アーリーリタイアを目指す人はポートフォリオをどうすべきかを色々と考えているようです。
私はポートフォリオについてあれこれ考えるのは時間の無駄だと考えています。
きちんと分散して投資すればポートフォリオの少々の違いによるリターンの変化は運だと思っています。
ベーシックなポートフォリオを目指すのであれば誰が考えようとそんなにパターンはありません。
誰かのポートフォリオを好みで選んでそのまま真似ればよいと思っています。
ただしリスク許容度についてはしっかり考えておく必要はあります。
一人暮らしか家族がいるか、両親の面倒を見る可能性など人それぞれだと思いますが、安全資産として定期預金や国内債券をどの程度持つかを考えておきましょう。
ベーシックなポートフォリオであれば余計なことを考える必要はなく余計なことをする必要もありません。
ある資産が割安だからポートフォリオを組み替えようなどと考えないことです。
各資産残高の推移によってポートフォリオのバランスは崩れるので、元に戻すために定期的にリバランスをしておけば自然と割安な資産を購入することになります。
私が考えるポートフォリオは以下の通りです。
日本株 50%
日本リート 3%
先進国株 35%
新興国株 12%
私は債券は持っていませんが、債権を組み入れている人のほうが多数派でしょう。
ちなみに現預金は常に100万以下です。
私は扶養家族がいなくて、自分の病気や失業ぐらいなら対応できると考えているからです。
ではポートフォリオを守っているのかというとはっきり言ってずれっぱなしです。
日本株が60%を超えており、ろくにリバランスをしていません。
何故かというと日本株のみはインデックスでなく個別株投資をしており、現在の日本株が割安と考えていることと個別株投資が楽しいために日本株を買いたくなってしまうのです。
私は資産運用には興味がないのですが、ビジネスには興味があり決算短信などを読むのが好きで、期待できそうな会社に投資するのが楽しいです。
あとは株主優待が届くと嬉しくなるので優待を実施している会社の株を買うのも好きです。
一つの会社には最大でも50万しか投資しないことと保有株の業界を満遍なく分散することは心がけていますが、資産運用というよりは趣味として考え個別株リスクは趣味の費用として割り切っています。
まとめると、
ポートフォリオについては悩むだけ無駄なので誰かのベーシックなポートフォリオを真似る。
ただし、趣味としての投資については多いに楽しみ、趣味にかかるリスクは費用として割りきる。
というのが私のポートフォリオの方針です。
ただし私は金融資産以外にも不動産を少し持っています。
これについては次回書きます。
資産運用について様々な本が出版されていますが、実用性という意味では2,3冊読めば十分だと思います。
まともな本であれば書いてあることは同じだからです。
なぜなら普通に考えると結論はほとんど同じになるからです。
私のように資産運用そのものには興味がないという人には「ほったらかし投資術」をお奨めします。
資産運用が趣味の人には全く物足りないと思いますが、そうでない人はこの程度で十分でしょう。
内容は分散しなさいよ、低コストのインデックスにしておきなさいよというだけです。
あとは投資商品の選び方やリバランスについてなどの具体的な投資法が書かれています。
- 関連記事
-
にほんブログ村
定期預貯金 50%
先進国株 10%
新興国株 5%
先進国リート 10%
外貨MMF 25%
日本の将来が不安なので国内株も日本国債も買えません。
しかし円高でも円安でも対応可能にするため国内:外国=1:1は厳守します。
会社勤めを続けるなら、もう少しリスク資産が買えると思いますが
アーリーリタイアをにらむと難しいところです。