は生き変えらせることはできないらしい--
でも医者に見せれば大丈夫だ---そう励ますダリアンに
「嘘をついてる匂いがするよ。
でもとても優しい匂い・・・ありがとう」屋敷は焼け すべてが消えた・・・。けれどそこには
「いい匂い」が漂う事に。それは幸せの 香り---?
幻書は「読み姫」を間違えてはいなかったはずなのに・
この結末に 悲しそうなダリアンが印象的でした!!
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