汚染

この街。 何もないはずの街。 放棄されたような街。 それが、一気に変わった。 人々が、別の街を放棄して、やってきた。

災害。 それは防ぎようのないもの。 可能な限りの網目を、いとも簡単に掻い潜る。 そしてそれは、重なる。 そうして、闘いが、始まった。

私が経験した不思議体験です。 気ままに更新します。

この地区は思ったよりは安全だ。 ルールは単純なもの。 とにかく誰かと関わろうとしないこと。 それだけ守っていれば過ごす事は出来る。 むやみに関わるから不安全になる。 自分の事だけ考えてていればいい。 過去の住人がそうだったようにね。

上部都市。 その下にある区画。 廃液と排煙の廃棄される場所。 冬でも暖を取れることで人が集まった。 いつの間にか人が住みはじめる。 そこは一応、街と呼ばれている。 今日も、街の空気は汚い。

汚染区画。 そこへ入ったらどうなるのか、わからない。 少なくとも危険である事は間違いない。 そのために視覚化フィルターが作られた。 それを元に汚染区画を策定する。 こうして汚染区画は広がっていった。 そこに明確な線は存在しなかった。

かつて、地上があった。 そこには人が住んでいた。 当たり前のことがなくなった。 ただ、地上に住んでいなくてよかった。 その気持だけはたしかにある。 エレベーターの扉はまだ閉まったまま。 いつか、開くことができるんだろうか。

放棄区画。 そこは昔、大きく賑わっていた。 それが、あの事件以降めっきり人が減ってしまった。 華やかさは、荒廃をより際立たせる。 残酷なほどに、朽ち果てて、誰もいない。 そんな中に、画面がいくつも、置いてある。

今回はポッチャマとハリマロンが犠牲になりました。 前回のようなえっちな展開は無いため、R18設定はしてません。 前回の話で堕とされたヒバニー、シャワーズ、リーフィアがポッチャマとハリマロンを襲いかかる話がメインになってしまったのでベトベトンとダストダスの出番が少なくなってしまったのが反省点かなって思いました。 汚染され、悪堕ちしちゃうの良いなって思うようになってしまったのでたまに書きたくなります。 悪堕ちしたら肉体改造しろって偉い人が言ってたのでちょっとその辺も頑張ってみました。 誰か絵とか漫画とかにしてくれないかな(他力本願)

風。 それは様々なものを運ぶ。 ある時は心地好さを、ある時は涼しさを。 またある時は、種を。 そして、悲しみや絶望を。 風は、無自覚に、無慈悲に、運んでくる。

安全な地下世界。 この場所ならば、汚染されることは無い。 一歩でも地上に出てしまえば、たちまちに汚染される。 そうならないためにも、地下からは出ない。 まして行き来なんてとんでもない。 それは、不可能なことだ。 そして、意味のないことだ。