コードギアス STAGE 22 「血染め の ユフィ」
なんで「血染めのユフィ」で、「血染めのユーフェミア」じゃないのか、と思っていた。前回のルルーシュの最後のセリフは、「ユーフェミア!!」だったから。でも、確かに「ユフィ」で正解だった。皇女ではない、ただの、ユフィ。そのユフィが血で染まる。以下もう個人的感情が暴走しまくったネタバレ。
…もうさぁ、何度もここで「谷口悟朗真っ黒」とか「大河内一楼はサド」とかプラネテスネタでもコードギアスネタでも書いたけど、この認識は甘かったと。そんな黒だのサドだのなんて軽い言葉で済むモノじゃなかったという事だ。
MBS公式応援掲示板の、大河内さんのコメント:
今後の展開で――
そういうルルーシュは見たくなかった。
そんな悲しい話はイヤだ。
私の期待していたストーリーと違う。
――など、色々な反応も出てくるとは思いますが、どうか最後までおつき合い下さい。僕らスタッフは、「コードギアス」を好きになってくれた皆さんが大好きです。だから……期待してください。
うん。
こんな、胸が引き裂かれて握り潰されるような思いで、ギアスの眼から涙を流しながら、ユフィを殺せと命じているルルーシュを、私は見たくなかった。
ユフィが、笑顔で虐殺をしている、こんな哀しい話はイヤだ。ユフィはそんなに好きなキャラでは正直無かったけど、むごい。ルルーシュが得意げに殺すよりもひどい。
ルルーシュは、ユフィに自分を(たぶん急所を外して)撃つよう、ギアスをかけるという計画を立てる。そうすれば、会場がパニックになり、ユフィを卑劣なだまし討ちをした人間として汚すことで自分が日本人にとっての救世主になれるから。ナナリーには不安を見抜かれ、ユフィのことは「好きだったよ」と過去形で話す。もうこの時決意してたんだなぁ…
シャーリーとの待ち合わせで横暴な貴族にまたしても無駄にギアスを放つ。「借り物の力を自らの能力と勘違いする、貴様の様な屑は人知れず死んで…」って、前半の部分はまたブーメランでルルに返ってきちゃうんだよ!!!このうっかりが!!! なんだかんだ言って、本当に他人の横暴な振る舞いに見て見ぬふりが出来ない男だ…この偽悪者が…だから使いすぎてあんな事に(T_T)(←号泣)
G-1ベースでのユフィとの対話、ユフィが皇位継承権を返上したと聞いて素で驚くルルーシュは本当にカワイイ。「俺の為だとでもいうのか!?」とカッコつけたら
「相変わらず自信家ね。ナナリーの為よ」と返されて「うっ」となるルルーシュはもうこれで完敗。ナナリーの希望をユフィから聞いて初めて知るなんて兄としての立場はいったい(^◇^;)。
「だからルルーシュ、私は本当の本当に大事な物は何一つ捨てていないわ」
「馬鹿だよ、君は…大馬鹿だ」
「君は、俺に取って最悪の敵だったよ」「君の勝ちだ…」
そして、BGMに黒石ひとみさんの「Innocent Days」が流れ、握手する2人…
ここまで持ち上げておいて、さぁ。
地獄の底の底まで突き落とすってどうよ!!
いや、リアルタイムで見ていてこれは落ちるんじゃないかってジェットコースターの上がりが止まったみたいにドキドキしてたけど、でも。
ここまで落とすなんて。
いや確かに!最近左目を押さえてる描写、多かったけど。
マオは確かにギアス能力者の末路の姿なんだけど。
何より、ルルーシュのギアスの使い方、特にスザクに使ったアレなんて本当に「うっかり系」なんだけど。シャーリーも。
これ以上はもう本編の流れを書くのはダメだ。見直すと何度目でもマジで泣いてしまうんだ。
自分のギアスの暴走に気づかず、あんなうっかり発言をしてしまうルルーシュを、責められない。
当初は自分が救世主を気取るつもりだったのに、「私はメシアなんかじゃないだ…」「やめろ…俺に、俺に押しつけるな…罪を償えと…背負い込めというのか、俺が!」と己の罪の重さに呻く姿がもう…
あああ、でも走っていくドレス姿のユフィを取り押さえられなかった運動能力はちょっと責めたくなるかも。
と言うわけで。
昨日届いた、DVD3巻を見ると、初登場のユフィやまだイケイケのルルの姿を見てとんでもなく切なくなるし。
今日届いた、O.S.T.2を聞くと、もう泣けて泣けて仕方ないし。
ちなみにO.S.T.2はもろ曲順表記が誤ってる版でしたが、めんどくさいので交換はしません。
来週は、野球中継で延長したら開始時間が遅れるかもって、起きてさえいれば何分ずれようが関係無いっ!!!
本当に、本当に期待していいんだよね?(って何を…ルルーシュの救いか?ってここからどうすればっもう「ナナリーの夢でしたオチ」とかしか思いつかないんだよぉぉぉぉぉ)
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