web広告は左メニューの方が7%ほど効果が高かった
・左メニューの広告効果と左記事の広告効果の違い。
・Adsenseの収入を増やすエントリクリップ。
広告は左メニューのほうが地味に売り上げが高い
これまで試してきた中では、メニュー上部にぽつんと広告があるタイプが、最も広告効果が高かったですね。
例で上げればGIGAZINEのスタイルです。
右メニューと両方で比較すると、わずかに7%ほど左上の広告のほうがクリック率が高いという結果でした。
ところが2006年から2007年末にかけて色々検証した結果、『左メニューにしたほうが絶対良い』という結果には『ならないと言う事』がわかりました。
左記事効果
当ブログはもともと左メニューブログでした。その後現在と同じ、右2個のサイドメニューの計3カラムに。
さらに昨年、ZAPA氏の影響によって右メニュー一本に転向。
*ホームページを作る人のネタ帳のデザインを変えさせてしまった人は…[Z]ZAPAブロ~グ2.0
その後の結果は以下の通り。
1)ページ滞在時間の大幅な上昇
単純に、広告をクリックしなくなった分、記事を読んでもらえる確率が上がる。上昇2分20秒程。
2)リピーター増加率の上昇
検索→記事に到着→記事を読まず、ほしいコンテンツの広告がたまたま表示→いなくなる。こういう流れが、次のように変わったのではないかと予測。
検索→記事に到着→記事をとりあえず読む→リピーター率の上昇。
3)記事の下部に設置してあるAdsenseの売り上げが上昇
ブログでいうエントリの下のほうに設置してあるAdsense。これの売り上げが上昇しました。
わずか4%程ですが。
4)見終わってから他のページに移動する率の低下
記事から記事への移動率が12%ほど減りました。結構なデメリット。
どちらがいいとは判断できず
左メニュー効果の中には、記事を読み終わった後の、ほかのエントリを探すという率が高いように思えます。
ただ、左での検証が、左メニュー上部に『最新のエントリ』を表示していたのと、右メニューでの検証は、最新のエントリは、ちょっと下がらなければ見つからないという違いがあるため、判断しにくい結果ではあります。
ですが、個人的に感じている事として、ブロガーというのはあくまでも記事を読んでもらってなんぼという存在だと思っています。
その理由は、やっぱり記事を見てくれたという判断が出来る、『滞在時間の上昇』があるからです。
どちらが正しいと言うのはそれなりにメリットデメリット、人それぞれの感性がありますので、判断は出来そうにありません。
ただ、私の個人的なお勧めは『記事優先』右メニューですね。
このほか、Adsenseに関するエントリは以下に。(12のヒントと、12のTipsは全く別エントリです)
今更だけどGoogleAdsenseクリック単価が上がる『Googleブラックリストまとめ』と、その背景
AdSenseでお金を稼ぐための12のヒント
トラフィックを増やさずにAdSense収益を増やす5つのTips
AdSenseの達人が教える12のTips
AdSenseの達人が教える12のTipsを実践してみた結果
ではでは。
本日、また3カラムへ転向。
ZAPA氏の記事では、この形が嫌いなようなので、個人的に恐る恐る転向。Yahooの勢いにのってしまおう大作戦。
追記
返事がありました。
1000px弱時代のWebデザイン
ひとまずほっとした感じです。返信としては、「Yahooの勢いにのるのもありだし、標準横幅が広がった今なら、3カラムも問題ないと思っています」になります。
実際正しいなんて答えはまだ出ませんけどね。
1024x768が多いからといっても、お気に入りメニューをサイドに表示しているユーザーがたくさんいる事から、安心できるレベルではないのは当然です。
でも、3カラムのメリットもそれなりにあると考えておりますので、これからはこちらで検証してみようと思います。
わざわざエントリとして返信くださりまして、ありがとうございます。