概要
ZEOD RCは日産自動車が開発した電気駆動のレーシングカー。2014年、ル・マン24時間レースの革新的な技術を搭載したマシンのための特別エントリー枠「ガレージ56」にエントリーした。
そのボディ形状は2012年の「ガレージ56」にエントリーしたデルタウイングを彷彿とさせ、フロントノーズが車幅の約½、フロントタイヤの幅も約10cm程度という奇抜なものであった。
誤解されやすいが完全なEVではなく、現在日産の看板技術であるe-POWERと同じシリーズ式ハイブリッド(エンジンで充電するタイプ)である。
ル・マン24時間の歴史上初の電力のみ1周走破に成功したが、30分も持たずリタイアした。